今日、３１日は新宿 Ｊ でライヴです

今夜は新宿 Ｊ で歌います。 どうぞ、聴きに来てくださいませ。
ピアノは小谷教夫さん、ベースは大角一飛さんです。 それに、
ドラムスの高谷邦彦さんが加わって下さるようですよ！


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昨日の雨、夜には止んでその後に再び雷雨になりましたね。
そして今日は晴天ながら、風が強い。

さくら・桜・サクラ、週末までがんばって。

ライブがもうすぐ

来週月曜、３１日はライヴです。 新宿 「Ｊ」 で、ピアノは小谷教夫さん、
ベースが大角一飛さん。 ウキウキ春の宵、お出掛け下さい。

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　昨日はPPMバンドの練習があって
　朝から高幡不動まで行きました。
　４月６日（日）に成蹊大学の桜祭で
　歌うので、その練習です。

　練習後、山梨の県知事賞も受賞し
　た 身延の友人、智恵ちゃん が
　出品している陶芸展を見に表参道
　へ。渋谷から歩いて１６０円節約（笑）
　途中の裏道に咲いていた玉椿です。

　毎回この陶芸展は、轆轤の腕前が
　冴えた大きな作品が多い。彼女は
　彫りを施した大きな甕と、黒い艶の
　ある釉薬の壺を出していました。
　今年も見応えがありました。

終了間際に伴侶も合流。富山出身の陶芸家橋本先生のお誘いで（会っ
たばっかりなのに・笑）急きょ食事会に参加する事になりました。 橋本
先生は気球の選手として大会に出たりもするのだそうで大層楽しい方。
青山一丁目の富山県宿舎で先生のご友人達と待ち合わせ。 そこへ、
智恵と私達の古い友人のカワモトが福岡からやって来た！彼女、ボラ
ンティアでペシャワールに三年間行っていたんだそうだ。４人が揃って
会うのは十数年ぶり。さて、十数人でぞろぞろと赤坂見附まで裏通りを
下ってゆきました。

看板の出ていない秘密倶楽部のようなお店で、初対面ながら暖かい方
ばかりの仲間に入れて頂き、思わぬ宴会となりました。 混布〆の刺身、
のろげんげ、ホタルイカ、富山の蒲鉾、蟹みそ、大根と魚のなれ寿司。
それに店のメニューの生ハム、チーズ、サラダ、肉料理、パスタ 等々。
お酒は、山梨ワインに富山の日本酒「立山」も出て、飲み放題。

橋本先生のお嬢さん（ピチピチ若い２０代）も途中で合流して、（民謡の
全国大会で５位になった）良いお声で こきりこ節を披露してくれました。
私にもジャズを歌えというお声がかかり、アカペラで一曲歌いました。

昔の友に会い、知らない方達と飲み、ほろ酔いで帰る春の夜、、、
善き哉・善き哉。

３月晦日はライヴです

来週月曜、３月３１日（月）は新宿 「Ｊ」でライヴ。 小谷教夫さん（ｐ）と
大角一飛さん（ｂ）の演奏で歌います。 どうぞ聴きにいらしてください。

消費税増税前に…と新聞の折り込み広告が騒がしいけれど、我が家
では買うべき物は今のところ特に無いなあ。

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三月中の買い溜め・買い急ぎよりも、四月の桜です。運賃が上がっても
今年は茨城・桜川の高峯へ山桜を見に行くぞ。

　
上記リンクを張った「桜川」の公式ページから拝借した山桜の写真です。

自生の山桜は自家受粉が出来ないのだそうですよ。自分以外と交配する
必要がある訳で、受粉して新しく生まれる次世代は父とも母とも別のもの。
故に山々に自然な状態で増えて行く山桜はそれぞれ遺伝子が違い、花や
葉の色も大きさも香りも咲く時期も微妙に違う、という事になるんですって。
人間みたいですね。 桜川の桜が貴重なのはそこなのだそうです。

片やソメイヨシノはクローンで、同じ遺伝子を持つ木が日本全国に頒けら
れて広まった。 開花を測る道具として機能できるのも、南から北まで同じ
物差しが存在するからこそ。公園や並木の桜が一斉に咲いて一斉に散る
のもそのためで、それがソメイヨシノの醍醐味となっているのですね。

◆受け売り豆知識でした（チャン・チャン）◆

三連休だった人も、そうでなかった人も

いかがお過ごしになりましたか。春分の日に雪が降った所もあったよう
ですが、都内では良いお天気の三日間でしたね。

連休の最中に急ぎ手紙を出す必要があり、東京駅横の中央郵便局に
出向きました。低層部の外観を残しつつ、キッテという名前の高層ビル
になって、内部には商業施設も出来たので賑わっていました。

商業施設と繫がってはいますが、郵便局部分は土・日・祭日に行っても
そう混んではいません。ちょっとしたデスクもあるのでここで何通か手紙
を書いて、切手を買って、窓口に投函をお願いしました。 夜中も開いて
いてポストに出すよりは一日早く届く可能性が高いから、会社に勤めて
いた時から時々こんなことをすることがあります。

済ませて外に出るともう陽が暮れていて建物が美しく輝いていました。

　

吉田鉄郎という方の設計だそう。建て替えの計画が持ち上がった時に
保存運動が起きて、結局、外観を残して上に高層ビルがのる方式での
建て替えとなりました。三菱一号館などと同様で、墓石様式とか揶揄さ
れるそうです。それでも、建物の構造の老朽化や土地が不足している
という事情から考えれば、全部壊してしまうよりもずっと良いと思う。

ゆるくカーブした外観が何とも美しいです。 建て替え時に全部を壊して
しまうと考えたことが不思議です。お馴染みお隣の（こちらは墓石では
なく、最初の姿に保存復元されて目出度い）堂々たる東京駅と並んで、
雰囲気抜群です。

　

キッテビルの商業施設の最上部はちょっとした遊歩道のあるテラスに
なっていて解放されています。そこからの眺めは、ビルに囲まれている
とは言いながら解放感もあって行ってみる価値ありです。 陽が暮れて
から行くと周りのビル群、東京駅舎、そして駅舎前に集まる車のテール
ランプの色が移動する様が美しいです。

三連休、今日もよい天気

昨日のお彼岸、白金の魚籃寺へお墓詣りに行って来ました。 墓詣りは
気持ちが良くて好きです。伴侶と２人、朝ゆっくりしてから出掛けたので
「遅かったね」と義母の声が聞こえそうでした（笑） すみませ〜ん。

　花より団子の私ですがチューリップを
　買いました。野沢の帰り道の道の駅で
　一束３５０円。黄色とオレンジの二束を、
　奮発しました。 新潟の産かな。

　チューリップは花が重いせいか首から
　曲がって垂れてしまう事が多いけれど
　この花たちは元気に真っ直ぐ。

　さて、今月のライヴは３１日（月曜）に
　新宿 「Ｊ」 です。小谷教夫さん（ｐ）と
　大角一飛（かずひ）さん（ｂ）の演奏で
　歌います。少しは春らしく、暖かくなり
　ましたし。。。　どうぞお出掛け下さい。

野沢、大好き

日野でのサロン・コンサートの翌日、早朝出発で野沢へ行ってきました。
雪が良くて、コースが長くて、斜度にバラエティがあって、リフトの配置も
よろしい。その上に晴天率が高いのでスキー場として言う事なしです。

　

雪たっぷり、お天気にも恵まれました。いつもはスキーヤーにあるまじく
朝寝坊なのですが、早い時間に到着したので ゲレンデにほとんど人が
おらず新鮮！でした。

野沢の偉いところは、スキーが大ブレイクした時期に目先の儲けに目が
眩まなかったところです。外部からの資本でマンションや大きなホテルを
決して建てなかったこと、町が団結してそういう風潮を拒否したことです。

　

そのお陰で、温泉町の雰囲気や、１３ヶ所ある外湯や、街全体の景観が
守られています。それでいてスキー客のために街のどんずまりの神社の
所からゲレンデ最下部まで、勾配のある無料の動く歩道を設置するなど
画期的な事をしているのも偉い。

道が細いので温泉街へ車で入って行くのは不便ですが、そのせいで車の
方が遠慮しているのが大変よろしい。 素朴な店とちょっとお洒落な店が
混在していて、胡散臭い店は無いというのも良いね。

私達は体力相応に滑って満足したら宿に戻り、それから ぶらりと外湯に
浸かりに行き、湯の後は新しく出来た地ビール屋のカウンターで、珍しい
蕎麦のビールで火照りを冷ましました。 土産を買いに出ると、同じような
お客さんで通りは賑わっています。お焼きや温泉まんじゅうを買って店の
前で楽しそうに食べている若いグループもよく見ます。宿から外へ、つい
連れ出されてしまう魅力が温泉街にあることが大事、そして宿泊施設は
お客さんを外へ出してあげなくてはいけません。

規模の大きい宿やホテルは大概売店を持っていて自分の所でお金を使わ
せようとしますが、そういう独り勝ちを狙う外部からの資本が入っていない
のも、野沢で観光客が街を歩き廻る事に繋がっているのだと思う。街全体
として栄えないと、「大きな施設とシャッター街」のように町はさびれて行く。

こういう事のみならず、最近は何ごとにも一人勝ちを狙うことが目立ちます。
野沢、がんばれ。

日野煉瓦プロジェクトで Cabochons＋1

１５日（土）日野市市民ホールでのサロン・コンサートに Peter, Paul
and Mary のコピー・バンドとして出演しました。練習をいつも日野の
スタジオでしている私達 カボションズ は、去年このイベントを知って
エントリー、選ばれて今回初出演でした。

開催スタッフの皆さんが気持ち良く準備を進めてくださって、リハでの
ＰＡや照明の調整もスムーズ。音楽室が楽屋でしたので事前音出しも
遠慮なく出来ましたし美味しいお弁当も頂いてリラックス。 揃い踏みの
写真を撮ってもらいました。

　
ポール井口邦夫 ・ ディック小篭浩 ・ マリー畑路子 ・ ピーター東 明

お客様は開場のずいぶん前から並ばれていました。 ワン・ドリンクと
おつまみが付いているので開演３０分前には全員が入場を済ませて
楽しそうに歓談しているのが幕の向こうから伝わってきました。 毎年
人気のコンサートだそうで、チケットは早々に完売と聞いていました。
小テーブルを囲むようにアレンジされた１２０席が満席でしたよ。

全５グループが出演、持ち時間は其々３０分です。 私達は一番手で
８曲歌いました。ＰＡ・照明付のきちんとした屋内ステージで演奏する
のはカボションズとしては今回が初めてでした。

　
◆Settle Down◆Blowing In The Wind◆If I Had A Hammer
◆Leaving On A Jet Plane◆Don't Think Twice It's All Right
◆Freight Train◆There Is A Ship◆This Land Is Your Land

PP&Mには、もう一人のメンバーとも言うべきベーシストのディック・
ケネスがいました。今回は私達も友人ベーシストに助っ人をお願い
して更にレベルアップした演奏をお届けできました。ベースが入ると
良いですねえ。ギターも際立ち、オリジナルの雰囲気により近くなり
ます。

とても熱心に聴いていただきました。ＭＣでは笑って下さるし、拍手も
たくさんいただきました。８曲はあっという間、もっと歌いたかったです。

歌い終わってロビーでお客様から声を掛けて頂きました。熟年世代の
お客様が多かったのでアメリカンフォークはとても懐しかったみたい。
いろいろとお話して聞いた感想では、出来も上々だったようです（嬉）
私達メンバーの友人や家族も其々応援に来てくれました。掲載写真は
井口夫人の撮影です。

これからも カボションズ として PP&M バンドの活動の方も、機会が
あれば積極的にして行きたいと思っています。

春近し。春ともなれば。。。

いつだってカラフルな花屋の店先ですが、春が近づけばいっそう
華やぐように思えます。 雛祭りの桃と菜の花が先触れした後は、
チューリップの種類が増えたりスイトピ−の量が増えたり、フリー
ジャーも目立ってくるし。




　◀―　トルコキキョウです。
　近頃のはバラと見紛うように
　立派で、あなたはどなた？って
　くらい昔とは別人。気付く度に
　花は更に大きく、花弁の数も
　更に増えているみたい。

　花びらの密集した花、フリルの
　大きい花が流行りのようです。
　キンポウゲ科のラナンキュラス
　なんてみっしりと隙間なく花弁が
　重なって毬のよう。
　
　姿がゴージャスになるに連れて、
　名前がカタカナになってゆくのが
　さみしいけど。

下はスカビオサと言うのだったかな。 多分、松虫草の改良種ね。



花の名前をたくさん知っているのは素敵。カタカナ名の花はさしずめ
外国の女優たち。 和の花は名前の響きも姿も奥ゆかしい。こちらも
忘れたくないですね。

『花の名をたくさん覚えて下さい。僕は星座をたくさん知っている人に
なる。』 な〜んてセリフを、昔どこかで聞いたぞ（笑）

ファッション誌のオダテ文句じゃないが 「家に花を絶やさない女性」に
憧れたことありますよ。食事を節約して花を一輪買うパリジェンヌ、とか
書かれていて。 大学生になって一人暮らしのアカツキには！と思った
ものですが、易しいことではなかった。 花より団子！ 仕送り大学生は
お腹がすくのでした。

花屋で店員さんに 「写真撮っていいですか？」と訊いて断られたことは
今までありません。大きな花屋さんで、見るだけの贅沢を時々していま
す（ケチ！） 　いまだに、団子です。

銀ブラついでに目福

昨日、日枝神社でお参りした後に用事があって銀座に回りました。 時間が
あったので、ミキモトと和光のホールでの美術催事を見て来ました。

ミキモト・本店６階ホール
『アール・ヌーヴォー　〜ミニチュアドーム展「ガラスに描かれた四季の煌き」〜』
繊細な模様の入った小さなガラスのアンティークが１５０点も勢揃い。
可愛らしく美しい。 小さいながら点数が多いので見応えがありました。

和光・本館６階ホール
十四代　今泉今右衛門展
濁し手の白、吹墨・薄墨のグレー、墨はじき、色鍋島様式、モダンな意匠、
十四代考案の雪の結晶パターン、プラチナ箔を使った作品など、形も
デザインも幅広く、きっと気に入る物がありますよ（高くて買えないけど）。

どちらの企画もこの１６日（日）まで。無料です。 お奨め致します。
もし銀座に出ることがあったらちょっと時間を作ってのぞいてみて下さい。

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私はどちらの店でも登録していただいてあるので、案内のハガキが毎回
届きます。 ミキモトも和光も入るのには少々気おくれしそうですが、全然
大丈夫。 スタッフさんは質問には答えてくれますが、静かに放っておいて
くれるのでゆっくり見ることができます。毎回なかなかレベルの高い展覧
会です。知っている方が少ないのか、いつも大概すいています。

何かしらやっている事が多いので、ぶらりと入るのもよい。 無料だし！

思い立ったが吉日

赤坂の山王日枝神社へお参りして、絵馬をいただいてきました。

朝一番というほど早くはなかったけれど清められた境内が爽やか
でした。 赤ちゃんの宮参りの家族、若いカップル一組、散歩風の
方が数人。



今日はお天気が良くて、昨日に比べてとても暖かかったし。。。



白梅が満開で。。。　　紅梅も満開で。。。



「ようこそお参りくださいました。」 　絵馬やおみくじを受ける時に
巫女さんがそう言うのを聞くのは良いもんです。

一月からのペンディングを一つクリアしました。

発表会の写真をいただきました。

去年に比べて少しでも姿勢がサマになっていたら嬉しいなぁ、と思って
いました。 １/２８の記事の写真 と比べると．．．大人になったか。



去年は恥ずかしがっている気持ちが出てしまってます。特にそう思って
いた訳ではないのに、身体の形がそう言っている。 正直なもんです。

ジャズヴォーカルを習い始めて先生に 「恥ずかしがって歌っては駄目。
そういう歌は聴いている方が恥ずかしくなる」と言われました。はなから
堂々としている人もいるけれど、そういう弱い幼い気持を克服する事が
私には必要で、何ごとに於いても同じようです。

立った形だけでも少しは進歩があったようなので、今年も一年精進致し
ます。

精進で思い出しましたが、今年はまだ日枝神社へお参りしていません。
四十九日も とうに明けたので、来週には行って来ましょう。日枝さんは
芸事の神様なのでライヴを始めた時から十数年毎年行っています。

もう良いでしょう、今日でお終い。

整形外科の先生にそう言われて、目出度く 伸筋腱脱臼の治療完了。

　中指の付け根に赤いインゲン豆を
　のっけたようだったけれど、その色も
　薄くなり、目立たなくなりました。

　少しツレているので、甲をぐっと反らす
　と、インゲン豆の周りにシワが寄って
　龍安寺の石庭みたいだ。

　　　　　こんな感じ。。。
　　

シワは傷のせいと言うよりは、皮膚のたるみのためか！ おいおいに
ツレは取れるそうで、赤みが気になるなら陽に当てない方がいい、と
言われました。 この頃のお医者様はそんな事にまで親切です。

悪趣味ではございますが、去年１１月の「縫ったすぐ」の写真です。

　切開して、中の伸筋をまず縫って
　つなげ、表の皮膚は関節に沿って
　カーブして縫ってあります。

　紫色のマーカーで印をつけてある
　ので、かなり痛々しく見えますね。
　三本の横線は、切開した両側を
　ずれないように縫うための目安な
　のでありましょう。

　うっ血して関節が腫れて、生気の
　ない皮膚。いかにも怪我した手だ。

切開して鉗子で開いて、中身が見えている写真も撮られましたが、これは
相当にコワイ。 お見せできません。

　　　　　　　* * * * * * * * * * * * * * * *

ちなみに、同じ左手の親指がバネ指になって２年が経ちます。ステロイドの
注射を親指内側の付け根に打ってもらうとほぼ痛みがなくなる。この注射、
すごい痛いんです。これまで既に３回打ちましたが、何度もすると腱が弱く
なって腱自体が切れることがあるそうです。切れた腱を繋ぐ手術は大ごと
なので、何度も繰り返すようなら腱が切れる前に腱を包んでいる鞘を切り
開く手術をする方が良いのだとか。

「今度やってあげましょうか？」と先生は笑顔で言う。 こういうのも 「気は
優しくて力持ち」と言うのでしょうか。とりあえず今日はご辞退申し上げて
帰ってきました。

来年、またね。

行き遅れるといけないので（誰が？何処へ？）、お雛様をしまいました。

私のお雛様は京都へ行ったりした時に買った土雛です。小さい時から
次女の切なさ、自分のお雛様というものが無い。 家にあったお雛様を
「これは私のだからね」などと姉が意地悪を言った訳ではないが、何と
なく「お姉ちゃんのだよね」と思っていた。 そのお雛様は （多分当時の
流行りで）御殿造りとか言う、高床で屋根の付いた建物の中に座って
いらした。 高校くらいになるとすっかり飾らなくなり、大人になってから
母に聞くと、家を建替えた時に処分したとの素っ気無い返事だった。

昔は捨てたのよね。家は狭いし、普通の家にある古い物に特に価値が
あるなんて思わなかったし。母がそうやってエイヤっと捨てたお雛様も
私のミルク飲み人形も記憶の中では綺麗で可愛らしいままだけれど、
実際はあちこち汚れて傷んでいたんだろうしね。

　と言う訳で、姉のところに今ある
　立派なお道具類付きの段飾りは
　リサイクル屋さんで見付けて買っ
　たもの。松屋百貨店謹製と墨で
　書かれた木の箱に入っていて、
　昭和の始めのものらしいです。
　薄汚れていたのを姉の旦那殿が
　一つづつ綺麗にし、壊れた所は
　修理して、毎年飾ってもらえる
　幸せなお雛様になりました。毎年
　飾るのを皆な楽しみにしている。

　この右大臣の冠の、こめかみの
　横の箒のような物 （目元の防具？）
　は壊れていたのを糊刷毛の毛を
　利用して修理したのだとか。

　それにしても右大臣殿、色白で
　見事な美男です。

　世間知らずなお顔の内裏様よりも、
　凛々しい様子が私好み（笑）

　うむ、誰かに似ている．．．
　能の舞台で見かけるどなたかで
　こんなお顔の方がいらしたような。

　ふむ、と結んだ口元と細い鼻筋が
　狩野了一様かも（笑） 少年のような
　頬は佐々木多門様か。右大臣殿に
　紋付・袴を着せてみたい。

小さなお雛さま

少し面倒だし出すのをやめようかと思っていましたが、心を入れ替えて
今年も飾りました。レコードプレイヤーの上に、３組と細々したお道具。
自作の吊るし飾りも一緒だと、部屋が少しだけ賑やかになりました。

　

左端の笊に入った金華糖の鯛と貝は食べずに置いてもう何年も使い
廻しています。昔は３月が近づくと大概の和菓子屋さんで売られてい
ましたが、最近はすっかり見かけなくなりました。金沢あたりで細々と
作り続けている店もあるとか聞きますが、とてもじゃないが勿体なくて
食べる事ができません。

親戚のおばちゃんの家では「目の２つあるものは全部飾る」と言って
（私が子供の頃の話ですけれど）家中の人形を並べていましたっけ。
そんなことをしたら子供のいない我家でもそれなりな数になります。
それで去年に新入した青いうさぎだけを初デビューという事で一緒に
並べました。

この青いうさぎ君を 新宿の「Ｊ」で なぜ伴侶が買ったのか、う〜ん．．．
今だに謎であります。

　　　　　　　　　　* * * * * * * * * * * * * *

　

姉の陶芸教室の生徒さんが集まって食べ物持ち寄りの雛祭り会があり、
帰りにウチのお雛様にも五目寿司とお赤飯を一口づつ貰って来ました。
寿堂の菓子重には本当は小さな和菓子が入るのだけれど、餡ドーナツ
で今年はご勘弁いただいた。

PP＆M 好きが昂じて

先週、ピーター、ポール＆マリーのコピーバンドをしている人達ばかりの
セッションが板橋のドリームズカフェでありました。我が「カボションズ」の
トン氏は風邪を引いてしまったため、邦さんと２人で行ってきました。

お店のオーナーご夫婦もバンドを組んでいて、時々セッションを企画して
いるのだとか。邦さんと私は初参加ですが、今回は２０人程の方がいら
していて皆さん既にすっかり顔見知りの様子。私達の友人、ディック小篭
それからフルハウスのピーター長谷川とマリー小林もみえていました。

　

夫々のバンドで演奏もするが、メンバーを取換えたり、リクエストのあった
曲に「私、出来ます」という人が出て行って歌うとか、どのようにでもなる。
マイクの前で演奏している曲を客席でも弾いたり歌ったりするから、ほぼ
サラウンド状態になっておりました（笑）

　

私はＰＰ＆Ｍが流行っていた頃の歌しか歌えませんが、解散するまでの
比較的新しい曲、解散後のソロの曲まで、皆さんよく知っている。演奏は
勿論の事、歌詞も暗記していて、ほぼ全員「病気」を自認しています。

　

病人の常で病状の話が始まるとキリがないとかで、ＰＰ＆Ｍ裏話も豊富。
初期の来日時にホテルまで会いに行って一緒に散歩した、電話をしたら
交換手がすぐに部屋へ繋いでくれて話すことができた、ホテルの部屋で
ギターを教えて貰った等々、今では考えられない程ノンビリした時代だっ
たのね。そういう熱心な気持ちの賜物で、今でもピーターが来日時には
親睦会に参加してくれたり、ファン倶楽部コンサートで演奏をしてくれたり、
ということがある訳ですから素晴らしい。

　

私も別のメンバーに混ぜて貰って歌いました。陽光サンサンの昼に始まり、
陽もとっぷり暮れた時間まで、何曲演奏したことか。 皆さんの重病ぶりに
刺激されました。まだ私は少々発熱している程度で可愛いもんです。

　　　　　　　　　　* * * * * * * * * * * * * * * *

明日の日曜日はカボションズの練習日。日野のスタジオで朝９時から。

３月１５日（土）に日野市民ホール（小ホール）での「サロンミュージック
ｉｎ 赤レンガ」に出演します。ジャンルの違う５つのグループが出ます。
１０００円でワンドリンク・フード付き。 料金が安いためか毎回チケットは
地元で早々に完売してしまうんだとか。なので、ここでお知らせする事が
できませんでした。 残念！

写真を追加UPしました。

先日書いたリラキシン・ライヴのレポートに写真を追加しました。
今回は懐かしい感じに、セピア色にしてみました。

今朝の雨は、春の雨

大雪の週末が二度あって、ようやく先週末は良いお天気になりホッとしま
した。 一昨日・昨日は寒さが緩んだので昼間は暖房無しでした。

　今朝、けぶったように降った雨は
　いかにも春らしかったですね。
　稽古に行く新宿の大通りの途中に
　小さいお寺がありまして、枝垂れの
　白梅が今日は満開でした。

　３月がすぐそこです。
　厚いコートはもう着ないことにして
　薄めのコートで中にダウン・ベスト。
　少々痩せ我慢ではあります。
　
　背中が丸いとこに年齢も手伝って
　姿勢が悪くなる一方です。
　背骨をまっすぐに、顎を出さず、
　骨盤を後ろへ引いて、両足荷重で
　歩くように努めてますが。。。

６０年余の鋳型に固まった姿勢や動作を今更改善するのは無理かなぁ。

２０日（木）リラキシンでライヴでした

　赤坂 リラキシンで久し振りに
　小谷教夫さん（p）とのデュオ。
　１２月を取りやめたので、心待ち
　にしていたライヴでした。

　少しリハをして頂きましたが、
　「ここは半拍置いて歌うように
　決めている？そうならピアノも
　同じように合わせたいな」 と、

盛り上がる部分を更に盛り上げるアイデア （よく言う ″決め″ ってやつ
です）を出してくれて、「それならば、こちらの曲のここも 歌と合わせて
同じ譜割りで弾きます？」と聞くと、「そこは 僕は合わせずにゆったり
弾きたい」との答え。

曲をどんな雰囲気にもって行くか、演奏する人によって好みが違うのが
面白い。余程の異議がなければ大概そういうアイデアに私は乗ってみる。
他にもエンディングを見直したり、間奏部分の長さを調整したりしました。
本番では 「さて！さっき決めた部分ですね」 と歌う楽しみが倍加します。

　

ライヴを始めたばかりの頃は、譜面の「ここ」が「どうとかこうとか」と言わ
れても 理解できなかったなあ。今は多少はマシになった。解れば解った
分だけ楽しい。

新曲 So Nice (Summer Samba)も歌いました。初めて歌う時はやはり
焦り気味でアイデアを織り込む余裕がありません。練習を沢山してきても
人前で歌うのは（今更ながらに）別物です。

　「今までの中では一番まとまって面白かった
　かな」と、小谷さん。 「今までが良くなかった
　ってことじゃないですよ」とフォローを忘れな
　いお気遣い（笑） 「ミュージカルみたいに盛り
　上げたりするの、嫌いじゃないのよ。２人だけ
　だと自由も利くし」 と話してくれました。

小節の中に言葉をどう置いて歌うかという課題に、私なりに少しづつ光が
見えて来たかな。

いつも聴きに来て下さるJOYさん、そして FUさん、KYOさん、ロンちゃん、
今回もありがとうございました。　KOMさん、今回も写真をありがとね。

　　　　　　　　* * * * * * * * * * * * * * * * * *

小谷さんとは３月３１日（月）に新宿 「Ｊ」 で またライヴをいたします。
大角一飛さん（b）と、今度は３人でのライヴです。

◆３月３１日（月） 新宿　J・ジェイ　 (TEL) 03-3354-0335
畑 路子（vo）、 小谷 教夫（p）、 大角一飛（b）
MC： 2,500円

PACOの写真をアップしました

先日の麹町PACOでのライヴ写真を送っていただいたので、早速
レポートに追加しました。

志賀由美子さんと私の、何と言うかアコースティックな様子（どんな
様子や？）がよく出てると思います（笑）

　　　　　　　* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

昨晩の小谷教夫さん（p）とのライヴ・レポートはまた後ほど。

明日は小谷さんとのライヴです

どうやら雪は避けられそうな予報です。 明日２０日のお天気、ひと安心。

それでも、雪掻きして積み上げた雪が日陰にまだ残っている所もあって
保冷剤で冷やされているみたいに寒いですね。 フィギアスケート女子も
始まるけど。。。　でも、どうぞ聴きにいらして下さい。

◆２月２０日（木） 19:30〜 （2セット）
赤坂 リラキシン　　(TEL) 090-9296-3617
小谷 教夫さん（p）とのデュオです。
MC：　4,500円 （2ドリンク付き）


　　　　* * * * *　オマケ　* * * * *

　ネットで見つけた写真です。

　ウチのこまやんもピアノが
　嫌いだったなあ。

　なんだコイツ！
　変な声出すなよ、みたいに
　目の敵にしてました。

　ピアノが嫌いというよりは、
　弾いている時は相手にして
　くれないので、焼き餅だった
　のかも。