2011年06月

国旗及び市旗を掲げる陳情。

6月27日開催された議会運営委員会で、国旗、市旗を議場に掲げる陳情の審査が行われ、2対4の賛成少数で不採択になった。

反対の委員の意見は、概ね次の通りである。 過去において軍国主義の象徴であった点、或は国旗国家法の制定に関して、必ずしも義務付けはしないとした点や、憲法19条において思想信条の自由が保障されている点、また、陳情書の文言が不適切だとの意見や、愛国心とか国旗等は強要するものではないとか、議会自ら提案すべき事柄だとの意見であった。

国旗国家に関しては、今日に至るまで様々な議論があったのは承知しているが、平成11年に国旗国家法が制定され、以来,運用を巡っては法廷の場で争われ、本年の5月に最高裁判決が示された。

民主主義国家において法の遵守は言うまでもないし、議会においては尚の事である。 この様な観点から、個人の思想信条は別として、この度の陳情を採択しない明快な根拠が、何処にあるのか疑問である。

7月4日の議会最終日の陳情採決に関し、賛成の立場で討論に立ち、日本国の国旗について意見を述べたい。

浜田参議院議員が大変身。

昨年の参議院選挙で初当選した浜田和幸参議院議員が、自民党を離れ政務官に就任した。 党派を超えて復興支援に貢献したいとの事だが、一連の報道に言葉を失ってしまう。

10年以上前になるが、商工会議所青年部の現役時代に、講師として招いた縁もあり、周りの人にも浜田氏への支援をお願いし、選挙の際には選挙カーにも同乗し、微力ながら応援もさせて頂いた。

これから、我々の支援に応えて、鳥取県の為に頑張ってくれると信じていた人が大半であり、唖然とするばかりだが、今後、怒りの矛先は本人に止まらず、広く関係者にも広がる事になるだろう。

自民党鳥取県連にとっては、川上氏から数えて3代目となる離党騒ぎで、田村氏に続き、二度あることは三度あるを実践してしまった。 

この様な時、本人の責任は言うまでもないが、取り巻く人や組織の責任も厳しく問われる事になる。 世の中には非常識な言動や常軌を逸した行動も珍しくないのだから。

この様な観点から言えば、浜田氏の応援をお願いした私にも責任はあるし、この度のドタバタを語るとき、謝罪から始まるのが筋だと思っているのだが、報道で見る自民党県連の怒りのコメントに、支援者に対する謝罪の姿勢が足りないのではと感じてしまう。 


漂流する議員定数・改革特別委員会

6月24日、委員会が開かれ、議員定数の削減幅に関して議論したが、削減は必要ないとか、削減に当たっての理念は?とかの意見が未だに出る始末である。

委員会を設置して一年間、議論の進展は全く見られない。 この間、各会派が提出した削減案は0~8だが、何れの会派も削減に関して、市民の声を根拠にしている。

それならば実体の無い市民の声より、市民アンケートを実施して、より的確な市民の声を聞くべきと提案したが、議論すらされずに黙殺された。

それどころか、市民との意見交換会を開き、多くの声を聞くべきとの提案がでてきて、これにはさすがにあきれ果てた。 仮に意見交換会を開催するとすれば、そこに集まる市民の声は一般的と言えるのか。

市民アンケートが最良とは言わないが、少なくても一般的で平均的な市民の声を把握するには、より有効であり、議員や議会に対して、遠慮の無い市民の声が聞けるだろう。

市民アンケートを実施すれば、大変厳しい意見が寄せられる事になると思うが、それから逃げずに向き合ってこそ、議会の改革は進展すると考える。

また、削減数に関しては、この委員会で集約するのは無理との、委員長の発言があったが、そうだとしたら、特別委員会の設置目的が失われる。

議論を尽くし、最後は一つに集約してこそ、設置目的の求めるところであり、それに向けて議事整理していくのが委員長の責務と言え、その適任者として選任されている。

今後の委員長の手腕に期待したいところだが、採決を求めても応じずに、委員長の権限の中で、独善的に運営するのはいかがなものか。


基地問題等調査特別委員会

6月23日、委員会が開かれ、平成26年度から配備予定の時期輸送機、C-2の概要報告があった。 詳細については報道もされているので、ここでは触れないが、執行部の認識不足には何時もながら驚かされる。

26年度配備を前提に、約20億円を掛けて格納庫等の改築工事が予定されているが、工期を考えれば時間的な余裕は余り無い。 この様な状況で、当局は騒音に関して、24年度の調査結果を待って判断する旨の答弁をしていた。

仮にその様な事になれば、26年度配備予定の計画は大幅に遅れ、事業予算も見直さなければならない。 この様な意味にも取れる答弁が、何を意味するのか、どの程度理解されているのか、首を傾げたくなる。

県を始め周辺自治体との協調を図り、先の島根原発に関する米子市議会の意見書の様に、全国的にも稀な出来事として、報道される事が無い様に、しっかりと対応していただきたい。  

この日の委員会を傍聴していた私は、番外発言を求め、関連施設整備に関して、もっと地元業者が参加しやすい環境を整えて欲しい旨の要望をした。

私の発言を聞いて,後方で議題と関係ないとの声がしていたが、はたしてそうであろうか。 疲弊した地方経済の中で、何とか雇用を守ろうと頑張っている地元建設業。

長年に亘り基地を受け入れてきた地元に対し、何十年に一回の大規模工事に当たって、地元業者への配慮を要望する事が、関係ないと言えるのか。 

郷土で育った子どもたちが、帰りたくても職が無く帰れない。 この様な切実な声を私は頻繁に聞く。 地域の安心安全と雇用の下支えに、大きく貢献している地元建設業。 

郷土の子どもたちが、一人でも多く帰ってこれる環境づくりの為に、微力ではあるが、これからも精一杯大きな声を出していきたい。

予算審査特別委員会 総括質疑

会派を代表し予算審査の質問に立った。 一般質問と異なり、予算に係わる部分に限定した総括的な質問の為、政策的な判断を求める質問は基本的に出来ない。

従って、白熱する場面はあまり無いのだが、普段から事務方が用意した答弁書を読むだけの市長答弁と、予算審査の部長答弁が、代わり映えしないのは、当然と言えば当然の事だが、本来の二元代表である首長と議会が、ぶつかり合う議論の場には程遠い。

以下が総括質疑の質問原稿です。

予算審査特別委員会の総括質疑にあたり、補正額及び補正予算のあり方の観点から、以下3点について尋ねる。

1)漁業担い手育成事業について
2)収納率向上特別対策事業について
3)地域防災計画策定事業について

1)淀江漁協に対し、1人分の研修費を追加助成するとの事だが、担い手育成は漁業振興の根幹を成すものであり、東のにぎわいの拠点である淀江の産業振興の中核でもある。 今まで年度途中の補正は組まれた事は無いと聞くが、この度の予算化の理由と経緯について尋ねる。

{追求1}25年度で補助制度が終了するとの事だが、担い手育成事業において、市独自の取り組みが無い点は問題がある。 当該事業の利用促進や啓発に対して、具体的な取り組みはしてきたのか。

2)非常勤職員2名を滞納整理業務に配置するとの事だが、どの様な業務に当てるのか。 また、2名の配置で具体的にどのような効果を求めるのか。

{追求1}補正予算の財源とその補助率を尋ねる。

{追求2}3月定例会においても、国保料の値上げをふまえ、更なる徴収体制の強化が指摘されたが、本来、当初予算に盛り込み、年度当初から体制強化するのが当然だと考えるが、補正予算とした理由は何か。   

{追求3}3月定例会の代表質問において、徴収一元化の提案に対し、調査研究するとの答弁であったが、補正予算にも反映されていない。 徴収一元化に関しては、千葉県船橋市の先進的な取り組みを、会派で視察し、本市の状況もふまえ提案した経緯がある。 徴収一元化に対して具体的な取り組みを、どの様に考えているのか。

3)防災会議の開催経費との事だが、開催予定と有識者の選定及びその報酬をどの様に考えているのか。

{追求1}地域防災計画の見直しにおいて、特に原発問題については高度な知見が求められる。 補正予算の範囲内で対応との答弁だが、有識者の報酬どころか旅費にもならない。 この点について見解を伺う。

{追求2}今後、中国電力に申し入れた原発の安全確認や安全協定などの交渉も始まる。 必要が生じた段階で、補正予算を組む前提であれば、この度の補正額は理解できるが、仮に違うのであれば、防災会議のあり方について、根本的な認識を問わなければいけない。 この点について見解を伺う。

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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