クリスタル・オム
サマーライブ「セシボン��｣
2007/8/17〜19 銀座TACT

［キャスト］
あおいなつき／清水梨央／麻生侑希／平川和代／グレース美香

クリスタル・オムは、男役だけのユニットです。
（詳細は、公式サイトをご覧ください）
出身は夫々で、SKDのOGさんや解散後も活動を続ける薔薇笑亭の所属等々…。
以前から、複数の友人に話しは聞いていました。
解散前のSKDも観たことはありましたし、興味はあったのです。
でも、中々予定が合わず…。
友人から声をかけてもらい、やっと観劇を実現しました！
千秋楽8月19日の一回公演、マチネを観ました。
ユニットとしてのライブは、4回目なのだそうです。
会場になったTACTは、お酒も楽しめる銀座のライブハウス。
自由席だったので一応、開場時間5分前に到着してみました。
すると！
地下にあるお店から続く階段には、既に入場待ちの列が出来てました。
（＠＠；

友人同士で来ているらしいグループがいくつも…。
皆さん楽しそうにお喋りをながら待っていらして、一人で並んでいる私は、チョッと所在無かったです。
当日、一緒に観る予定の友人は、開演してからじゃないと間に合わず、各自で着席となっていたので…。
（ーー；

いよいよ開場！
案の定というか、とにかく舞台が近いので、チョッと離れた席を取ってみました。
（＾＾；
当日は千秋楽。
それもあったのかもしれませんが、出演者のファングループ、関係者らしき人達…。
客席も華やかでした。


開演前のアナウンスは出演者でもある、平川さん。
喋りが楽しくって…。
多分、客席の様子が見えてる場所から話されているんでしょうね。
上手に客席の空気を暖めていました。
（＾＾）ｖ

蛇足ながら、最近、花組芝居も、開演5分前アナウンスは、このスタイルです♪

そして、いよいよ開幕です！
流行のビリー・ブート・ザ・キャンプや、「ベルサイユの薔薇」のバロディ等々、笑いも一杯！
出演者の皆さんの、“来てくださったお客様に楽しんで貰うゾ！”な気迫と情熱が心地良く伝わってくる、本当に楽しいライブでした。

広いとは云えないステージゆえ、やはり歌中心の構成。
アクセント的にダンスナンバーを織り込で、客席降りも頻繁。
まさに、出演者と客席が一体になって盛り上がる♪なノリが気持ち良くって、私も大笑いしつつ聞き応えタップリの歌唱にホレボレとして、“アッ！”という間の2時間余りでした。

では、キャストの皆さんについて、素直な“初めて御目文字”感想です。


・あおいなつき
男役にしては小柄なのですが、何とも云えない雰囲気があって、不思議な魅力を感じさせる人でした。
“押せ押せ！”というより、チョッとはにかんで、“絶妙な距離感で惹き付ける人”とでも云えばよいでしょうか。

ショーのアンコールでは、キャスト全員が改めて客席を回って握手をしてくださいました。
当然、この方にもファンがいらしたりご贔屓さんがいらっしゃったようですが、私ごときの一見さんにも、なんだかとっても“私にはスペシャル？！”な危険な錯覚を起こさせる人だと感じました。

そうそう、一緒に観た友人が、実に上手いことを言ってました。
こういう人を、“残心(ざんしん)が出来る人”と云うのだそうです。

次のことや人に気持ちの奥では想いが至っていても、目の前の人にチャンと“あなたのことを今、一番思っていますよ！”と感じさせてくれる人のことだとか。

まさに！
そんな不思議なチカラを持った人でした。
そして、囁くようでもあり語り掛けるようでもある“ソロ”が、魅力的でした！
（＊ーー＊）


・清水梨央
会場で配られたリーフレットには、出演者の紹介がありました。
その中に、“メンバーを動物に例えたら？”という質問がありました。
なんと！
清水さんだけは、メンバー全員から“肉食系動物イメージ”を持たれていました。
（平川さんＭＣより）
（＾＾；

この方も男役としては小柄なのですが、“味のある”シャープでパワフルな雰囲気が小気味良い空気を醸し出していました！


・麻生侑希
大柄で貫禄もあるのですが、チョッとホワンとした感じが、和み系な雰囲気を感じさせる人でした。
化粧すると、雪組トップスターだった“一路真岐”さんに似てる気がしました。
喋りの声も、フワンとした感じです。
でも、ソフト帽で決めてメンバーの真中に立った時には、なんだか“真ん中オーラ”もチャンと漂っていました！


・平川和代
自ら、“霞みを食べてます！”とキッパリ言い切ったところが、却って潔くて好感が持てました。
今時、ここまで言い切ってくれる人は、歌劇の世界にだって居ませんし。
（＾ｍ＾）
決め決めで押しが強くて、ソロで歌った「タブー」は、まさにこの人の雰囲気にピッタリ。
“男役を演じる”ことに迷いの無い雰囲気が、潔かったです！


・グレース美香
長身でエキゾチックな風貌。
伸びやかで清々しいダンスと歌声。
観ていて、本当に気持ちが良くて、清々しさを感じました。
ソロで歌ったナンバー「TRUE LOVE」は、英語の発音もキレイで聞き惚れました！
気張らなくても燕尾やスーツを着れば、チャンと“男役”として成立できる恵まれた容姿は、すごい武器だと思いました。
それでいてい、メンバーの人達から連想されている動物が、“大型犬”“キリン”“ラクダ”って♪
（大受け！）
その大らかさも、魅力の一つなんだと納得でした。


最後のＭＣで、平川さんが力説していました。
「皆さん、ゼヒ次回は今日ご一緒でないお友達に声を掛けてください！
そうして、クリスタルファンを増やしてください！！」
（拍手♪）

ショーとしても、ライブとしても、チャ〜ンと“楽しかったぁ♪”と思えた舞台。
今回、私は誘ってもらっての参加でしたが、次回は友人を誘って来たい！と思いました。
（＾＾）ｖ

・クリスタル・オム：ユニットの公式サイトです。
公演フライヤーや、アルバムも見れます。
・MOON WORLD：メンバーの一人、ユニットをプロデューする平川さんご自身のサイトです。
ダイアリーのブログもあります。
・清水梨央のホームページへようこそ：同じくメンバーの一人、清水さんのブログです。
・薔薇笑亭ＳＫＤ：平川さん、グレースさんが所属するSKDのOGを中心にしたカンパニーの公式サイトです。


一週間以上あった夏休みの最終日に、この舞台を観ました。
今日から又、仕事です！
明日は、花組芝居つながりの方達とオフ会予定♪
次の観劇予定は、22日「DANCIN’ CRAZY」。
先に観た友人達からの絶賛評に期待が高まっています♪
（＊＞＜＊）

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