2007年06月04日

簡易保険の無面接募集に厳重注意

簡易保険とは、正式には簡易生命保険事業という日本郵政公社が取扱う生命保険のことです。民間の生命保険では「死亡保険金」の金額は3億円が上限とされているのに対し、簡易保険では1000万円となっていますが、民間の生命保険の加入が難しいスタントマンなどの危険な職業でも契約することができ、さらに加入する際に医師による健康状態の診査は行われません。

しかし契約の際に、健康状態の告知と郵便局職員による面接が必要であると法律で定められています。

ところがこの簡易保険の契約希望者を面接をしないまま加入させる無面接募集が常態化し、改善も不十分だとして総務省は今月1日、早急に是正するよう公社に文書で行政指導しました。

簡易保険の無面接募集は、平成15年度には625件・16年度には509件・17年度には209件が発覚していました。

自体を重く見た郵政公社は、18年5月に無面接の事例を四半期ごとに減少させる改善計画を総務省に提出しましたが、18年度も68件の無面接事例が発覚しています。

このような現状に対し、「対策への取組み不十分」と総務省は判断したようです。

郵政民営化が間近に迫る中、このような運営実態など民営化への不安はなかなか払拭できませんね。続きを読む


michi_shirube at 09:57|この記事のURLTrackBack(0)保険関連時事 

2007年02月27日

三井住友海上の処分を8カ月ぶり解除 金融庁

金融庁は23日、昨年6月に三井住友海上火災保険に対して発動した、医療保険など「第三分野」の無期限販売停止と、新商品認可申請の1年間停止命令を解除した。これにより同社は、約8カ月ぶりに第三分野の販売や、新商品の開発・販売に取り組むことが可能となる。
 同社は昨年7月に策定した業務改善計画に沿って、再発防止のための「保険金支払業務審査部」の新設や内部監査の強化など社内改革を進めており、金融庁では、抜本的措置がおおむね図られたと判断した。
 三井住友海上で医療保険の不当不払いや大量の損害保険支払い漏れがあったなどとして、昨年6月、第三分野の無期限販売停止などのほか、全店の2週間販売停止▽外国子会社の設置申請の3カ月間停止−などの行政処分が下された。全店販売停止や子会社申請停止はすでに解除されている。
 処分解除を受けて、三井住友海上の江頭敏明社長は同日、記者会見を開き、所得補償保険について早期に販売を再開したい考えを示した。終身医療保険については約款内容を整備したうえで、新年度をめどに販売を再開したい意向。


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/40546/



michi_shirube at 14:58|この記事のURLTrackBack(1)保険関連時事 

2007年02月08日

金融庁「第3分野」不払いで損保会社に行政処分か

損害保険会社が医療保険などの「第3分野」の保険商品で保険金の不払いがあった問題で、金融庁は近く行政処分を行う方向だ。2007年2月6日付の朝日新聞は「損保10社超に改善命令へ『第3分野』不払いで金融庁」と伝えたが、山本有二金融・再チャレンジ担当相は同日行われた閣議後の記者会見で、現段階での処分は否定した。ただ、金融庁は昨年10月に自動車保険や第3分野保険の不払いについて、損保各社に調査報告を求めており、現在それを精査・確認しているところ。検証結果がまとまり、不払いが認められれば行政処分が行われる見通しだ。

〜J-CASTニュースより

昨年より続いている保険金不払い問題ですが、ようやく金融庁の対策が損保会社への「行政処分」という具体的な形となりそうです。

山本有二金融・再チャレンジ担当相は現時点での処分は否定していますが、金融庁は昨年10月に自動車保険や第3分野保険の不払いについて損保各社に調査報告を求めており、さらには各損保会社の自主調査にもれがあるとして、今月1日に国内の全生命保険会社38社に対し、保険業法に基づいて平成12〜17年度の過去5年間の保険金の不払い件数と金額について4月13日までに報告するよう命じています。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/37511/

この事からも、金融庁が本格的に不払い実態の把握・検証を進めており、損保会社に対してなんらかの行政処分が行われるのはほぼ間違いないでしょう。

michi_shirube at 12:57|この記事のURLTrackBack(0)保険関連時事 

2007年02月07日

保険・証券への苦情増える

保険商品・保険制度に関する苦情は、7〜9月期比229件増の4791件と最多。「(不備がみられる)火災保険の募集態勢の点検要請や保険金支払い漏れの調査完了時期の報告などが影響した」(総務企画局政策課)ため、損害保険で苦情が増加した。

 また、一向に終わりが見えない保険金不払い問題も影響し、保険金の支払いに関する苦情も同14件増えて2059件に達している。


〜イザ!ニュースより 抜粋
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/38135/

昨年問題になった保険金不払い問題を皮切りに、「消費者信用団体生命保険」いわゆるサラ金保険の問題など、保険会社の低モラルな運営実態が背景にあるのは間違いないようです。

保険料の引き下げといった、小手先の「アメ」で誤魔化すのではなく、体質そのものの改善が望まれるところであります。

michi_shirube at 08:43|この記事のURLTrackBack(1)保険関連時事 

第一生命保険サラリーマン川柳コンクール入選作100編

第一生命保険が毎年恒例で開催している、「サラリーマン川柳コンクール」の入選作100編がイザ!ニュースにて公開されています。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/38099/

今年は、家庭や職場で辛い目にあう中高年の悲哀を感じさせる内容に、「ハンカチ王子」「メタボリックシンドローム」「脳年齢」など話題のキーワードを取り入れる作品が目立ちました。

michi_shirube at 08:30|この記事のURLTrackBack(0)保険関連時事 

2007年01月25日

日本生命、団体保険の保険料率改定へ 11年ぶり4月から

日本生命保険は24日、4月2日から11年ぶりに団体保険の3商品の保険料率改定を実施すると発表した。保険料を決める基準である「標準死亡率」が4月に改定され、男女ともに12〜18%低下するのに伴うもの。
 今回日生が保険料率改定に踏み切った商品は総合福祉団体定期保険、団体定期保険、団体信用生命保険の団体保険3種類。保険料率は改定後、30歳では男女1・7〜5%引き上げ、35歳では据え置きとなる一方、25歳と40〜55歳では1・8%〜9・6%引き下げとなる。


〜イザ!より
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/36318/

アリコに引き続き、日本生命でも保険料引き下げとなりました。4月の標準死亡率改定に向けて、今後各社で保険料の引き下げの動きが活発になるものと予想されます。

michi_shirube at 08:13|この記事のURLTrackBack(0)保険関連時事 

2007年01月24日

女性向け保険とは?

女性の社会進出に伴い、女性ならではの損害に備えた保険商品が、ここ数年注目されています。

特に乳がん・子宮筋腫といった女性特有の病気はもちろん、ぼうこう炎など比較的女性がかかりやすいとされる病気にまで保障範囲を広げた医療保険が、損保ジャパンひまわり生命保険のフェミニーヌ。入院・通院をしていても3年ごとに生前給付金15万円が支払われ、保険料は一般的な医療保険に比べ少し高いものの、契約数は多いそうです。



また第一生命では、乳がん手術で切除した乳房の再建手術を受けたときに給付金を支払う、業界初の特約レディエールが好評です。

一方、三井住友海上火災保険の女性保険は、顔や頭のけがやストーカーからの暴行でけがをした場合などの保障が充実しており、これらが原因のけがで手術を受けた場合は、入院や通院で支払われる保険金が通常の2倍となります。さらに、入院をして炊事・洗濯ができずホームヘルパーを雇いたい場合、これにかかる費用を保障する特約もあるそうです。

働く女性が増えるにつれ、女性ならではの保険に対するニーズは着実に拡大しており、各社の保険商品はさらに豊富になっていくでしょう。

michi_shirube at 22:30|この記事のURLTrackBack(0)保険コラム 

桜塚やっくんの妹、美脚に1億円の保険

昨年9月に行なわれた桜塚やっくんの誕生日会で発表され話題となった、やっくんの妹を募集するオーディション<桜塚やっくんの妹を探せ!! タレントオーディション>のグランプリが、22日決定した。

見事グランプリに輝いたのは、現役女子高生の荒木七菜香(16)さん。中学2年生のときから、ティーン向けのファッション誌『SEVENTEEN』のモデルとして活躍している彼女は、身長169センチで股下86センチの足長美女だ。彼女の足には、1億円もの保険が掛けられ、毎月の保険金(8万円)は、やっくんの給料から差し引かれる。お金のかかる妹に、思わずやっくんも、“あたいの股下は78センチなのに…”と複雑な心境のようだ。今後の彼女の活動に、注目が集まる。


〜livedoorニュースより
http://news.livedoor.com/article/detail/2993326/

瞳に一億円の保険を掛けた田中美奈子さんや、バストに1億円の保険をかけた井上晴美さんなど、特徴ある身体の一部に保険をかける芸能人は今も昔もいる訳ですが、じつは日本で営業する損保会社が、身体の一部に保険をかける商品を売ることは許可されていないようです。

このような話題では、契約している損保会社はまず明かされませんが、それは一般の損害保険を体の一部にかけている事としている場合がほとんどだからだそうです。海外の損保会社と契約している場合はこの限りではありませんが、実際に損害が発生した例も無く宣伝目的の意味合いが強いといえます。

michi_shirube at 17:25|この記事のURLTrackBack(1)保険関連時事 

アリコ、死亡保障型の保険料値下げ 「標準死亡率」の改定受け

米保険最大手、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)のアリコジャパンは16日、2月2日から死亡保障型保険の主力3商品で2〜19%の保険料値下げを行うと発表した。保険料を決める基準である「標準死亡率」が4月に改定されるのに伴うもので、値下げの発表は生保業界で初めてという。
 4月改定の標準死亡率は、現行基準より男女ともに12〜18%低下する。死亡保障型は将来死亡する人が減少し、支払いに積み立てておく準備金も減るため、保険料の値下げ余地が生まれる。
 今回アリコが保険料改定に踏み切った商品は、積立利率変動型終身保険のうち国内市場金利連動型と米国通貨建に、収入補償保険の3種類で、いずれも死亡保障型。新契約件数にして全商品の3割を占める主力商品から料金改定に踏み切った。
 この結果、たとえば、死亡時に保険金1000万円が支払われる積立利率変動型終身保険(市場金利連動型)に30歳で加入した場合、月々に払う保険料は現行より2%ほど安い1万8240円になるという。


〜イザ!より
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/35262/

96年以来、実に11年ぶりの引下げとなる標準死亡率。平均寿命が延びる中、ようやくの引き下げとなった訳ですが、背景には昨年の保険料不払い問題による保険業界への批判を回避する意図が見え隠れする気がします。

なにはともあれ保険料が安くなるのは加入者にとって歓迎ですが。



michi_shirube at 16:53|この記事のURLTrackBack(0)保険関連時事 

2006年05月30日

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