IMG_110111日、JR伯備線高速化・新幹線化促進の三県議会議員協議会総会が松江市で開催された。










中国横断新幹線は、岡山市から島根県松江市に至る新幹線の基本計画路線で、伯備線に沿うルートなので「伯備新幹線」とも呼ばれており、1973年に「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」に盛り込まれが、現在に至るまで建設へ向けた動きはなく、具体的なルートや途中駅などは一切未定である。

建設される場合のルートは、岡山駅から新見市を経て米子市に至る経路が想定され、中国横断新幹線の距離は伯備線の岡山米子間の距離約150kmの相当するが、米子~松江間は山陰新幹線も基本計画にあることから、同区間は山陰新幹線との共用が想定されており、そのため中国横断新幹線の実質区間は岡山駅~米子市となる。

1990年代以降、中国横断新幹線の沿線自治体では、フル規格新幹線よりも伯備線へのフリーゲージトレイン導入を目指してきた。沿線3県では「JR伯備線フリーゲージトレイン導入促進鳥取、島根、岡山三県協議会」を設置して運動を続けてきたが、フリーゲージトレインの技術開発が停滞していること、開発しても山陽新幹線への乗り入れにJR西日本が難色を示していること、時短効果に乏しいことなどから、協議会は2017年に方針を転換し、フル規格新幹線の導入を目指して中国横断新幹線の整備新幹線への昇格に目標を切り替えている。

以上が伯備新幹線の概要と経緯であり、日本海国土軸の形成と太平洋側対流の促進の観点から、整備計画への昇格に向けて取り組み強化を図って行きたい。