2012年10月

「地域づくりと、まちづくりの活動と教育施設についての講演会」

24日の夜、鳥取県事務所協会主催の講演会に参加し、文科省と環境省の連携で創出されたエコスクールモデル事業を中心に、米子駅地下駐車場の表示提案を交え、米子高専の細田准教授の講演を伺った。

 

講演では、県内のエコスクールモデル事業に関する提案実例を照会し、米子高専による基本構想の提案等の取り組みを、学生のプレゼンも加え説明された。

 

県内では、エコスクールモデル事業は9校あるのだが、全てが町村に限られ、中でも米子市は、申請自体0件との事であった。

 

町村との比較では、学校施設の絶対数の違いもあり、一概には言えないのだが、統廃合の議論に踏み込まず、今ある施設の耐震を含め、最低限の整備しか頭に無い米子市では、一考だにしない事業なのかもしれない。

 

学生にとって学校施設は、1日の大半を過ごす場であり、先の非構造部材の耐震化でも指摘した通り、最低限に関しての認識が間違っている。

 

公の施設のあり方について、ブログでも述べた通り、「全てを適正に管理する」と言う事は財政的にも困難であり、言い換えれば「全てを適切には管理できない」と言っている事に等しい。

 

 

「決算審査特別委員会、下水道・建設部課長質問」

24日、委員会が開かれ、午前中に下水道部の審査が行われたが、質問も少なく30分余りで終了した。

 

午後からは建設部の審査が行われ、市営住宅と橋梁の長寿命化計画に関連して質疑が集中した。

 

委員からは、市営住宅の長寿命化計画で決定された、大垣、博労町、就将、の各住宅の廃止判断に異議を訴えるものであったが、既に年度当初に議会には説明済みで、完全にタイミングを逸している。

 

この件での大きな問題点は、旧計画を根拠に五千石住宅整備事業に着手し、その後、計画を破棄し建替え予定であった、大垣、博労町、就将、を廃止とした点に尽きる。

 

先にもブログで述べた通り、このように大きな政策転換をする場合、大規模事業の着手前にするのは当然の事であり、政策判断の遅れが今日の混乱を招いている。

 

次に橋梁の長寿命化計画だが、橋梁の危険度についての全庁的な認識が、決定的に不足しており、市営住宅も合わせ四役質問で質すべきだと感じた。

 

「原子力発電・エネルギー問題等調査特別委員会」

22日、委員会が開かれ、鳥取県危機管理局原子力安全対策室の水中室長を迎え、UPZ,住民避難計画草案、島根原発事故の係る安全協定、周辺自治体との連携強化、について説明を受けた。

 

70分程度の説明は、パワーポイントを使い要領よく簡潔であったが、その後の共産党委員からの質問は、ダラダラと私見を述べたり、要望したりで全く要領を得ないもので、水中室長は同じ答弁を繰り返していた。

 

20分以上も続き、他の委員からも不満の声が漏れ始めたが、委員長が一向に整理しないので、「個人的な意見や要望は控え、説明に係ることに関しての質疑に留めるべき」と発言した。

 

共産党の同僚委員から「何処が個人的な意見なのか」との野次があったので、何故、個人的な意見なのか説明しようと発言を求めたが、委員長に制止された。

 

再稼動反対や原発廃止の観点から、「~の様に考えるべき、対応すべき」と県の職員に言っても、そもそも権限外の事であり答弁できるはずが無い。

 

本来、この様な遣り取りを見て委員長が注意すべき事であり、制止する委員を間違えていると言いたいのだが、この委員長に何を言っても理解される事は無いだろう。

 

従って、この後いつもの委員から「UPZの範囲を拡大すべき」との意見が執拗に続き、その度に、検討していないとの答弁が繰り返されるだけで、興奮気味の委員と冷静な県職員の対比が滑稽でもあったのだが、委員会としては如何なものか。

 

「決算審査特別委員会、経済教育部課長質問」

22日委員会が開かれ、経済部・教育委員会の事業について審査されたが、決算審査に係る質問は少なく、相変わらず聞くだけや私見を述べることが殆どで、軌道修正には至らなかった。

 

特に午後からの教育委員会に関しては、あれだけ大規模事業が集中し、本会議でも多くの問題点を指摘したのだが、何事も無かった様に、僅か1時間半で終了した。

 

決算認定だけの臨時議会を、強硬に求めた議員が委員会にいるが、特別委員会も同様で、作るだけで中身の議論は、この程度のものである。

 

その都度出席する多くの職員の高い人件費も、高いと悪評の議員報酬も全ては税金であり、「所詮この程度なら、減らしてしまえ」との市民の声が、説得力を持って聞こえてくる。

 

 

「米子松蔭高校女子バスケット BBQ会」

21日の午後から、松蔭高校女子バスケットチームのBBQ会が行われた。

3年生の最後の大会となる、ウインターカップの必勝を期して、父兄共々決意を新たにした。

 

 

 

 





 

倉吉遠征の帰りで、父兄や監督は疲れ気味であったが、選手は元気一杯で、食欲は疲れを知らない。

食べっぷりもバスケットの実力と比例してか、3年生がかなりリードしている。

食べることはスポーツ選手の基本であり、スキルアップの前提なのだが、1年生を見ていると、まだまだこれからだと感じた。

 

 





 

腹も満たされたところで、3年間の思いを込めて、大会に向けての決意が語られた。

レギュラーの子や補欠の子、マネージャーでチームを支えた子等々、それぞれに立場は違うが、同じ思いが聞け感動を覚えた。

 

 

 





 

3年間の思いは、選手と同様に父兄も同じである。

逞しく成長したわが子に、スポーツの力を感じつつ、思い出話に花が咲く。

 

 

 

 






 

1年生から激励の言葉が送られたが、3年生と同様に、涙で詰まる子が多くいた。

子どもと係れる一番濃厚な時間を、スポーツが提供してくれた事に感謝しつつ、実は自分が学ぶ事が多かったと気付く。

眩しいほどの可能性と、感動を与えてくれた選手達に感謝し、悔いの無い大会にして欲しいとエールを送った。

 

 

 

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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