ある女性から電話があった
私は彼女の高校時代を知っていた

3年ぶりぐらいの電話だった
私に電話するのにはずいぶん待ったようだ
思いきってかけてきたようで
話しはつきなかった

今の職場をやめることにした
でも何か意味があると思って今まで居た
それが分かったからやめることにした
と彼女は言う

今 話題になっている
江原啓之さんの本を読んで
「意味のないことはない」と書いてあったからだそうだ
江原さんの言っていることをちゃんとつかんでいるのに
私は感心した

彼女が学んだことは
分からない人に分からせることの無意味さだった

私もこの頃感じていることだ
立っている位置が違うと言うか
人間の種類が違うと言うか
明らかに感じ方が違う人がいる
おとなとか子どもとかは関係ない

そういう人が悪いのではない
自分と合わないだけ
そっとしておくに限る

彼女と電話の終わりに話したのは
今の世の中
こだわって
まじめに
純粋に
生きることを大事に
意味をもたせながら生きるのは
とても生き難い

自分にちゃんと向き合って生きるには
あまりにもむなしい

でも
今をちゃんと生ききりたい