A Time To Keep

手芸 料理 観劇 読書など・・・ 私にとって大切な時間

ここも我が家から近い。今まで2回学校見学をしてるけど、いつも暖かな音楽に迎えられて嬉しい。Kは初めての訪問。高校生たちのブラスバンド演奏の迫力に感動したそう。開会式後コース別に教室に案内される。これは、あらかじめネットやFAXなどで希望をいくつか書き、予約して、23のコースの中から決められる。
Kは図形の秘密を知ろうというもの。どんなことをやるのか楽しみにしていたら、案内されたのはマルチメディア室。このコースの正式名称はパソコンを使って図形の秘密を知ろうだったのだ。個人差が大きいと思うのだが、Kは家庭で滅多にパソコンには触れない。嫌ってもいないけど、さほど興味も持っていないのだ。中にはパソコンの前を離れないとか、チャットに夢中という子の話も聞くが、Kは違う。後方に座って様子を見る。
三角形の内角の和は180°。これを証明しようということから始まり、ひとつの三角形を3つにコピーし増やし、それぞれの異なる角を1点に集める。「ほ〜ら180°でしょう!」という先生の言葉ににっこりする子どもたち。台形、ひし形などの面積を求める公式もみな知ってるけど、これも証明しましょうと図形の一部を切り取り回転させ長方形にしたり。なかなかおもしろい。Kもできないなりに必死で先生に質問を何度もしていた様子で、終わってから聞くととてもおもしろかったようだ。「もう一人できっとできるよ」と得意げ。パソコンのあとはプリントが配られ、図形の面積を求める問題が5,6題。どれも単純でひねりのない問題。その後生徒さんが子どもにフルーツジュース、親に十六茶を配ってくださり頂きながらインターネットを楽しむ。 閉会式ではハンドベルコースの子たちが早くも生徒さんたちとハンドベル演奏の発表。間に民族服を着てクッキー入りのかごをさげた女の子が歩き、一袋200円ですと販売などしてる。生徒が全面にに入った行事のようだ。キリスト教精神にのっとったものだろうが、私はここの校風はとても好きだな。みんな穏やかで、安定して見える。他にも化学のコースでは鏡を作ったり(そんなものができるとはこの年まで知らなかった!完璧な鏡で驚いた!)、マイナス200℃の世界体験というのも見たかったな。きっとどの子も楽しめたんではないかな。kも帰りには「もっといろんな学校を見てみたい!」と意欲的だった。

ここは非常に我が家からは近い。なのにあたり一面の緑に囲まれて空気がいい。実はここは近い割にはKに向かないという理由で考えていなかった。この学校にはなんとなく運動に強い子が行くというイメージがあって。でもどうやらお話を聞くうち、中学に関してはそうとも言えない様だ。
部活は確かに運動系が多いが、まけないくらい文化系も多い。部活<勉学らしく、成績の振るわない場合は部活を遠慮させるということで、進学校という点を強調されていた。先取り学習なので、高校1年の段階では、内進生だけのクラスと高校から入った子とクラスを分ける。
240名6クラスというのは、公立に比べたらなんてことないのだが、もう少し小規模のほうがいいかな。
書写、卒論(中学)原稿用紙100枚以上、百人一首、読書マラソンなど、国語に力をいれてるようで、国語頭のKにはありがたいかも。英語が週6というのは思ったより少ない。(うち2回はネイティブ授業)
ここのいい点は広さだろう。どこもゆったりと開放的な作りだ。やたらと校庭も広く、野球場なども強いので力が入っている。階段も多いので怪我すると移動が大変。今までの2校に比べると、ホッタラカシ感はある。もう中学生なんだからという姿勢だろう。
見学後、Kの学校参観に行く。雨の中ようやくうちに帰ると、仕事の休みだったSが待っていてホーンテッドマンション 2003/米を観ようという。そこそこおもしろいけどあっという間に夕飯で、あ〜お昼寝しそびれた!もうへろへろだ〜!

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