路傍少年物語

2007年10月02日

ダメダメ路傍くん

「おい。路傍。算数の宿題やってきた?」

え?宿題?・・・んなもん、やってないよ。きのうはさ、いろいろ忙しくてさ。気がついたらもう寝てて夢のなかだった。

「あ〜あ。知らねぇぞ。1学期まとめのページを全員必ずやって来いって話だったんだんだぞ。俺はやってきたからな。わー。オレ知らね!」

バカヤロー!あんまりデカい声で騒ぐなよ。またIに気付かれたらどうするんだよ。

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mickbanzai at 02:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月30日

運動会の思い出

古いアルバムを漁っていたら、また拙の小学校時代の写真が出てきた。これには日付がはっきりと記されていて、「45.9.24. 運動会 三年生」とあります。

路傍少年


それであの運動会のときのことを思い出しました。外で遊ぶことは好きだったけど、運動神経が人より優れていたかというとそういうわけじゃなく、どちらかというと劣って鈍かった方か。その辺は母親似だったんでしょうね。でも絶対に人には負けたくないものがあって、それは50メートル走でした。足だって決して速い方じゃない。だけれど、小学校も3年生になって、運動会でひとつくらいは1等賞を獲りたい。その目標が50メートル走だったわけです。

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mickbanzai at 19:36|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)

2007年09月16日

スター誕生

もう少し時間を置いてから続きをと思っていましたが、気持ちが熱いうちに書いてしまうことにします。前回「学園天国」の続きです。

東京の小学生はみんな勉強ができる。4年生のときに千葉から越してきた拙にとっては、それだけでカルチャーショックでした。端から勉強を捨ててひたすら遊び呆けている拙と違って、塾通いに執心する秀才タイプのクラスメイトが実に多かった。授業中の迸る熱気には気圧されるし、5年生に進級してからも自分のなかの緊張感はますます高まるばかりでした。

まずい。このままでは拙の居場所がなくなってしまう。

焦りはあったものの、それでも勉強に興味が持てない拙はひたすら現実逃避するしかなく、教科書・ノートは持ってこない、宿題はしない、挙句の果てには酒と女に溺れる(←ちがうだろっ!)。辛かったですよ。1学期は気遅れするあまり新しい友達はほとんどできませんでしたし。ところが2学期に入り、暗く寒い冬の時代を潜り抜けて、拙にもようやく春の季節が巡ってきたのです。

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mickbanzai at 02:41|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月14日

学園天国

前回「小学生高学年は恋する季節 」のつづきです。

5年生に進級するとき、拙が最も恐れていたことがありました。それは、クラスの担任が男になるのではないかということ。それまで1年生から4年生までの4年間はすべて女性の担任でした。男の先生に当たると、厳しい・恐いに加えて、殴られるなど体罰があります。それがイヤでイヤで、高学年になっても、絶対に女の先生が担任であってくれることを切に願ってました。

果たしてクラス替えになり5年5組の教室に入ると、教壇で待ち受けていたのは、20代半ばの若い女性の三浦先生でした。まだ独身の三浦先生は、いつも笑顔でちょぴりお洒落。いわゆる美人タイプではなかったけど(ゴメンナサイ)、教え子たちみんなからとても愛された先生でした。特に女子からの人気は高く、「先生は小野小町よりも綺麗で、マリリン・モンローよりも色っぽいんだから」なんてお世辞を言われて、嬉しそうにニヤニヤしてたっけ。でも怒ると厳しい、教師であることの熱意が伝わってくる素晴らしい先生でしたね。拙なんか授業中にうわの空でボンヤリしてると、「路傍くん!どこ見てるの?しっかり黒板のほうを見なさい!」なんてよく叱られたもんです(笑)。それでいながら、話が郷里のことや学生時代の思い出話になると脱線したまま授業が終わってしまう、そんなユーモラスな先生でもありました。

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2007年09月12日

小学生高学年は恋する季節

山口百恵ばかり書いていると、興味のない人からはいい加減に飽きられますね(笑)。そんなわけで、ここでちょっと小休止。

じゃあどうしようかと、ふと昔話をしたい心境に駆られたので、それについて書いてみようかと。いや。先日、山口百恵シングル・レビュー完全版(2)で書いたクラスメイトの女子Iさんのことを考えていたら、芋蔓式にいろんなことが思い出されてしまって、それでその記憶がまた消えてしまわないうちに描き留めて置きたいと思い立っただけなんですけどね。

話は、拙が小学校高学年のときに遡ります。ときは昭和47年4月から49年3月にかけてのこと。あの時代、拙はまさに夢の中にいました。もしタイムマシンがあって、一番戻りたい時代をひとつだけ選ぶとしたら、間違いなくあの時代を選びます。

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mickbanzai at 01:16|この記事のURLComments(9)TrackBack(0)
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