2008年08月08日

いつか見た光景

とある国でのお話です。

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※道路でつばを吐いたり立小便する人がいる。
※道路の端を、時々ねずみが走っている。
※お金が無くて1週間くらいお風呂に入っていない人がいる。
※外食はほとんどしない、しても食堂で・・とか。
※下の子は上の子のお古を着ている。穴が開いた服も、アップリケなどで繕って着る。

これはインドや中国でのお話ではありません。日本でのお話です。ただし40年以上前の話ですが(笑)。この頃のことを考えると、日本もずいぶん豊かで品の良い国になったものです。

80年代になって十分豊かな国になった頃も、貧しかった頃の記憶は人々に鮮明に残っていたように思います。その少し前は、日本人は海外から「エコノミック・アニマル」と呼ばれていました。お金は持っているけど、品の無い、文化の低い猿のような人種だと・・。世の母親たちは、欧米流の品格を子供に身につけさせようと(?)競ってピアノを習わせました。当時、ピアノの先生になりたてのまだ若い私に、「これからの日本は欧米並みに文化水準の高い国にならなければならない。それは君たちにかかっている。」みたいに言う人もいました。

ところで先日テレビを観ていると、中国の若い女性が日本に買い物ツアーに来ているシーンがありました。その女性は日本製の電化製品が欲しいのに、売り場にあるのは中国製の物ばかりで戸惑っていました。
これを観て私は思わず笑ってしまった。実はこれと同じ経験を私もしたことがあるからです。

80年代後半、私は友達とロンドンにいました。独身女性2人でヨーロッパ旅行・・というと優雅なようですが、実は198000円の格安ツアーで、独身貴族とはいえ、なけなしの貯金をはたいての旅行でした。
折角ロンドンに来たのだから、記念に服でも買おうということになりました。でも、ブランドのお店に入るお金はありません。普通のスーパーマーケットのようなところで探し始めました。ところが目に付くのは、Made in Japanの文字ばかり・・折角ロンドンくんだりまで来て、日本製は買いたくないよーと途方にくれるとともに、普段意識していない当時の日本の経済力に驚かされたのでした。

当時は海外の日本たたきがひどくて、日本車を叩き壊すなどという過激なパフォーマンスをしていた外国人もいました。でもロンドンで出会った人たちは、皆親切でいい人たちばかりだったなぁ。人としての礼儀や情も、万国共通のような気がしました。

歴史は繰り返す・・中国のその女性も、若かりし頃の私と同じなんだろうなぁ。。若くて夢中で仕事をして、夢中で遊んだあの日・・それを考えると、今の中国の若者たちを応援したい気分になってきます。今は環境問題とかもあるから、そうも言ってられないのかもしれないけれども。。

今日は、北京オリンピックの開会式です。

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mieroom365413 at 10:14│Comments(0)TrackBack(0) その他(2008年) 

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