2017年06月19日

6月13日(火) 麹町パコでライヴでした

 
ベースだけで歌うというのはどういうものになることを期待されるのかな。 期待される
ものになる必要はないと思う。そうできる技量もないけれど、ピアノ或いはギターとの
デュオとは違ったふうになりたいからやっている、というのはある。

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例えば、曲の元のメロディが分からないくらいフェイクしまくるとか、そういうヴォーカル・
ベースデュオはあってスゴイなと思うけれど、今の私は普通に歌うだけで充分難しい。
ベースとだと、普通に歌うことがなんでそんなに難しいんだ?

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それはね、私が来るだろうと予想している音たちが来ないからなんだそうだ。そうなのよ、
思う音が来ない。 思わぬ音が、その上に低い音で来るからね。 低いというだけで音は
取りにくい訳でして、それが連綿とヒタヒタとやって来るから音程が浸食されそうになる。
ベースだもの、音が低いは当たり前だけど(笑) 集中のあまり腕を組む、目をつぶる。

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ベースとだって難しいと感じない場合もある。 それは、思っている音が次々に来ている時
なんだろう。 ならば、「そういう音を弾いて」と頼めばよいじゃないかと言われそうだけれど
う〜ん、それは違う。 それなら、普通のライヴの中で1,2曲をベースと歌えば気が済む。

52235480.jpg 「そういう音」でベースと一晩やっても面白くないでしょう?
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1stセットは切り抜けた。 が、むむ!2ndセットは景色が変った。 加藤さん、面白がって何か
やってたでしょ? 2人で別々の話をしているのに、時々なぜ噛み合うんだ?みたいな感じ。

8daee9a7.jpg でも、別々の話をしている
 はずはなく、2人は同じ話を
 しているはず。

 別々の次元から話している
 みたいな感じなのかな?

 ベースって、哲学的?




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弓で弾いてもらったのはWater Is Wide と In My Life。 まるで歌の周りで踊る精霊だ。
必死ながら、この時は「面白い」という気がした。 面白いな、と歌うのがきっと良いのだ。

毎回ベースソロもやってもらってます。今回は私の好きな、加藤さんオリジナルの「ビコ」も
弾いてくれました。来て下さるお客様はベースの好きな方・ベースを弾く方・ちょっと変わった
ものを聴きたい方。 毎回ほぼ同じ顔ぶれになりました。 皆様、面白がって下さって有難う!
ベースに関して、もだえる私の歌について、お客様があんなにあれこれ言って下さるライヴ
は他にないです(笑)

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お客様がほぼお帰りになった後、パコのママ・パパも色々言ってくれて、聴いている人が
どこを面白く聴いているか改めて知る私でした。 お疲れ様の乾杯です。

変幻自在な加藤さんとだからできるライヴ、と言えます。