2013年03月29日

卒業式の日と90歳の叔母と

中学校の卒業式というのは
人生の中で何度か経験する卒業の中でも
特に記憶に残るものではないかと思う

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最後の合唱練習
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担任の先生の言葉

「自分は音楽家なので
どんなに良い合唱であろうと
客観的に判断しなければならない。

けれど、今日の君たちの合唱には
思わず感動して涙が出そうになった。
それほど心に沁みる素晴らしい合唱だった」


私も撮影している時には
どんな感動的なシーンであろうと
見入ったりはできない。

会場のどこで涙を拭く仕草が起きるか
視界を広角にして見逃さないようにと思う。

だけど、この日の合唱は
私も思わずじんわりしてしまった。

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最後のホームルームでの言葉

「この三年間は私にとって人生の衣替えでした。
 古い服を脱いで新しい自分になれました」

「入学した時、ぼくは坊主でした。
 ぼくの髪が伸びるとともに、みんなの背も伸びて
 ぼくはクラスでいちばんチビになっていました」

15歳の言葉は素晴らしい。
自分は15歳の時に何を考え何を語っていたのかと
ふと思う。


卒業式の帰りに毎年寄ることにしているのが
90歳になる一人暮らしの叔母の家。

彼女はシャンパンゴールドの車を持っているのだけれど
その色を「わさび色」と呼ぶ。
緑に包まれた信州を背景に
確かにそれはわさびの色なんだ

「変なもんだね、
お前とは血は繋がっていないけれど
何だか一番気楽だ」
と言ってくれる。

それがリップサービスなのか本音かはわからないけど
どちらでもいい

とにかく優しいから。

こういう風に年齢を重ねていけたらと思う
私の理想の女性でもある。

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卒業式や老後の暮らし
様々な人生の一コマを
束の間共有する

明日も頑張ろう 

mick0120 at 22:18│Comments(0)

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