瀬谷先生の4回目の講義です。
今日は「奈良 室生寺」についてのお話でした。

瀬谷先生は金沢文庫の職員ですから、金沢文庫/称名寺に伝わる宝物をいっぱいご存知です。
今回は重要文化財で「宀一山図」(べんいちさんず)を中心に室生寺の仏像と称名寺の関係を教えていただきました。

「宀一山図」(べんいちさんず)は奈良 室生寺の図を描いたもので、室生寺の山号が宀一山と言うことで、べんいちという略語で呼ばれていたそうです。

なぜ金沢文庫と室生寺が関係しているかと言えば、その昔唐から空海が持ち帰った仏舎利の一部を東寺に置き、東寺からその一部を室生寺に置いたそうです。
仏舎利は本来釈迦の遺骨の一部と思っていましたが、本物の仏舎利が収められて供養した宝石類が、仏舎利と言われているみたい。

空海が持ち帰った仏舎利もこの水晶のような石で、これを崇拝すると有事の時に助かるということで、蒙古襲来の時にこの仏舎利を鎌倉に移し祈ると、摩訶不思議蒙古は2度も来たのに暴風雨が吹き荒れ退散しました。

と言うことで、その後称名寺に移された空海の仏舎利と言うことですが・・・・、実際には、石の種類が大陸のものではないようで。
仏舎利自体は空海の仏舎利ではないみたいです。。。。
こんな裏話をしてくれました。
まぁ、いろいろなことがあるでしょうね。

この講義も後1回になりました。
瀬谷先生のお話が結構面白くて・・・・
このお話、先日金沢文庫で開催された「鎌倉興隆」で、<蒙古撃退の最終兵器>〜カエルが伝える?室生の仏舎利伝説〜と言うことで、漫画タッチで解りやすい説明書が受付に置いてあり、いただいてきました。

瀬谷先生のお話を聞いた後、再び読んでみると漫画なのでより一層わかりやすくて笑えました。
最近、金沢文庫も集客に向けて努力をされているのがわかります。