ショップで1匹だけ売れ残っていたところを連れてきたのがゴルゴです。
小さくて甲羅も柔らかくて、腹甲が変形してしまっていました。 

連れ帰って観察してみたところ、エサの偏食が強いようで成長が遅れていたようです。

ショップで与えられていたと聞いたカメプロスを与えてみたのですが、4日間も絶食・・・。
さすがに僕もあせり始めて、他のカメたちと同じくレプトミンを与えてみたらバクバクと食べ初めてくれたのでした。あとは、乾燥エビも喜んで食べてくれました。

単純にショップで与えられていたカメプロスが気に入らなかったということでしょうか?

始めに拒食で焦らされて以降は、何も問題なく順調に成長してきたゴルゴが体長を崩してしまいました。
先日、一匹のミドリガメがお星様になってしまったのですが、ほぼ同じような症状が見られるのです。

◆ゴルゴの症状
①水に入るのを嫌がるようになり陸場で過ごす時間が長くなってきた。
②エサのときも陸場にあがったままでエサを食べにこない。
③パクパクと苦しそうに口を開けていることがある。
④口から泡を吹いているのを確認した。
⑤無理やりに水へ入れると甲羅が右側に傾いている。 

先日、亡くなったミドリガメとは①~④までが共通している。
また、亡くなったミドリガメは①~④に加えて眠っていることが多かった。

ネットで調べた情報によると、呼吸器に問題があるようだけれど・・・。
もしかして、亡くなったミドリガメからゴルゴにも感染してしまったのだろうか?

他のカメたちへの感染を防止するために水槽を徹底的に掃除してからイソジンで消毒!さらに太陽で乾燥。
申し訳ないと思いながらゴルゴは小さなケースに隔離した。

(ノд・。) グスン


◆亡くなってしまったミドリガメについて、

偶然に預かるというか、屋外に置いてあった水槽に捨てられていたミドリガメでした。
近所に住むバアさんが、とある池のある公園で拾ったけれども自分では飼えないからとうちの水槽に入れていったカメです。

個別に観察して問題がないようでしたので、うちのカメ水槽に合流させました。
このカメの異常に気が付いたのは約2週間前でした。

水に入りたがらなくなり、陸に上がって眠っていることが多くなったのでした。
そして、食欲も落ち始めて・・・。
衰弱を防ぐために、薄めた蜂蜜とレプチゾルで朝晩の栄養補給を始めることに。。

観察を始めてから数日後の朝、水槽をのぞくと、陸場の上から僕を見上げながら口をパクパクと開け始めて、さらに泡を吹いて目をとじたのでした。

《死んだ?》と慌てて持ち上げると目を開けてパタパタと手足を動かしいて暴れるのを見て安心したのでした。

カメが泡を吹くイコール熱中症という知識はあったのですが、まだ明け方で気温が上がり始める前であることから、熱中症の可能性はないと判断しました。

しかし、その日の夕方に帰宅すると・・・。すでにミドリガメは固くなってしまっていたのでした。

まさか、あんな直ぐに死んでしまうなんて想像していませんでした。

未熟な飼い主で悪いことをしたよなあ。