January 07, 2019

new year's incident

らくだ 謹賀新年。

 日本に舞い戻ってきてさっそく
 引っ越しに備えて段ボールを積み
 上げております。成田から送った
 スーツケースも開封したら部屋は
 てんやわんやで足の踏み場なし。

 これだけ激しいスケジュールで世
 界を飛び回っても体はなんともな
 いが、このたびのㇷ゚ー太郎生活最
 後の海外渡航となった年始の砂漠
 リゾート旅は、信じられないとん
 でもない、おかぽんも前代未聞な
 大事件が発生し、あまりにいろい
 ろありすぎたせいで、帰ってから
 しばらく、ここに書く気にも誰か
に話をする気にもなれないでいた。

話せば間違いなく長くなるし、もう映画1本できそうなドタバタの急展開で、当初の予定は360度ひっくりかえされた感じなもので。
さて、何から話しましょうか。
 

思えばヒコーキが飛ぶとか飛ばないとか、私をスムーズにかの地に行かせるのに抵抗・阻害するような一連のハプニングは昨年5月の、デルタ航空のミクロネシア撤退(パラオ行き廃止)から始まっているような気がする。
関空と羽田両方でドンピシャに台風に遭い、フランスのデモとストラスブールのテロをかわしたと思ったらまだ終わっていなかった。

desertsand

大晦日、いそいそと乗り込んだアブダビ行きのエティハド航空内で紅白歌合戦見ながら眠くなってきたころ、友の元に宿泊予定のホテルから1通のメールが届いた。それは

外部からの我々には管理できない事情によりあなたの予約はキャンセルされました
大変恐縮ですが、日程の変更も含め、滞在プランの代案など相談可能ですので、下記の番号まで連絡してください

といった内容だった。何度読み返しても、あなた方は泊まれませんというニュアンスであることには違いなかった。でも、読み返せば読み返すほど意味わかんない。


宿泊日前日の午後ですよ?!?!


もうヒコーキ乗ってるんすよ?!


砂漠リゾートに泊まるためにUAEなんかに行ってるんですよ。
それが泊まれないってなったらアブダビまで、お宅の国まで行く意味がないんすよ。
あたしは仕事してない自由人だからまだいいけど、友は貴重な休みをこのために費やして来てんすよ?!?!

そういうこと全部、わかってます?!?!?!


わかってねーだろ



hwy いくらなんでも直前すぎる。
 直前に一方的にそんなメールなんぞよこしてきた
 って、見てなきゃどうすんの。これはオーバー
 ブッキングに違いない、我々は文句言わなそうな
 概しておとなしい日本人で女子2人だから、いち
 ばんにあぶれる対象になったに違いない、だった
 ら知らんぷりして行ってしまうのがいちばん!!
 行くしかない!と、アブダビ空港からレンタ
 カーで200km
、2時間半も超退屈な景色の変化
 などまるでない砂漠の1本道を延々走らせた。

目的のホテルはアナンタラ・カスル・アル・サラブ。タイ資本のリゾートホテルブランドで、アジア各地に展開しているちゃんとしたところ・・・のはず。

poolvilla

 結果、泊まることはできた。
 でも、1泊だけ。


チェックインしようとしたらマネージャーが出てきて「今日1泊だけなら可能だが、明日以降は無理なんだ、他のアナンタラに移ってもらうしかない。今日明日の2泊分は全額返金し、3泊目は公式ホームページのこれと同じレートでよりいい部屋を提供する。移動先のアナンタラは、これら3か所のリゾートから選んでもらって構わない」。
オーバーブッキングだろ、とかそっちの失態だろ、ここ以外は砂漠じゃないんだから泊まりたくない、などとこちらもそれなりに抵抗してみたが、理由はだんまりを決めこんでいて一切言わない。むしろ正直に事情を説明してくれたほうがすっきりするし、怒りもおさまるかもしれないのに。

キャラバン こういうことになったのは我々だけかと思ったら
 翌日朝のラクダツアーで「今日460人(宿泊者全
 員)チェックアウトするんだって? 僕らもも
 うちょっと長くいたかったのに・・・」という
 オーストリア人の言葉で事態の異常さを知ること
 になった。

 砂漠リゾートは今がベストシーズン。この正月の
 かきいれどきかつ繁忙期に、急に数百人全員を追
 い出さねばらならない“事情”とはなんたるや。


アラブの富豪が貸し切る、サッカーアジアカップ予選の関係、それに伴う各国VIPの宿泊、宿近隣の砂漠地帯でなにか機密行動があるetc. まぁそんなところじゃないかと思うが、それにしても、9月に早々に予約した他国からのゲストなんかどうでもよく全然重要じゃない、といわんばかりの扱いは怒りを通り越して呆れる。他のゲストに対しても、連絡は31日か元旦にだったようで。
トリップアドバイザーのこのホテルのレビューに、いま世界中のゲストから非難とクレームのコメントが書き入れられており、一部 ‘ロイヤルが滞在することになったために変更を強要された’ と言ってる人もいるし、政府が関係しているとの噂だけれど、本当かどうか真相はわからない。

ダメもとでも現地にかけつけ、1泊だけでも滞在することができた我々は、被害者の中でもまだましだったのかも。ラクダツアーも無料でつけろ、ホテル間の送迎が必要ない代わりにものすごいロングドライブと強行移動が必要になるんだからそれに見合う条件に提示しなおしてくれ、と訴え、結局カスル・アル・サラブに支払いしていた3泊分すべて(約40万円・・・!)を払い戻し、なおかつその後の別ホテル2泊も完全無料提供とし、さらにプール付きのいちばんいい部屋を用意する旨で合意し、書面で確認した。
2泊目以降、別のアナンタラに移動してみれば思ったほど悪くなかったし、また360度環境が変わってそれなりに面白くはあり、スパだ観光だとそれなりにアクティブに楽しんで、日本じゃありえないけど海外ってさすが何があるかわからんな、という諦めだったり悟りみたいなのもあり、私としてはさほど消化不良を起こさず旅を終えることができたが、友も含め、他国からの様々な大勢のゲストたちのなかでそう思っている者はごく一部だけなのかもしれない。

お金は戻ってくることになり損失はない、むしろン十万もの滞在費が浮いたことになるが、だからって歓迎できることでは決してないし、そういうことを平気で(?)やってしまうUAEという国だったりホテルに対して印象は非常に悪くなる。
もしかしたらホテル側だって被害者なのかもしれないが、ㇷ゚ー太郎のしめくくり旅、2019年も一発目からそんなことがあり、まだまだ予定通りの旅をさせてもらえないどこからかの力が働いているように思えて不気味である。
国内はほぼ毎月、たくさん出かけても全く何ともないのになぁ。


さすがに今年はもうそんなに海外は出かけないだろうし、新しい拠点での生活と仕事に順応するのが最優先だもんで、昨年ほどの話題は提供できないと思われますが(^^;何かしら書きとめてはいこうと思います。
写真のストックもいっぱいありますんで(笑)