2008年08月10日

「降りていく生き方」

3年くらい前に読んだ本「降りていく生き方」byべてるの家。
最近まわりで、べてるの家の取材をした人がいて、思い出しました。

べてるの家というのは、精神障害者が北海道浦河町につくったコミュニティのこと。1970年代くらい?かな、向谷地というクリスチャンのソーシャルワーカーが、行き場のない二人の統合失調症の人といっしょに、教会の片隅に(2階だったかな?)住む場所を借りて、昆布のパッケージの仕事を始めました。

それからべてるの家には多くの統合失調症の患者が集まるようになり(今は100人くらいかな?)、今は会社として成り立ち、昆布のパッケージをして、教会ルートで販売しているらしいです。別個に、授産施設もあり、そちらは国の援助を受けていると思います。シフトは自由で、体調が悪い日は4時間の予定でも2時間にしてもらうとか(その代わり給料は安くなるが)、人のやりくりができるため、当事者いわく「安心してサボれる会社」らしい。

こんな、欲望充足型の社会で、上昇志向で、絶えず物を足していくというプラスの思想のもとで私たちは生きているけれど、要らないものを手放していくというマイナスの発想で生きて生けたら、ありのままの存在で生きていけるかも。豊かな世界観だよね。「必要でないものを手放す」ことをさ、みんなで追求したら、どんなことが起こるんだろう?

うちの会社は、外資系金融機関で、資本主義を絵に描いたような会社なんだけど、サークルがいくつかあって、それの一つにみんな所属しなければならないらしい。

それで先日「降りていく生き方」サークルを提案したのだけど、具体性がないのと、金儲けに反する考え方なので、誰も見向きもしないと思う。金融機関だからこそ、そういうのをやってみるのが面白いと思う。

うちの会社は、やたらダイバーシティ(多様性)という価値観を掲げていて、私はもうくどいから聞きたくないんだけど、そんなにダイバーシティというなら、降りていく生き方も認めて欲しいよねー。だからといって仕事をサボるわけでもなし。






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コメント一覧

1. Posted by きっと田中   2008年09月08日 21:12
はじめまして。
ロベミンを検索したら、ここが出てきて
勝手にお邪魔しています。
なるべく、自分も
こうでなければならないという
決め付け方はしないようにと
心がけていければと思います。
2. Posted by mia_miew_makofish   2008年10月24日 23:35
そうですね。
「…であらねばならない」と思っていると、
苦しいと思います。


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