January 09, 2019

まるでテーマパーク

泊まれません、と言われ1泊で追い出されたその後はまたにして、一応1泊だけはできたAnantara Qasr al Sarab の様子を。
アブダビでレンタカーを借り、ずうぅっとまっすぐな1本道を2時間走ると、両側に果てしなく広がるわりと平坦だった砂漠の起伏が徐々に大きくなり、荒野っぽい景色から、我々がイメージするほんとの ‘砂漠’ に移行する。私はモロッコでサハラや、チリのアタカマ砂漠にも行ったしエジプトもひととおり旅行しているから、砂漠の光景じたいに「うわぁ」というのはないが(苦笑)、自らクルマを走らせて行くのは初めてで、しかもその先に巨大なリゾートが突然出現するのは現実離れもいいところ。よくもまぁこんなところにこんなものを作ったな!!と感心する。

qasr al sarab


道路は整備されているからレンタカー、それもAWDなんかじゃなくても全然問題ない。ハイウェイは無料で、制限速度はなんと時速160km。それでも空港からホテルまで片道2時間半ほどかかり(さすがに↓このちっこいトヨタで160kmは出せない)、ホテルに送迎を頼めば片道3万円とか・・・ そのべらぼうな値段に迷わずレンタカーを選択した我々だが、実際クルマを走らせてみて「はー、これならあの値段も妥当だね」。(^^;
でもこの国でクルマを借りてみていちばん驚いたのはガソリン価格。リッター57円くらい。えーー!日本の半額以下、おフランスからすれば1/3以下。ハイオクっぽいのも含めていくつか種類があったが、それぞれリッター0.5円くらいしか差がなかったから、スタンドの兄ちゃんが言うまま ‘スペシャル’ みたいなのを満タン入れても1500円とか。

さすが石油産出国。

TOYOTAgate

gateentrance

ハイウェイからの入り口に門番がいて、予約名簿と照合して侵入を許可されるが、そこからいくつかのゲートを通過してホテルのエントランスまでも10kmくらいある。秘境感半端ない。しかし塀や建物の感じはディズニーのようでもありテーマパークっぽい。決してちゃらちゃらしてないし、写真で見るより落ち着いたインテリアでセンスも悪くないが、こんなとこにこれだけもの作っちゃえばどうしても“要塞作りました!!”感が出ちゃうよなぁ。

poolspa

villalobby

少し離れたところ、客室からは見えないところに従業員宿舎や発電所などがあり、電気は自家発電らしいが、年に数日しか雨が降らないこの場所でこの大量の水はどうしてるんだろう?
200室のリゾートに対して従業員は300人だそうだ。ラクダだけでなく乗馬や4WDでのツアー、サンドボード、マウンテンバイク、料理教室などなどかなりな数のアクティビティーも展開していて、それだけのスペシャリストが常駐しているのも相当頑張ってる。いやーすごい。

レストランも3つくらいあり、敷地は細長く広大で、ヴィラからの移動は歩いてもいいがカートを呼んだほうが迷子にならない。夏は日中50度近くになるらしく、いくらプールがあってもさすがにそれだと屋外での活動は何もできなそうだが、この時期は30度に届かないくらいで幸い風もなく、砂が巻き上がり顔や髪が砂まみれになるようなこともなく目も痛くなく、過去の砂漠訪問からすると予想以上に快適な滞在ではあった。
ていうか、いまどきは砂漠ど真ん中でもこんなにストレスなく過ごせるのか、と。

だからって砂漠はもういいけど。(爆)