お預かりした生徒さん一人一人へ指導者としての目標があります
心がけ・・・としてもいいかもしれません
教室内では特別に言葉にしては伝えません
時に、それは保護者の方だけでなく生徒さんへのプレッシャーとなる場合があるからです
ここでは、こっそり書きとめておこうと思います
『学年を越えて学習していくこと』
これが、一番の目標であります
が・・・誤解があってはならないので付け加えます
あくまでも
その子に合った箇所を学習していくことの積み重ねで
この目標を達成すること
これが重要です
無理矢理!!!は絶対にダメです
(時々、父兄の方の方が焦って、大量にプリント要求し、進度を速めようとする場合があります)
入会当初の目標は『継続学習』です
毎日コツコツ、決まった分量、あるいは決まった時間座って学習することが
一番大事なので、かなり楽チンな場所から学習スタートします
最初、生徒さんにあまり負担になっては継続学習できなくなるからです
『先生~ちょっと、こんな簡単な場所から学習させるの~?』
と、心配になる父兄の方もいるかもしれません
大丈夫です!
自分に合った学習とは、知識のことだけではありません
その子の集中力、作業力も合わせて見なければなりませんし
また、そういった総合的な力が育って
初めて『学年を越えて』いけるのです
『学年を越えて学習する』という目標を実現するために
あれやこれやと、日々指導を工夫します
「別に学年を越えて学習なんかしなくていいです・・・自分の学年ぐらいで・・・」
という、謙虚な父兄の方のご意見もあります
そういっても、公文式を継続的に学習していけば
知らずうちに学年を越えてしまうのです
ただし・・・すぐというわけにはいきません
先ほどもお話しましたが、学年を越えていくには
知識面だけでなく、集中力、作業力など総合的な力が必要です
その力を育てるのには、少々時間がかかり、その子なりの成長があります
ただ、育てなければ育たない
色々な力を育てるためにも『継続学習』は必要です
1年、2年、3年・・・その子なりに力をつけて育てて
結果、必ず学年を越えて学習していくでしょう
その力を育てるのが、公文式学習法なのです
『学年を越えた学習』を達成した生徒さんには
3ヵ月ごとに公文から『賞状』が送られます→『進度一覧表掲載認定証書』
『学年を越えた学習』を目標とすることは生徒さんにとって
とっても有益でいいことであるのは間違いないのですが
それについては、またの機会に書きたいと思います