24日の夜、鳥取県事務所協会主催の講演会に参加し、文科省と環境省の連携で創出されたエコスクールモデル事業を中心に、米子駅地下駐車場の表示提案を交え、米子高専の細田准教授の講演を伺った。
講演では、県内のエコスクールモデル事業に関する提案実例を照会し、米子高専による基本構想の提案等の取り組みを、学生のプレゼンも加え説明された。
県内では、エコスクールモデル事業は9校あるのだが、全てが町村に限られ、中でも米子市は、申請自体0件との事であった。
町村との比較では、学校施設の絶対数の違いもあり、一概には言えないのだが、統廃合の議論に踏み込まず、今ある施設の耐震を含め、最低限の整備しか頭に無い米子市では、一考だにしない事業なのかもしれない。
学生にとって学校施設は、1日の大半を過ごす場であり、先の非構造部材の耐震化でも指摘した通り、最低限に関しての認識が間違っている。
公の施設のあり方について、ブログでも述べた通り、「全てを適正に管理する」と言う事は財政的にも困難であり、言い換えれば「全てを適切には管理できない」と言っている事に等しい。