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September 28, 2010

転職のThreshold

仕事をしていれば一度は心をよぎる、転職。
大学ですら転職がより一般的なアメリカにいれば、当然常に頭の片隅にはある。

今の大学には、今年度は勿論の事、
来年度もかなりの確率で残っているはず。

でも5年後にいる可能性は5割を切っていると思うし、
10年後にいる可能性は2割に満たないと思う。


では、いつ、どうやって動くのか…


ふと現れたそこそこ魅力的な求人情報にふらっと心が動きつつも、

そもそも自分は売りに出せる状態であるのか、

今ここで転職活動にエネルギーを消費するのが正しいのか、
研究に集中して来るべき時期備えるべきではないか、

仮に行けたとして、、、

この程度の大学のランク差で、現在の学科でかなり大事に
育ててもらっているメリットを捨ててまで動く意味があるのか、

今の学科に迷惑がかかるが、それはなんとかなるのか、

長期的に自分の人生のバランスとしてより良いのかどうか、

色んなことが頭をよぎる。



どの程度の「差」であったら飛びつくべきなのか、悩ましいですな。

普段は迷ったらとりあえずやってみるのだけど、
今回は、応募する事自体の影響も大きいので。



超のつくくらい事なかれ主義で、
退屈なくらい平和で、平凡に幸せになりたい、と願ってきた自分が、
何でこんなに安定とかけ離れた状況になっているのかは、
人生の七不思議のひとつです。


mi_wa_fl at 11:28|PermalinkComments(0)

September 06, 2010

Taking off

最初の2週間をとりあえず終え、少しずつペースを取り戻してきた最近。
2年目になると格段に楽になる、というのはやはり本当だったよう。
75分授業の準備、1年目はひとコマに付き8時間かかっていたのが、現在は平均3−4時間。
75分をぴったり使い切る分量も心得てきたので、時間が余ったり足りなくなったりすることも減ったし、足りなくなりそうなら端折る要領、余りそうなら追加ネタで乗り切る要領も心得てきた。

…とはいえ、まだ毎回授業前には緊張するし、授業中は冷や汗をかくこともしょっちゅうだし、学生の評判はかなり気になってしまうけれど。


勿論、今年に求められているのは研究。

1年目は仕方がないといってもらえるものの、今年からはかなり力を入れていかないと3年目のレビュー、ひいてはテニュア審査に大きく影響する。
勿論、毎年のお給料にも。

Teachingは悪いとお叱りを受けるという感じだけれど、Researchはお給料の額や転職の有利さに直結している。
Richard FloridaのThe Rise of Creative Classでも大学の教員はCore of Creative Classに数えられていたけれど、研究におけるCreativityでお給料をもらっているはずの職業なのだ。
学生から見ると、Teaching以外の時間なんて遊んでいるようにしか見えないだろうけれど…

今年は自分自身に気持ちよく働いてもらえるよう、生活のパターンを作っていければと思っている。
アパートも気持ちよいところに移ったし(移った経緯はさておき)
車も惚れ込んだものに買い替えたし(買い換えた経緯はさておき)
今度の冬休みもその次の夏休みも楽しいイベントが待っているし、
その楽しみたちにかかるお金のためにも(苦笑)、仕事も楽しくやっていきたい。

とりあえずは仕事場の机の高さを直してもらおうと思います…
高すぎて、いすを快適な高さにするとキーボードが高過ぎて腱鞘炎になり、キーボードの高さに合わせていすを上げると足が床にまともにつかずに腰痛になってるので。。。


mi_wa_fl at 06:20|PermalinkComments(1)

February 04, 2010

二次面接中

3ポジション分のキャンパスインタビューで
かなりの人数をよんでいるうちのDepartment。
相変わらず一人につき二日間を死守しているので、
週に二人ずつ、月火・木金と候補者が来る。

1.5時間の授業デモ、1.5時間のセミナー、
30分の個人面接、そしてランチ。
私が候補者にかける時間も一人につき5時間程度なので、
自分にとっても授業との両立を試される、
道場のような期間となっている。

二次面接では一次と違って、研究だけでなく
プライベートな話もかなりする。
勿論研究のレベルや質問応対がアウトなら『なし』だし、
Teachingがひどくてもかなりポイント減なのだけれど、
やはりFacultyやDepartmentとの相性は無視できない。

あるポジションは誰にオファーを出すか既に決めたのだが、
会議では様々な角度からの意見が出るのだ。

一番強いのはコラボしたい!と思わせることだけれど、
物事の考え方、捕らえ方がDepartmentやうちの専門の性質と
相性がよいかどうかも話題となるし、重要視される。
(例えばSustainabilityに対する考え方、態度)
それよりは弱いが、個人的に話しやすいか、
一緒に働きやすそうかということもカウントされるし、
学生からの意見もFaculty同様取り上げられる。

自分の就活の際、「大学関係者が誰一人いないところに
出るまで決して油断するな」とは聞いたけれど、
確かにそうなのだろうと実感。


ちなみに、こちらから既婚・未婚の別を聞いたり
子供の有無を聞くのは違法なのだけれど、
彼ら本人からそういう話をしてくることは珍しくない。
一緒に仕事を探している奥さんの話を聞かせてくれたり、
生まれたばかりの子供の写真を見せてくれたり。

研究だけでなく個人的な話でも盛り上がると、
ついうっかり仲良くなってしまいたくなるが、
リサーチが面白い上にとても良い人だったりしても
3人中1人しかオファーは出せないわけで、複雑だ。

特に、未だにCandidate側の気持ちである自分には
相手の不安や緊張が手に取るようにわかるので、
うっかり仲良くなると会議での判断が辛くなる。
さすがに覆すまでには行かないけれど…


ただ、Candidate側の戦略としては、
『Departmentの懐に飛び込んでしまう』ことは
マイナスにはならない印象だ。

口では「もし来られたら…」と言いつつも、
相手に話しかける時や質問する時は、
Offerをもらった後の面談であると思い込んで振舞う。
そうすることで熱意も伝わるし、
こちらも共に働く姿が創造できるし、
お互いに深いコミュニケーションができるだろう。

たとえOfferを出せなくても、相手に惜しまれたなら
ひとつの良い評判が形成されて残っていく。
そういう一つ一つがじんわり効いてくるに違いない。



mi_wa_fl at 14:38|PermalinkComments(0)

January 18, 2010

1次面接を終えて

Job Marketに出ている人・これから出る人への覚書。
学会(AEA)での1次面接、及び、そこに来ていない人のTelephone interviewを終えての感想及び考察を。

私が立ち会った面接は10件弱。
1件のTelephone interviewを除き、全員がEconomistとして会場に来ていた人たち。

成功例として最も印象に残った例。
とにかく頭のよさを披露してくれた。
Sharpな人、と言う印象を与えたポイントは、論文の説明のクリアさ、今後5年間の研究計画の確かさ、Grant経験で学んだ事を簡潔にかつ雄弁に語れた事、そして彼女の研究意義をPlanning Contextに落とし込む議論の鮮やかさ。
それに加えて、熱意にあふれた落ち着き、とでもいうべき、ポテンシャルを感じさせる態度があったこともあるだろう。

半分成功例としては、『大人態度』が上手かった人。
非常に自信たっぷりで、研究成果とそれに関連した話題の展開が見事だった。
だが、大学教員はそういった『度胸』はそれほど重視しないため、面接でだいぶ評価を上げたものの、学歴+Publication recordの弱さをカバーするには至らず本命グループではなく予備グループ入り。

『微妙』ライン例は、自分の論文を雄弁に語る事ができても、それを上手に広げる(われわれの興味に関連付けたり社会的意義を説得する)ことできない場合。
我々の興味を引ききれないので、うちが採用したい、とまでは思わせられない。やはり弱い。

失敗に結びつくのは、論文のクオリティが評価されなかった場合以外に、自信のなさそうな態度や、簡潔すぎる説明が挙げられる。

ある人は、論文の説明や研究計画の説明を求められたときに毎回3文程度で終わってしまったという。
本当は優秀なのかもしれないけれど、自分の分野を熱心に語ろうという姿勢が見えないのは今後学者として周りとコミュニケーションをするうえでマイナスである、と言う判断が下されていた。

留学生の電話インタビューだったので、緊張やシャイさによって言葉が続かなかったのだろうかと勝手に想像してしまう。
話し方で損をしてしまったな…と私は同情を禁じえない。
英語が下手な自分には他人事じゃないし。


Mid-careerの人になると、もう少し話は具体的になる。
今まで教えた授業の事、そこでの苦労の事。
その人が研究においてどういった環境を望んでいるのか、それがこちらに用意できるものであるのか。
『自分優秀です、野心あります、頑張ります、やる気あります』のなかでのバリエーションを判断する新卒採用とは非常に趣を異にする。
お断りした方もいるが、どちらかというと『その人にとってうちにいるのは幸せではないだろう』という判断だった。
当然のことながら、こちらの方がきちんと『運』や『演出』に惑わされずに選べているという手ごたえがこちらにもある。


就職活動において、頭の良さや余裕の『演出』ができるのは勿論有利。
アカデミアでは論文という明確なトッププライオリティがあるので民間でほど重要でないものの、ボーダーラインにいた場合には左右する事もあるかもしれない。

まあ、うちみたいに専門分野のマッチングでほとんど決まってしまっている場合は、優秀なのがわかってもお断りしたりしているので…参考になるかどうかわかりませんが。


最後に。
プライベートに関しては比較的オープンにしているアメリカ人が多かったのが印象に残った。
就職セミナー(大学の)に行った時は、結婚しているかどうかや子供の有無は質問する事が禁じられているのでオープンにする必要なし、と言うお達しだったが、結婚指輪をしてくる人がほとんどだったし、妻や夫の職業の話、子供が生まれた話などをする人もいた。
こちらとしても、パートナー採用の心配は勿論あるけれども、その心配が必要なのかどうかも含めてオープンに話ができるのは悪い事ではないなというのが私の印象。
まあ、悪く取る人もいるかもしれないのでギャンブルだけれど。。。



mi_wa_fl at 03:10|PermalinkComments(0)

December 05, 2009

Faculty Search

学期も最終盤となったところで、とうとうFaculty Searchの第一段階スクリーニング開始。
例年この大学は1月からはじめているようだけれども、今年はエコノミストを採るかもしれないこと(その場合1月初旬の学会にはある程度候補を絞っておきたい)と、3ポジションも同時進行なのでかなり忙しいことにより、今年は12月より開始とされた。

今日はそのうちのひとつのポジションのスクリーニング。
都市計画系学科はどこにでもあるわけではないこともあり、Ph.Dの数も比較的少ない。
今日のポジションは締め切りまでに50程度の応募があった。

このポジションの募集広告はかなり一般的な分野で出されており採用ランクもAssistant / Associateとなっているのだが、実はResearch Centerからお金が6割出る予定である都合上、なるべくAssociate levelがとりたいと言う。
しかもそのResearch Centerでその分野のリーダーとして活躍してもらわねばならず、しっかりGrantを採ってきてくれて(そのResearch CenterはGrantから研究費および給料を出す仕組み)、××学部の○○先生や○○先生とコラボ出来て、△△の方面の人材が足りていないのでそれを補強してくれて、、、で、勿論Urban PlanningのDepartmentの中で不足している側面を補える人でなくては困るという。


…そんな都合よく当てはまる人はほとんどいない。。。


第一段階終了の結果、真剣に考えられる候補者は2人。
予備軍があと4人となった。

いくらなんでも、推薦状も読んでおらずSample Paperの精査もしていない状態(たぶんみんなタイトルしか見てない)でこれしかいないではどうにもならないので、追加広告&直接良い候補者がいないか聞いてまわる事になった。

Departmentが小さいのにトピックに幅のある学問だからと言うこともあるだろうけれど、本当に内部事情の影響が大きいようで。
"お見合い"とはよく言われるけれど、釣書き審査でここまでいなくなるっていうのは…例えてみれば実家の事情で要求事項の多いお嬢様が婿探しをしているような。
レビューしながら自分の昨年の失敗も色々思ったものの、運の所為も大きいということを実感した。


ちなみにCV & Cover letterをレビューしていて思った事をいくつか、昨年の私の反省もこめてメモしておきたいと思う。

1)自分の名刺となる研究の専門分野ははっきりさせるべし。
(あれもこれも書いてあっても、結局何もできない人に見えるし、論文の本数が多くても分野が散っているのはマイナスの印象)

2)それでも専門が狭すぎるのは特にTeachingにおいてマイナス、フレキシブルに教える能力はあるということを示すべし。
(非常に狭いDissertation topic以外に何がやりたいのか・できるのか全くわからないCover letterも見かけた)

3)うちだけかもしれないけど…最初の段階のスクリーニングでは、PublicationはCVの中にある情報しか見てない模様。
まあ、50通全部ペーパーを読むわけないんですが、Abstractも第一段階突破しないと見てもらえないかも。論文のタイトルはわかりやすくを心がけて。

4)Cover letterは、読みやすい程度の空白を持たせた上で2ページくらいまでにしてほしい。長すぎるとかえってキーワードの拾い読みしかしません。逆に1ページで完結していたらちゃんと読む。

5)CVは…典型的なフォーマットに従ってほしい。
こちらはなるべく早く必要な情報を取り出したいので、凝ってかわった配置とかにされると面倒。

6)うちのように分野に対する要求が細分化している学科では、学校名は第一段階ではあまり見ない。むしろ、何が専門で、どんな論文をどこに発表しているかで絞り込む。
ただし、あまりにも無名大学(知られているJournalのAuthorの肩書きでは一度も見た事がないようなところ)だとさすがにないかな、という感じ。

7)でも、勿論専門がマッチしていたら有名大学の出身である事は良い印象を与えるし、こちらからActiveに探しに行く時には、○○大学がこの分野は強いから、ここの卒業生でイキのいいのがいないか聞いてみよう、という事になるので有名大学にいることのBenefitはゼロではない。

8)よく言われることだけれど、必ず右上に氏名をヘッダーで入れてほしい。ページ数もどこかわかるところに。
学校の共用プリンターで印刷したり、山ほどのCandidateの中からばらばらとめくって情報を探すときに必須です。


あと2ポジション分…合計120−150通くらいあるであろう書類を全部見たら、少しは良し悪しの判別も早くなるんだろうか。
日々訓練…といいつつ、実はもう気力限界に近いんですが。。。


mi_wa_fl at 12:13|PermalinkComments(0)

October 18, 2009

授業のスタイル

TAを始めた頃から自分なりの授業スタイルを模索してきたが、
ようやく落とし所が見えてきたような気がする。

東京の師匠の、賢さを前面に押し出した授業にも憧れつつ、
私には、特に英語で授業をしなければならない状態の私には、
技術的にも性格的にも無理なこと。
言葉の詰まりや単調な言葉選びでは相手を圧倒するような
賢さの演出など程遠いし、
成功した際に受ける尊敬の眼差しも苦手だし、
何よりも自分の授業のゴールは「わかってもらう事」だからだ。

「人は喋るスピードの7分の1しか理解できないんだよ」
と、言われたのは修士論文のプレゼンに大失敗した時の事。
「だから、伝えている間は伝える事に専念しなさい。
 余分な事を頭で考えながら喋ったらだめ。」

よく要旨のまとめられたスライドを用意する事。
ゆっくり、具体的な例を持って、
語りかけるように生徒に向かい合うこと。
アメリカの師匠の授業スタイルを、
もう少しフォーマルにしたような形が最終目標。

先輩TAや他の先生の授業スタイルを真似しようとして
授業にStructureがなくなったり、時間配分が読めなかったり
ひどい失敗したけれど、そろそろ迷いが取れてきた。

アメリカの師匠のように、
学生からTeddy Bearと呼ばれつつもとても尊敬されている、
20年後そんなおばちゃん先生になれる事を目標に精進。


mi_wa_fl at 14:19|PermalinkComments(2)

October 04, 2009

学会

就職後初学会 @ Washington DC。

個人的に知り合いが増えただけでなく、同僚たちは事あるごとに「この子うちの新人なの、宜しく」と紹介してくれるので、学校のサポートが皆無だった昨年よりもはるかに居心地が良い。

今の場所に決まったときは中西部の田舎町でどうなる事かと思ったものの、少なくとも人には非常に恵まれたようだ。

ある有名な先生は、うちのDepartment Directorの事を
「あれほど良い人かつ賢い人はいない、Departmentの事だけでなくFaculty個人個人の将来のことも真摯に考えながら仕事ができる、稀有な人だ」
と評す。
実際、誰からも好かれ、慕われている彼の下で、様々なケアを受けながら育ててもらっている事を思うと、この大学に来たのは非常に当たりだったのだろうとも思う。
他の同僚も友達に限りなく近いくらい良くしてくれるし。

彼らに恩を返せるほどまでここに長くいる可能性は低いと思うけれど、少なくともその歳になった頃に、若いFacultyのお世話をする形で返していけたらと思う。
まずは、世話のし甲斐があったと思われるくらい成長しなくては…


mi_wa_fl at 11:37|PermalinkComments(0)

September 13, 2009

Faculty Meeting

毎月恒例のFaculty Meeting。
3回目なのでようやく議題についていけるようになった。
そして、今回からは学生代表(1年生代表と2年生代表各1名)も参加。

参加した学生代表からは授業に対するリクエストやコメントがあり、先生たちがそれに対してひとつづつ答えていく。
その後、他の議題に移っても彼らは残っていたところを見ると、今後継続的に学科運営に参加していくということなのだろう。

Design Schoolにそういう制度があったかどうかは全く記憶にないのだけれど…


Student Issuesの他の議題は、講演会のセットアップやら、新Faculty採用の募集要項やスケジュールについてやら。

新しいFaculty採用は今年の超重要事項。
Retireする人のReplacementやら他学科とのJoint採用であることもあってかなりSpecificな希望が固まっており、それを確実に取るべく今後各所に働きかけて行くよう。

残念ながらあまりにSpecific過ぎて私の知り合いには該当者がいないけれど…
募集要項は非常に一般的な記述をしているので、知り合いも応募してきたりするのかもしれない。

ちなみに、募集要項が割と一般的な記述をしているのは、「その方が正直に自分の強みをアピールしてくるから」なのだそうで。

…昨年応募者側で苦労した身としては、それを聞いて複雑な気分。

採る方は確かにその方が良いんでしょうが、、、
無駄打ちして落ちて、落ち込む方も辛いのよ。と思う。


と、言うことで、今年度は採用側。
Conferenceでも色んな人と会うことになりそうだし、冬には9人も1対1で面接することになるし(3ポジション*3人候補者)、勉強になりそうです。


mi_wa_fl at 11:17|PermalinkComments(0)

April 22, 2009

H-1B追記

アパートも探し、車の購入も決めた今日この頃。
なかなかすんなり進まないのがビザ。

H-1Bをファイルしているところなのだけれども、ぽろぽろと追加書類要請が来る。

これまでに提出したもののまとめ。

・Visa statusやPassport Information、出身地、
 国籍情報、これまでのビザや就労履歴をまとめた書類
・パスポートのコピー
・I-94のコピー
・I-20(これまで取得したものすべて)のコピー
・最終学歴学位取得証明書
・最終学歴成績証明書
・ビザ申請期間中の海外渡航予定
・今回のビザの取得予定地

必要だったかわからないけれどもついでに提出したのは
・Employment Authorization Cardのコピー
・ポスドクのJob offer letterのコピー

事務のこのプロセスに対する慣れ具合で非常にかかる時間が変わる。
現在州の就労認可を得るプロセスには書類提出終了したらしく、
今連邦政府の提出書類を準備中だとのこと。

私の場合、これまでに取得したI-20が多く、手元にないものもあるので大変。

語学学校の時のもの(2003)、
修士の時のもの(2004)、
博士入学時のもの(2005)、
世銀でインターンをするために変更を加えたもの(2007)、
OPT申請時に変更を加えたもの(2008)、
卒業延長申請で変更を加えたもの(2008)、
OPT受理&ポスドク就労先が明記された最新のもの(2008)、

と、合計7通。

後に必要になるなど思ってもいなかった語学学校や修士、早い時期の博士のものはもう手元にない。捨ててしまったかも。
HarvardからのものはInternational Officeがコピーをとってあるからいいけれど、語学学校のものなんて、学校側も捨ててしまっていた。

多分事情を説明するLetterを書けば大丈夫なのだけれども(OPT申請時はそれで通った)、なんとも面倒。

皆様ちゃんとI-20はすべて保管しておきましょう。


あと、学校側にしつこく確認するのもお忘れなく。
ビザサービスは$1000追加で払えば15日でプロセスしてくれるというのもあるけれども、それはきちんと政府に完成ファイルが届いた後の話。
その前の大学事務が仕事する時間は入っていないのでお気をつけて。。。




mi_wa_fl at 03:18|PermalinkComments(0)

April 09, 2009

Academic Job Hunting 〜 OfferのNegotiationとVisaのこと

Offerを頂く時は電話と相場が決まっているらしい。
メールが発達しても、やはり直接話すことが大事なのだろう。

…電話が日本語ですら苦手な私には、
 英語電話なんて本当に嫌で仕方ないのだが。


相手がInterviewした先の大学であることを確認して電話を取ると、
先日のInterviewについて"We are impressed your..."とか
"We enjoyed..."とかなんとか、延々と言われる。

が、ここでは全く結果がわからない。
上記のコメントはどんなRejectのLetterにも書いてあるもの、

"But..." が来るのか "So..." と来るのか。

緊張で震えながら続きを待つことになる。


私の場合…
…緊張しすぎて、上手く聞き取れなかった。。。

Offerをくれるって言ったような気がしたものの、確信が持てず、
半分賭けで、そろそろと感謝の意を述べ始めてみた。
相手の反応に訂正の様子はないので、おそらく良いのだろう…と、
徐々に嬉しそうな声にしていく。

先方が、Offerの内容をメールですぐに送るから、と言ってくれて
ようやく安心した。

Offerが出たら、Negotiationのお時間です。

基本給

The Chronicle of Higher EducationやらSalary.comやらで
分野や地域の相場を調べておく。
交渉の余地があるかどうかは大学や分野の文化によるらしい。

私の場合は相場より良いOfferだったのですんなり受け入れたが、
不満がある場合は"Do you have any flexibility?"と
聞いてみるのがよいとのこと。


仕事内容

一般的な大学だと、セメスターに2クラスが要求されるが、
1年目はTeaching Reliefと言ってひとつ減らしてくれるところも多い。
教えるべき教科内容などもこの時点で話し合っておくのがよいだろう。

また、研究・教育・事務の仕事のバランスはどうなっているか、
(Research Universityだと、40:40:20が普通)
必要なサポートや仕事道具は手に入るのかも確認すべきこと。
実験はしない分野なので、私の場合は必要なソフトウェアが
学校でライセンスを持っているかどうかだけ確認。

ついでにTenureの条件やプロセスについても質問しておく。


Fringe Benefit

通常、基本給の3割程度のFringe Benefitがついてくる。
Fringe Benefitとは、Paid LeaveやHealth Insurance、Pensionなど。
都市部ならばHousing Supportのあるところもあるだろう。
きちんとした大学ならリストを作ってあるので見せてもらうと良い。


Start-up cost

Start up packageと言って、研究室のセットアップの費用等も出る。
実験する人にはここは最重要かもしれない。
基本給より交渉の余地があると言う噂もある。

…私は装置や設備はあまり必要でないので、
学校が支給してくれるというパソコンやStart-up costの使い道など
最低限の確認だけでおしまいだった。

翌年以降のConferenceなどのFundingや、
まだグラントが取れていないであろう最初の夏のResearch Fundも
ここに一緒に記載されていることが多いので、
わからないことがあれば確認する。


Starting Date

Appointmentの開始時期も交渉すべきことのひとつらしい。
私は何も変更は思いつかなかったけれど…


Relocation

引越費用はTenure Trackなら出してくれることが多い。
大学によっては引越し費用の使い道がフレキシブルで、
家具の買い替えにも使えることがあるのだそう。
私の就職先は使途が限定されていて、家具の移動限定だった。
買い替えや車の移動には使えないらしい。
無理にネゴれば車くらいは通るかもしれないが、
ボストンで知りあいから買った方が安心かも、という程度の
理由だったので断念した。

Relocationに関して私が今回非常に感謝しているのは、
引越費用の他にHousing Search Tripのお金を出してくれること。
予算内で飛行機代・ホテル代・レンタカー代を出してくれるそうで
初めての土地でのスタートにはありがたいことだ。
面接で会ったきりのFacultyと、スタート前にもう一度
ゆっくり会えるのも良い。


回答期限

最後に、回答期限も交渉の大事なポイント。
他の結果を待っていたりする人は、なるべくここでひっぱって、
他の学校に早めに結果を教えてもらえるかどうか、
そっちの可能性はどのくらいあるのかを問い合わせしたりする

…らしい。

もらったものが唯一のOffer、
決める以外の選択肢がなかった私には、関係なし。

1週間以内の回答、とかなり急ぎの要求だったけれども、
Offer内容自体も非常に満足のいくものだったこともあって
たった一度確認のやり取りをしただけで、決めてしまった。

大学のCareer Serviceの人にもOffer Letterを見せて
内容や交渉すべき事項などを確認したけれども、
非常に良いOfferであり、丁寧なLetterだったので、
正直交渉すべきことがほとんどなかったのでした。




さて、仕事が決まったらVisaのこと。

Tenure Track FacultyならばH1Bをもらえるものらしい。
Visiting ScholarやPostdocだとJ1だという。

これを取るのには時間がかかる。

OPTにまだ余裕がある場合はわからないけれども、
私のようにOPTを使い切ってH1Bに突入する場合は以下の通り

 大学が弁護士を通じてWorking Permit申請(費用は大学負担)
 → 就労許可が下りる
 → (日本で?)ビザスタンプ取得
 → (雇用開始の10日前以降に入国)
 ( )内は私の特殊事情かも、です。

申請から就労許可が下りるまでは2ヶ月以上かかることもあるが
その期間はアメリカ出国禁止。
H1Bの身分では雇用開始より10日以上前には入国できないので
働く前に日本に帰りたいときは早めに相談を。

私は開始前に2回アメリカ国外に出る予定を立てていたので、
ネゴって、就労許可が早く出るようにしてもらった。
H1Bの申請にはPremium Processing Serviceがあって、
$1000の余分に払えば15日以内で許可が下りるのだそう。
Start-up packageから差し引いてもいいから、とお願いしたら
すんなり通ったのだが、本当に差し引かれたのかどうかは不明。

必要書類に特別なものはほとんどない。
これまでの就学・就労履歴等の質問に答え、パスポートやI-94の
スキャンを送る程度。
自分で申請した人の話を見ていると学部からの成績証明書とか
書いてあったけれど、少なくとも私は要求されなかった。

今は就労許可待ち。
無事取得できますように…

mi_wa_fl at 11:00|PermalinkComments(0)
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