8月になってしまいましたが、7月に観た舞台についてです。
当日、携帯に打ち込んでいた感想を元に簡易版でアップします。
(^^;

知らなかったのですが、毎年、上演されてたんですね!
全国各地で、多くの人に歌舞伎に触れて欲しいという試み。
私は今年、初めて拝見しました。
澤瀉屋の若手公演です。

7月24日、日本青年館公演・夜の部です。
「あなたの街にまいります!松竹大歌舞伎」

[キャスト]
市川右近/市川猿也/市川春猿/市川段治郎/市川笑三郎/市川笑也/市川門之助/他

■演目
一、歌舞伎のみかた(かぶきのみかた)
二、平家女護島 俊寛(しゅんかん)
三、お祭り(おまつり)

全体の印象としては、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室より、更にカジュアルでリラックスモード。

「あなたの街にお邪魔します!」

まさに、うたい文句そのままに、特に一部の「歌舞伎のみかた」は、懇切丁寧かつネタ満載♪
大いに客席を沸かせてくれました。
(^^)v

司会は、美人姉妹コンビ♪
市川笑三郎さんと、市川春猿さんでした!
(^m^)

今回のお席は、なんと前から3列目!
近いです!!
メチャクチャ近いです!!!(大騒ぎ)

役者さんが動くたびに、ほのかに“お香”の香りが…。
風情でした。
(*ーー*)


先ずは、一般舞台にも、きっちり歌舞伎舞台を創り上げたスタッフ・制作の皆さんに、大拍手!

本編「俊寛」では、猿之助一門が大奮闘!
舞踏「お祭り」は、いなせな鳶頭とあでやかな芸者さんが華やかに。
熱演を観客に届けた役者陣に、大拍手です♪

「俊寛」を、初めて観ました。
実は先日の花組芝居「かぶき座の怪人」で、「俊寛」のパロディー場面がありました。
何も知らない私は、いつ、俊寛と千鳥のアノ刺激的な場面が登場するのかとドキドキしてました。
が、全然、内容が違ってました!
(^^;


右近@俊寛が、老齢で未練で、でも哀れを誘う様子を切々と演じ上げ、胸に迫りました…。
他のキャストは、以下のとおりです。

千鳥:笑也
成経:笑三郎
康頼:段治郎
瀬尾:猿弥
丹左衛門:門之助

個人的にツボだったのが、笑三郎@成経!
笑三郎さんて、女形でもシットリしたえもいわれぬ味わいを感じさせてくださって、私は大好きなんですが、今回の成経の優しい男っぷりも、素敵で素敵で…。
まさに、胸がキュンキュンしちゃいました。
(*><*)

笑也@千鳥は、もうもう本当に可愛くって健気なんです。。
岩の陰から心配そうに様子をうかがうところなど、特にラブリーでした。

段治郎@康頼は、スッキリ二枚目ぶりが麗しい本当に良い男!

猿弥@瀬尾の“嫌なヤツ”ぶりは、お見事な思い切りの良さ。
でも、ご本人がパンフレットの中で語っていたように、見方を替えれば職務に忠実過ぎたともいえなくもない。
その辺りも、そこはかとなく感じさせてくれる、お見事な説得力でした。

門之助@丹左衛門は、気持ち良い程の正義の味方♪
爽快でした!格好良かったです!
ルックスも私好みだったりするんですが。
声とか、雰囲気とか、やっぱり目が行っちゃいました。
(*ーー*)


ところで、最後の舞踏「お祭り」の鳶仲間に、「マクベス」で麗しの王子マルカムを演じた“市川喜之助”さんを発見♪
いえ、実は全然、判っていなかったんです。
たまたま席がお隣りになれた花組繋がりのお友達から教えていただきました!
(^m^)


3時間に凝縮された歌舞伎楽三昧。
手離しで、楽しくって楽しくって♪
来年以降も、抜かりなくチェックしたい舞台だとインプットしました!!

公演概要:各地の公演情報も、興味があったのですが…。
統括的な情報が見つけられませんでした。
日本青年館の内容です。
市川笑也ひとりごと:笑也さん、ご本人が綴られるブログ。
お忙しがしいのに更新率も素晴らしくて…。
本当に頭が下がります。


週末です。
今日は、池袋で観劇です。
日曜日は、無事に抽選に当選した国立劇場のビデオシアターに行きます。
来週が我ながらビックリの観劇づくしです!
コマ劇場に朗読劇、大王へと続きます。
p(^^)q

体力調整しつつ…。
皆さんも、暑さ厳しき折柄、ご自愛ください。
そして、クリックも!
よろしくお願いします!!