千葉市の市民活動とボランティアの支援施設「ちば市民活力創造プラザ」の運営をお預かりして3年目となり、企画業務も少しづつですが動き始めました。

新たに「部会活動」という考え方で、プラザを結び目にした幾つかの団体が共通のテーマで活動を行う、という取組みを始めました。事の起こりは当プラザの運営協議会という諮問と助言の機関が有るのですが(受託者が設置)、その委員の方々が協議会の場で語られたことがベースとなって、今年度の受託申請時の企画案に盛り込み、採択されました。

委員のみなさんは採択後も精力的に発信と部会具現化のための動きをしてくださり、今回の記事にある通り「平和」「バリアフリー」「防災」と、3つの興味深い話題でのスタートとなりました。どなたさまでも参加出来ますので、ぜひお越しください。(事前にご一報いただけるととても嬉しいです)

といいながら、部会活動の語を最初に聞いた時から、私の脳内イメージでは高知市民会議の皆さんのご様子が目に浮かんでいました。当時は内田洋子さんが事務局長でいらして、2001年の名古屋でのNPO全国フォーラムでのご縁を頼りに翌年におジャマした際、当時私が関わっていた路面電車の絡みで、同じ場所(高知市民会議)で公共交通部会が開かれたのを覗かせていただき、とても熱心で責任ある議論が交わされていたのを覚えています。

残念ながら、その時に進められていた部会活動に伴うとても楽しそうな事業2つのどちらにもおジャマ出来ませんでしたが、その後また「全国路面電車サミット高知大会」への参加や、当地のこどものまちである「とさっ子タウン」の見学に絡んで、何度か高知をおじゃまする機会があり、その度ごとに生活に息づく公共交通のあり方が深まっている様子を拝見し、きっとあのときの議論がその後の高知の生活と政策とにつながっていたのか、と深い感慨を得たものです。

この高知の方々の動きから学びたい大切な事柄として、部会活動を実りあるものとするために事業者をはじめとする当事者や政策決定に係わる方々が参加していた、あるいは多様な繋げようとする動きがあった当時の様子を思い返しています。

翻って、ちば市民活力創造プラザでの部会活動でも、まず間違いなく真剣な討論が交わされることと思いますが、その結果をどのように当事者や政策決定に係わる方々に届けるか、伝わる環境を作るか、は参加者のみならず「応援する」立場のプラザの運営サイドにも大いに知恵が求められるところだと、身の締まる思いです。
この欄でも、あらためて報告出来るよう、参加団体の皆さんとともに頑張って行きたいと思います。


▼ちば市民活力創造プラザのHPの「部会活動」のページ
http://chiba-npo.net/bukai/index.html
▼NPO高知市民会議の自主事業「公共交通部会」の事業報告(2002年)
http://www.siminkaigi.com/2008/09/post-7.html
▼「公共交通部会」に、2002年8月16日におジャマした際の様子。
http://bit.ly/kouchi2002