December 17, 2018

荷造りは続く

バンコク・スワンナプーム空港に私より40分ほど早く着いた友は、私の荷物が出てくるバゲージ・ターンテーブルを調べ、そこで待っていてくれた。バリでもパリでもバンコクでも、現地で待ち合わせた友人らは皆定刻のフライトで予定通りやってきて、旅を終えると解散も空港ロビーで、それぞれの便で帰って行った。
学生時代から、長旅の時にはどこか一部分でものっかってくれる人が必ずいて、ロンドン、ニューヨーク、スペイン、ギリシャなどなど世界各国で合流して一緒に過ごしてきたが、今も身近にフットワークの軽い旅好きがいるのは頼もしく嬉しい。ひとつの旅が3人態勢→ひとり旅→2人態勢と変化するのは10年前にモロッコ・スペイン・ポルトガルを旅行した時と似ていて、奇遇な友人たちに感謝しその存在を貴重に思うとともに、バラエティに富んだ、自分らしい道中になったと満足し自負している。

wat paknam バンコク初めての友が、ワット・
 プラケオより「ここは行きたいか
 な〜」と新しいガイドブックを開
 いて見せた図にびっくりした。
 
 わっなにここ?!?!

 プロジェクションマッピングとか
 じゃなくって?!
 デジタルアートみたい・・・
 ひえー、いつできたの?!
 いつの間にこんなものが??
 3年前来たときは何も知らないし、
 ガイドブックにだって載ってな
 かったし。



前国王の72歳の誕生日を祝して、建設に8年くらいかかり2012年に完成したそうなワット・パクナム。近年SNS映えするってんでなぜか日本人の間だけに広まり、チャオプラヤ川を渡って対岸のバンコク中心部からは少し離れたところではあるが、常に日本人個人客がちらほらと出没する。
なんだかよくわかんないけど我々もGrabでタクシーを呼んで行ってみた。オークラから20分くらい、タクシーはたったの75バーツ(260円)。

地図案内パゴダ

車道から少し入ったところにあり、タクシーを降りて少し歩くが、日本語の案内が至る所に貼ってあるから迷わない。「教会」の上にKYOKAIってふりがな書く意味って・・・?
SNSなんてあっという間に世界中に拡散するはずなのに、純粋にお祈り&お参りする地元のタイ人と、日本人観光客しか来ないというのがとても謎。実際、他国の観光客は誰もいなかった。
外観は何の変哲もないただの白いパゴダであるが、靴をぬいでどこだろう?と階段を上がっていくと、2階3階も金ぴかの仏像とか彫刻が山のように、美術館以上の数陳列されていて、壁も天井も所狭しと赤金青できらびやかな細かい仏画が描かれている。

museum祭壇

えーーーなんなんすか、ここ!! こんな凄いのにタダっておかしくない?! よっぽどお布施集めてるか高名な寺院なんだね〜〜(驚)と言いながら、どこだどこだ?と上がってった5階は確かにものすごいことになってた。

ガラスドラゴン 近未来的でモダンで、こんなことにしちゃって
 いいのかと思うほど、悪趣味と言う人もいるに違
 いないエメラルドのガラス仏塔・・・。なぜにガ
 ラス???
 そりゃSNS映えするわ。(笑)
 だけど、インパクトがすごすぎるせいで、細かい
 ガラス細工の精密さとか、巧みな照明の加減とか
 まで念入りに観察しようという気にならない。
 (苦笑) 無心になってお参りしようという気に
 もなれない。

しかしワット・パクナムでさらに驚くべきことは、高さ60mの仏像を現在建設中であること。
周辺は住宅地の中に観光用ではない地味なお寺が建ち並ぶエリアだが、そこに突如巨仏が作られようとしていた・・・・!!!

まわりつくり中 でかけりゃいいってもんじゃない。
 爆

 ガイドブックには今年11月完成予
 定とか書いてあるけど、とてもじゃ
 ないがあと1年はかかるでしょー。
 いやはや、大仏のつくり途中な様
 子もなかなか見れるもんじゃない
 が、いまどきは鉄骨で作るんだ
 なぁ、ガンダムみたいだわ・・・
 と骨組みだけでも姿がおおよそ想
 像できるメガ大仏様を拝んだ。
 まーほんと、何から何まで凄い。
 突っ込みどころも満載。
 近々バンコクに行かれるならば、
ここの進行状況をぜひともレポートしていだたきたい。


帰国して今日までの間に、来年以降の新居を決めた。
候補の物件を見に行き、1日で8件くらい見て希望を伝え申し込み、審査もパスして現住所の管理会社には来月解約の連絡を入れ、引っ越し業者数社に電話し、訪問見積もりのアポもとった。
バンコクの写真は預かっていたメモリに落として早々に友に渡し、お歳暮を贈ってくれた方にはお礼の連絡をした。
ブック●フに行き、また旅の空で読む文庫本を調達し、新しいリモワにダイビング旅行の荷物を入れ、成田への宅配予約をした。

そこまでしたら、今年最後の温泉療養!(^^


旅のプランもなかなか真似できないんじゃないかと思うが、このスケジュールもあんまりは真似できないんじゃないかと。プー太郎とはいえ、いろんなことを同時進行でそこそこ器用にやらなきゃいけない。
今年各地で買ってきてシンクの下に並べっぱなしにしていた日本ワインを飲みながら、フランスで大量に買ったチョコレートを数粒ずつちびちび食べながらこれを書く、ひとときの静寂とまったりな時間も、懲りずにまだ旅をしながらも、引っ越しと社会復帰の準備で間もなくこうはいかなくなりそうだ。