2018年08月28日

こんにちは。大阪市住吉区のみどりおもいやり鍼灸整骨院の枡井です。

8月も終盤を迎えましたね。
セミの鳴き声はジージー♪からミーンミンミン♪とアブラゼミからミンミンゼミに変わり始めました。
四季の移ろいゆく様を耳で楽しんでる最中。
不思議なことに、患者さんから同じ内容の相談が続きました。


それは膝の裏にピンポン玉ほど水が溜まり、
しゃがもうとすると膝の裏に圧迫感があり、下の物が取れない、靴が履けない。
膝が曲がりにくいので靴下が履きずらい。
正座ができない。
膝の裏が突っ張って歩きにくい、痛い。
階段の上り下りがつらい。
大きくなってきて怖い。
などで困っているとのこと。

そこで今回は、膝の裏に水が溜まる「ベーカー嚢胞」ついて書いていきたいと思います。

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〇膝の裏に水が溜まる(ベーカー嚢胞)とは

膝の関節には関節包という滑液が溜まった袋があります。
滑液は淡黄色透明の粘り気がある液体で、関節の動きを滑らかにし、軟骨・半月板(クッション)に栄養を与えてます。ベーカー嚢胞とは膝の裏にある関節包に滑液が異常に増えた状態のことです。
まれに、関節包が破裂することがあり、ふくらはぎがむくんで、痛み、圧痛、熱感などの症状が現れることがあります。足首、足、または太ももにむくみが現れる場合もあります。
50歳の女性に多くみられます。

◯膝の裏に水が溜まる原因

滑液は関節内の滑膜という部分で作られています。
滑膜は新しい滑液を作りながら古い滑液を吸収することで、滑液は一定の量で安定しています。
ところが、何らかの理由で膝に炎症が起こると関節内の温度は急上昇。
「いかん。いかん。これでは膝が壊れてしまう」と身体は滑液をたくさん分泌し関節内を冷やします。しかし炎症が長引いたり強くなると、大変です。身体は防戦一方で関節内の温度が下がりません。
身体は膝を守るため、温度が下がるまで滑液を休まず分泌し続けます。
その結果、膝に水が溜まります。


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〇なぜ、膝に炎症が起こるの?

膝は太もも(大腿骨)とすね(脛骨)とお皿(膝蓋骨)で構成されています。
それらは筋肉や靭帯などによって正しいルートで動くようになってます。
ところが、何らかの理由で筋肉・血管・神経・内蔵などがねじれると
【太もも】や【すね】や【お皿】の位置がずれるので、膝は正しいルートで動ごけなくなります。
間違ったルートで
膝を曲げ伸ばしするたびに
一歩、足を踏み出すたびに
階段を上がり下りするたびに
軟骨や骨がすり減ります。
すり減る際にできた軟骨や骨のかけらで滑膜を痛め炎症が起こります。

〇なぜ筋肉・血管・神経・内蔵などが

ねじれるの?


ドッチボールやバスケットボールで突き指、スキーやスノーボードで尻もち、家の椅子で足の指をぶつける、包丁で指を切る、自転車でこけて足首を捻挫、盲腸の手術、仕事のストレスで胃腸炎などなど
赤ちゃんから現在までの怪我・手術・精神的ストレスによって身体はねじれます。


〇膝の裏にある水 <ベーカー嚢胞> を早く治す

ためには


・氷水で膝全体を冷やす。 
シップは効果なし。表面がヒヤヒヤするだけで深部は全く冷えません

・痛くない範囲で両足のつま先をまっすぐ前に向けて歩く
太もも・すね・お皿の位置のずれを最小限にします。

・お腹を天井のほう(真上)へ伸ばす。
お腹(体幹)が身体を支えてくれるので足の負担が減ります。

・膝の水を抜かない。
水(滑液)は炎症によって高くなった関節内の温度を下げるために溜まります。
抜いてしまうと冷やすための水がなくなるので温度が上がります。
ちなみに軟骨や骨は熱に弱いです。温度が上がると軟骨や骨が変形します。
さらに注射針によって、膝が傷つくのでねじれが増えます。
だから抜かないでください。

・ねじれをほどく
身体に積み重なったねじれをほどけば、膝は正しいルートで動くようになり、軟骨や骨が過度にすり減りません。炎症も関節内の温度も下がります。膝の裏にある水も自然に引いてくれます。



〇最後に

身体はあなたの命を守ることしか考えていません。
膝が間違ったルートで動くのも、膝に水が溜まるのも、炎症が起こり膝が痛くなるのも、全てあなたの命を守るためです。
なので、膝の裏に水が溜まりピンポン玉ほど腫れても怖がる必要はありません。よほどのことがない限り破裂することもありません。そうなる前に身体のねじれをほどき、身体の使い方・食事や睡眠など生活習慣(環境)を改善すれば腫れは引きます。力を合わせて一緒に身体を治しましょう。

当院の患者さん症例
膝の裏にあったこぶが消えた患者さんの声

予約方法 (完全予約制)

〇LINE

『あなたの身体と心を大切に結び  あなたと大切な人を笑顔で結ぶ』   

みどりおもいやり鍼灸整骨院

私が学生の頃、父は30半ばで大病を患いました。まだまだ、これからなのに子供3人残し働けない身体になってしまったのです。病気の影響で身体中がズキズキ痛み、足は象のようにむくみ、39度近くの熱が2年ほど続き、皮膚はただれ、薬の副作用で髪も抜け落ちていました。

ようやく、退院できるところまで回復しましたが、肺に水が溜まり一緒に3回救急車に乗りました。今にも止まりそうな弱々しく息ををする父。妹のウエディングドレスを見るまでは、「あちらには行かせないぞ!」と父の冷えきった足をギュッと握っていた感触は今でも覚えています。


私は病と向き合う父と寄り添うことで、とても大切なことを教わりました。

自由に歩けること。

おいしく食べれること。

気持ちよく吸って吐いて息をすること。

当たり前に心臓が動くこと。

なに不自由なく、生きてゆけることがどれだけ幸せなことで、健康がなにより一番大切なんだと父は身をもって教えてくれました。

私は父のように大病で苦しんでる方を助けたい。

大病になる方を一人でも減らしたい。

身体の不調に縛られることなく

自由に、おいしく、気持ちよく、ごく当たり前の何気ない生活を家族みんなで過ごしてほしい。
そんな想いで日々、治療に励んでいます。


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監修 柔道整復師 鍼灸師 枡井 貴明(亮龍) 



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