立てよケアマネ

  介護の話をしよう  悩めるケアマネの応援ブログ

先日機会があって、
『ケアマネの業務外の仕事』
の代表的な業務についていろいろとケアマネの意見を聞かせてもらった

4つほどあげてみた
いずれも協力してくれる家族 親族はいないと思ってもらいたい

・料金滞納等により電気/ガス/水道が停止された場合の再開の申請
やるべきでないけど、利用者の生活や命にかかわることなので
仕方なくやっているという声が多かった
解決策としてはやはり、成年後見制度や社協の権利擁護事業の活用が人気

・入院/入所時に連帯保証人になってほしいと言われた場合
これは圧倒的にやってはいけない 
やる権利も義務もないといった意見がほとんど
そんなことを要求する病院や施設がおかしい!
と言った意見も多かった

・急変時に救急車への同乗を求められた場合
これはほとんど乗らざるを得ない・・・と言った意見が多かった
ケアマネとして病院側に情報提供する必要がある
中には救急隊員から同乗してもらわないと救急車を出せない!と言われた
という驚きの声もあった
また『病院から一人で帰るバスが悲しかった』という声も・・・

・災害が発生した場合の安否確認
こちらも圧倒的にケアマネは安否確認をすべき
という声が多数
ただ、災害の大小により自分の身を守ることが最優先で
安易に安否確認してはならない
という声も
また、安否確認はまず電話をしてから!と言った声もあった

とまあ、意見はいろいろであるが

よくよく考えてみたら
いずれの仕事もケアマネの業務内容を示す
『重要事項説明書』には全く載っていない仕事である・・・

つまり、本来やるべきでない仕事を
ケアマネはやらざるを得ない状況にあるということだ


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利用者の心身の状態などをもとに
AI(人工知能)がケアプランの原案を
自動で生成するシステムの普及を目指している  らしい・・・

このニュースに拒絶反応を示すケアマネも多いだろう
拒絶反応の主な声は
『ロボットなんかにケアプランが作れるか!』
『我々の職域が侵されてしまう!営業妨害だ!』
『AIじゃあ血の通ったプランが出来ない!』
『機械的な味気の無いケアプランになっちまう!』


まあこんな感じ

しかしそうだろうか・・・

自動化 機械化の流れはもう避けられないと思う

It's Automaticである

人工知能によるケアプラン作成を
やみくもに否定するのではなく
人工知能をうまく活用すればよいのだ

とりあえず基本的な情報を入力したら、一般的・平均的なプランが出てくる

それを足し算引き算でケアマネが手を加えていけば良いのだ

そうすれば人工知能とケアマネの共同作成のケアプランが出来
・人工知能は血の通ったプランが作れない
・ケアマネは客観性がない
というお互いのマイナス面を補い合うことが出来る

『ばかやろう!ロボットなんかにケアプランが作れるか!』
『ケアプランと言うのはいつだって手作りだぜ!』
と言っているケアマネは
いつまでもハンドメイドにこだわっている
古い頑固気質の職人と同じだ

時代は常に変化していっている

手作りは手作りの良さがあるので
それを全否定するつもりはない

ただ
時間をかけて作ったハンドメイドのケアプランと
人工知能とケアマネの合作プランの
どちらが利用者に選ばれるか?

これに尽きるのだ


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最近の生活スタイルでは正座をする機会は少なくなっている

せいぜい葬式か法事くらいだろうか?
いや、葬式も会館やホールでやるので椅子に座るだろう

そんな社会情勢の中
ケアマネは日本一正座をすることが多い職種と言える

なぜなら対象となるお客さんは高齢者がほとんどで
古い住宅が多い為、和室などの畳に座って話を聞くことが多い

しかもロングコースとなれば1時間以上はざらである

世の中に1時間の正座に耐えられる職種はそういない

正座について深く追求する機会もないだろうし
その必要性を感じる人も少ないだろうが

すこし正座について掘り下げてみる

正座と言うのは座っている間に波があり
痺れでどうしようもないときそれほどでもないときとがある

それはまるで下痢で腹痛が到来した時のようであり
寄せては返す波のようなものである

最悪なのは痺れMaxの時に立ち上がる羽目になった時だ!

顔を引きつらせながら立ち上がるが
ふらついて転倒しそうになる

利用者に『くれぐれも転倒しないように気を付けてくださいね』
などと人を気遣っている場合ではない

この時ほど玄関の手すりが役立つことはない
心から『あ~手すりを付けててよかった~』っと思うのである

身をもって手すり取り付けの妥当性を証明して見せるわけだ

利用者だけでなく、ケアマネをも助けるこの住宅改修は
完全に正解だったと言えよう

今日はケアマネ(介護支援専門員)が
自分の仕事かどうか微妙に感じているけど
実際には仕方なしにやっている仕事を列挙してみた

もちろん家族などの親族がいないため
ケアマネが止む無くやっているケースがほとんどである

中にはボーダーライン上の仕事というよりも
完全にケアマネージャーの仕事ではないものもあるだろう

  • 各種利用者負担割合の減額証の申請
  • 市町村サービス(配食 寝具乾燥サービス)等の申請
  • 障害福祉サービスの利用申請
  • 年金各種申請
  • 公営住宅の入居申請
  • 入居できるアパートを探す
  • 生活保護の申請
  • 電気ガス水道等が停止された際の申請
  • 料金滞納による電話停止の再開申請
  • 消費者被害に巻き込まれた際のクーリングオフ申請
  • 日常生活費の引き出し
  • 滞った公共料金の支払い
  • 入院、入居の連帯保証人
  • 外来受診の同行
  • 薬の管理
  • 通帳の管理
  • 郵便物の管理
  • 救急車の同乗
  • 近隣トラブルの仲裁
  • 災害発生時の安否確認
  • 死亡時の葬儀の手配や同行
  • ゴミ屋敷の片付け
どうだろうか?
多くのケアマネジャーは
自分の仕事ではないと感じながらも、誰もやる人がいないからやった
という仕事が1つや2つはあるのではないだろうか?

利用者の生活を支えるケアマネは

利用者の生活をなんとしても支える!という正義感と
ここまでケアマネがやらないといけないのだろうか?という疑問
この二つの間で葛藤し続けているのである

  • 介護職員不足が加速して止まらない

    テレビや新聞報道で介護職員が不足している
    今後さらに不足するという『他人ごと』のような報道がなされているが

    現実は、皆さんが思っている5倍は状況が深刻だと思ってもらったほうが良い
    5倍の根拠はないが、それぐらい危機的状況だということ

    募集かけても来ないのは当たり前
    折り込み広告などに『介護職の求人』を出しても

    全く反応がない・・・

    やっと『求人広告を見た』と言う連絡が入ったかと思うと

    他の求人情報誌が
    『うちでも広告載せませんか?』
    という営業電話だったりする・・・

    国は介護職のイメージアップやキャリア制度などで人材確保を試みているが
    そんなものは無駄でしかない

    なぜなら介護職不足している理由は『労力とその対価』のバランスが悪い
    その一言に尽きるからだ

    つまり、割に合わない仕事なのだ!

    体の不自由な方々の介護を一生懸命やっても
    モンスターのような家族に苦情を言われ
    利用者からは激しく抵抗される

    それでいて
    もらえる給料はスズメの涙

    つまり一言でいうなら
    『やってられない!』

    この言葉に尽きるだろう

    しかも、求人でやってくる人物は
    他産業では能力を発揮できず、職を転々として
    介護の世界にたどり着いたような転職ジプシー

    それでも背に腹は代えられないため雇用する
    しかし、そのような人は仕事が出来ないので
    そのしわ寄せは他の介護職に・・・

    そして、優れた介護職は辞めていく・・・
    まさに負のスパイラルなのである

    先ほど言ったように、介護職は『労力と対価』のバランスがあっていないのだから
    解決策は
    労力を下げて介護職の負担を軽くするか
    対価をあげる、つまり給料を上げるしかない

    この原発巣の手術を行わない限り
    小手先の『介護職イメージアップ大作戦』など
    箸にも棒にも掛からぬ程度で失敗に終わる

    介護職の人材不足という問題はいつまでたっても解決しないのである


    この問題は早急に解決しなければ

    介護難民があふれ
    貴重な労働力は介護離職せざるを得ない

    介護離職ゼロなど夢のまた夢・・・

    このままで大丈夫か日本!

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