December 02, 2018

リヨンの大本命

これを買うため、この店に行くためにリヨンは外せなかった。

Philippe bel 数年前に伊勢丹サロショコで
売り場のスタッフにすすめられ
て買い、思いがけず大感動した
チョコレート。当ブログ読者は
しつこく名を聞かされている
でしょうフィリップ・ベル。
あれから毎年、バレンタイン前
に伊勢丹で買い求めていたが、
あっという間に売り切れる新宿
と違って、混雑なく在庫もあり
じっくり選べて好きだった相模
大野の伊勢丹も閉店が決まって
しまった。

それはそうと、昨年は個人輸入
したりもして、年1回食べるた
びにやっぱり美味いな〜、マル
コリーニよりエヴァンよりメゾ
ン・デュ・ショコラより上だわ!!と幸せに入り浸っていたフィリップ・ベルは、パリにすら店舗を持たない。
リヨンに小さな店と、リヨン郊外の畑のなかに工房がぽつんとあるだけで、商売っ気がないというか自分が作れるだけを売ろうという職人気質のようなものがうかがえて、個人的には賛成だし今後もそうあってもらいたい。

Philippe bel 日曜月曜が休みということで、土曜午後にリヨンに着いて真っ先に
行った。
狭い店舗にファンとしては涙が出るほど、日本には来ない、個人輸
入サイトでも扱いのない、もちろん見たこともなかった種類のチョ
コが所狭しとディスプレイされていた。

♪───O(≧∇≦)O────♪

アタシでもパニックになりそうなくらい・・・。
どんなスターが目の前に現れるよりドキドキした。爆
だって、知り合ってからこの店にたどり着くまでに6、7年かかっ
たんだもの!

やばいなー、隅々まで見てたら全部ほしくなるし、あれこれ考えて
たら1時間あっても決まんない。
しかしこの先旅はまだ2週間弱続く。帰国前のパリで1kgくらい買ったチョコにもほとんど手をつけないまま来たうえに、2度目のパリ滞在でさらに買い足し、友人に先に日本に持ち帰ってもらったりまでした。なのにルクセンブルクでもまだ買う予定だったりする。(←どんだけ!) といった事項を思い出すと急に冷静になって(苦笑)インスピレーションだけでパパッと選んだ。所要時間3分くらい。どうしても買い足したくなれば火曜の午前中にまた来れなくもないからいいや!と。店に入った時は舞い上がりそうだったのにあっけない。
それでも3種3箱、650gほどをゲットした。日本じゃ10粒ほどで4000円近くするところ、全部でおおよそ80粒68ユーロ。毎日1粒食べても3ヶ月くらいある♪
この冬いったい何キロのチョコを食べるつもりなのか・・・~_~;
して、こう書きながら、このくらいでよかったんだ、と思う。

BERNACHON 同じくもう一軒、リヨンかサロショコでしか買えない
ベルナシオンは日曜に。こちらも手作りと品質管理
を重視し、支店は出さない主義らしい。よって日本
に入ってくる量も限られるため、サロショコでは
整理券が発生するとかどうとか、とにかく1番人気
で、初日に行かないと買えず、残ってたとしても他
に比べて値段も格段に高いから思いきれず、で私は
パレ・ドールという看板チョコと、ドライフルーツ
やナッツがぎっしり入った板チョコしか食べたこと
がなかった。
そしてそのどちらも、朝から並んだり殺到するほど
じゃあないよね、日本での人気は異常でしょ?!と
いう感想で、コスパ悪いのもあり、実はあまりいい印象を持っていなかった。
けれど、リヨン本店にはサロン・ド・テ併設とのことで、せっかくだからチョコを買うよりケーキをイートインしよう。と行ったら日曜はカフェはやってなかった。(・_・;
日曜で通りの他の店もほとんど閉まっているし、天気悪いから歩いてる人もまばら。なのにベルナシオンだけは地元の人がひっきりなしにやってきて、皆主にケーキを買っていた。私も並んで‘ガトー・プレジダン’という看板ケーキと、改めてパレ・ドールのいちばん小さい3個入りとマロングラッセ、1.8ユーロのミニケーキをひとつずつ買った。プレジダンはショーケースに残りひとつだけで、前に並んでる人が買っちゃわないかどうか若干ひやひやした。

BERNACHONPresidentmarron

ランチのあとお腹いっぱいで購買意欲がわかなかったのは幸いだったのかも。いくら日本でいちばん人気で、日本より激しく安いとはいえ、ボンボンショコラはもうさすがにやめとこうと。
いつの大統領の話か知らないけど(苦笑)大統領50歳の誕生日祝いにポール・ボキューズで出したことからプレジダンと名付けられた、花びらみたいなチョコレートケーキを無傷で持ち帰れるのかだいぶ疑問だったが、さすがはこなれた店員さん。一見雑に見える梱包でもほどいてみると平気で、このケーキの繊細な食感と濃厚なチョコと、台のビスケット生地や埋め込まれたフルーツゼリーの小技に

うまーーー!! ベルナシオンてすごかったんだ!!!

いまさら見直した。f^_^; フランスでだけでなく、世界一周を始めてから、いやこの半年に食べたケーキではいちばんである。マロングラッセも栗のボリュームといいほろほろ具合といい、他とは何かが違う。
ということで、パレ・ドールと残りのプチガトーを食べて改めて感激したならば、リヨン発つ前にもっかい行ってしまいそう・・・。もはやチョコレート買い出すのに最も刺激的な街はパリでもブリュッセルでもなく、リヨンなのかもしれない。