この夏、2泊3日で、八ヶ岳にてドイツ・マクデブルク歌劇場コンサートマスターの山下洋一先生による、ヴァイオリン・マスタークラスを受講しました。
受講曲はかなり迷ったけど
モーツァルト コンチェルト第5番第一楽章
で受講。
先生は
「この曲1年に何十回も聴くんだよね、、。」
とおっしゃる。
そう、これはオーケストラの入団試験の第一次試験で必ず課題になるのです。
日本のオーケストラももちろんそうだけど、
ドイツもそうだったのね、、、。
つまりこれが決まらなければ次に進めない、、
というベーシックな要素が詰まった王道の曲!
レッスンは、本当に細かく音楽的な要素から表現から、そしてできない所の練習の仕方までご指導くださりとっても充実した時間を過ごす事ができました。

この「できないところの練習法」
というのが非常にありがたく、、、。
同じ音大の卒業生の受講生と話しが合ったのは
「学生時代、こんなふうに教えてもらわなかったよね!
できない所は『できてないから練習しといてね』
で済まされて、今思えば一日中できないできない、、、と無駄な練習山ほどしていたね!」
と、過去の不満が出てきたら止まらない止まらない、、、、。
「レッスン内容だって、私たちのようなフツーの学生とトップの学生では全く違ったでしょう。
私のレッスンで弾いてる最中に先生花に水やりしていたし、、、。」
「途中で居眠りされた人もいたしね!」
などなど、、。
令和の現在は音大でそのようなレッスンなのかはわからないけど、昭和から平成はそんな教授がかなーり存在していたことは事実です。
だから今回は一つ一つの音やフレーズから
丁寧に教えて頂いたので本当に勉強になりました。
今回教えて頂いたことを生徒のみなさんにも
余すことなくお伝えしていきたいなぁ、と思っています!
私は、まだまだ知らないことの方が多いので
レッスンを受け学び続けていく事が大切だと痛感しました。
