ばらいろ通信(改 ミニョン堂通信)

長い白猫と着物好きイラストレーターのまいにち

August 2006

53f03867.jpg市川海老蔵初主演映画「出口のない海」を観ました。実は戦争ものって本当に苦手なんです。ただただ悲しくなるし何日かヘコむのあまり観ないのですが(これはダメですね)今回はお仕事も絡んでいたので観る事に。もうね「人間魚雷」って言葉だけでヘコみません?カミカゼ特攻隊しか知らなかった無知な私は海軍にもこんな特攻隊があっただなんて...とかなりショックでした。人が独りしか入るスペースの無い魚雷の中に乗り込んで敵艦に追突してゆく恐ろしさ...ハッチをガッチリ締められて密封されて死にに行く恐怖...考えただけで倒れそうです。しかも操縦も大変難しく1つでも間違うとまっすぐ走らないシロモノ。実際に訓練中に亡くなられた方もいたそうです。死ぬという極限の状態の中でしかも海底で独りで失敗して岩にはさまり追突できなかったらずっと死が訪れるまで独りで過ごさなければならない...ああ!!!!!!もう狭所恐怖症の私は絶対ダメだ...書いてるだけでダメ!!!人間魚雷に志願して旅立って行く若者達の青春映画なのですが、もう本当にベタにこれしか思わないのだが戦争ってだめですね。陳腐な言葉でしか言えないけど。そしてじいちゃんやばあちゃんは本当にすごい時代を生き抜いてきたのだなぁと改めて思いました。

さて海老ちゃんの他に伊勢谷友介、上野樹里、柏原収史など若手がモリモリと出ています。伊勢谷はものすごい男前なんだが演技が毎回ヘンです。好きですけどね。海老ちゃんは大河ドラマ武蔵の時よりもグッと押さえた演技で並木と言う青年を演じていて爽やかな笑顔とかとても良かったです。声が良い。さすが...あとやっぱり眼力が物凄いです。存在感のある役者さんだなぁと思いました(なにこの普通の意見ギャハハ)あとすごく不謹慎な話ですが高橋和也が出てるのですが登場するだびに「子供7人恐るべし。そしてそれを見習いたいと発言していた前田耕陽さらに恐るべし!いいのかともこ耕陽でいいのか!?耕陽だぜよ!?」と余計な事に脳が動きだしたので何度か思考を止めた。

さて本日舞台挨拶に行って来たのですが海老ちゃんものすごい男前でした倒れそうでした。監督が「海老蔵さんはオーラがすごくあるのであのオーラを消す演技をお願いしました」と語っておられましたがナルホドだからか...フムフム。そしてやっぱり声が良かったです。んで顔!!!顔面の力強さはやはりナマで見ると相当のものでした。オットコ前だな海老蔵!!!

そんなバカ話はさておき。ラストはなんとなく予想できるのですが意外や意外!予想外の展開です。切ない...若者達の青春映画です。上野樹里ちゃんが言ってたんですが是非自分のおじいちゃんやおばあちゃんと観に行くといい映画だなぁと思いました
http://www.deguchi-movie.jp/
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友達がお誕生会を九条にあるナイスカフェ47で開催してくれました。仲間内で誕生会を始めてもう4年...しかもほとんど47で開催。毎回毎回おいしい料理とケーキを出してくれる竜子さん&存在がもう癒しなサトさんありがとう。しかも今回蟹が出たし!!!夏に蟹!!!カフェで蟹って...無言でむさぼり喰ったわよ。ええ。
蟹

ケーキはなんと2段です
ケーキ












プレゼントも色々いただきました。こうやって並べるとカオスですがどれも私のツボを気持ち良くついております。さすがです。
ぷれぜんと

寄りで見るとこの辺とかなんのことかわかんないね
ぷれぜんと












あ!コレは若かりし日の剣さんのCD。しかもサイン入り。...ってこれに反応してくれる人は何人いるだろうか
ざず


そのまま深夜まで延々とどうでもいい話を繰り広げ(太った人の頭の後ろに出来る肉の段はアリかナシかなど...)気持ち良く酔い、喰い帰宅しました。
なんか自分でもわかんない程の年齢になってきたのですが月並みな言葉だが若い頃思っていた自分の予想図とは全然違い毎日呑気に暮らしていて外側はどんどん肉とかゆるんで来てるのに内面は若い気でいるどうしようもない感じの自分をなんとかしようと思います。でも30越えたら物凄い毎日おもしろくて素晴らしいです。これからも続きますように。祝ってくれた友達ありがとう!!!


番外編)
地元のマブダチがくれたプレゼント。デカ過ぎる...
ビスコ
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工房風都さんにお仕立てをお願いしていた作り帯が今日届きました!!!姫路の古着屋で一目惚れして買った昭和初期の布と、これまた一目惚れして買ったワイルドパンチな布。リバーシブルという欲張りなカタチで帯にしていただきました。こうやってプロの方の作品を見ると惚れ惚れします...なんて綺麗な縫製でしょう(ビファオアフター口調で)私も自分で帯を作る事はあるのですがもう裁断の段階から厭で厭で仕方ない。縫うのはもっと厭...グダグダの縫い目で力技で仕上げてしまいます。お針子失格です。ああ...やはりお願いしてエガッタ...

このグロい花の感じとかたまんない
花柄帯

この帯のコヨーテ側を締めて来月はマドンナのコンサートに行きます!!!
コヨーテ
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グエムル大好きなポン監督の新作がいよいよ日本上陸です!嬉しくてウキウキで試写室に行きました。今回はなんとホラー!前作「殺人の追憶」はポン監督が言う所の『農村スリラー』前々作「ほえる犬は噛まない」はアレはなんだあのジャンルは...日常オモシロ動物映画???絶対違う...とにかく私が言いたいのはなんて引き出しの多い監督なんだろう!と言う事。今回は私の敬愛するM・ナイト・シャマラン監督の農村SFホラー「サイン」をヒントに作品を作ったそうで。あのように素晴らしいトンチキ映画をヒントにする所がポン監督らしいなぁとますますウットリしました。

さて「グエムル」の感想ですが。めちゃめちゃ面白いです!!!グエムルと言う突然変異した怪物が町中を荒らしまくるのですが先に観た友達から「グエムルなんか可愛いの。吉田戦車のキャラみたいやねん」と聞いていたのですが本当に吉田戦車キャラだった。そんなグエムルにさらわれた娘を取り戻そうとダメ父が爺さんが叔父が叔母が大奮闘していつの間にか家族の絆を深める...と言う家族ホラーな仕上がりになっています。ポン作品の好きな所は良い意味で脱力感。必死なんだけど間抜け、そんな主人公だからかえってリアルに見えるのです。恐くて笑える映画。本当に面白かったです。キャストもおなじみのメンバーが勢揃い。ペ・ドゥナは相変わらずとても可愛いし私は誰が何と言おうと私はソン・ガンホが大好きだ。ナミル役のパク・ヘイルが意外と男前だったのを今回発見。私が大好きなシーンは売店に全員が命からがら逃げて来てカップラーメンを食べるシーン。ヒョンソの口に次々とみんなが食べ物を与えてる所でかなりグッときました。そう...恐くて笑えて泣ける...すごいなぁポンさん

韓国映画と聞くと恋人同志だったが実は兄弟だったとか余命いくばくも無い女の恋物語だとかもうイメージが冬ソナなのが悔しい!!!以前韓国ブームが来る前から韓国が大好きな知人にポン作品を勧めたのだが「私は韓国映画はダメ」とバッサリ言われた。嗚呼こんな韓国好きな人でも韓国映画の事をラブものと思ってるんだ...と非常に残念だった記憶がある。でも押し付けるのはよくないわね...個人の好みだし。

ちょっとでも興味のある方は「ほえる犬はかまない」をまず観て下さい。そして「殺人の追憶」を観て下さい。オススメだす!一切恋愛ラヴは無いけれどもっと愛おしいものがたくさん詰まっています。(って...押し付けてるやんけ)


公式ホームページ
http://www.guemuru.com/
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家から歩いて行けるデカい花火大会なので毎年川べりで花火を見ています。綺麗でした。浴衣着たのだが着付けが酷い...なんか去年は上手に結べたへこ帯とか半幅が全然上手にできなくなっていた!!焦った!!!汗かきまくってドタバタして着付け完了ダメダ...こりゃ
浴衣

そうそうこの前コレ買いました。私は着付けをほとんど独学で覚えたので色々汚いんだよな〜角だしも結べないし。と思って購入。めちゃわかりやすいです!!!基礎編も買おうかしら?
全然関係無いのだが名古屋で銀座結びのコーナーで使っている帯が本当にカッコよくて欲しくて仕方ないです。着物も渋くてィイ!!!

あ!三線試験無事合格しました!
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f280f31c.jpg着物で京都に行って参りました。まずはトランスポップギャラリーでネオ・ビクトリアン・ゴシック・プリンセス!ディム・ダーシーの個展を見る。ダーシー...あいかわらずなんて自由なんだアンタは...イカス!と思いながらグロガーリーなイラストを堪能した後みなみ会館へ

映画「ヨコハマメリー」を観て来ました。恐ろしい程白塗りの老婆ハマのメリー。今は浮浪者だけどもともと横浜の娼婦だった。毎日街角でいたメリーさんがある日突然姿を消す。メリーさんの行方は?というドキュメントなのですがもうめちゃくちゃよかったです。ワシ最後ビックリして号泣したよ。メリーさんを奇抜な生き物としてとらえずにメリーさんを通して戦後のィヨコハマを描いた素晴らしい作品でした。私より年下の監督さん。スゴイです。
メリー

それにしても戦後ヨコハマで生き抜いた娼婦達のカッコいいことよ!!元愚連隊の爺さんはいまだにすごいシャレものだし...婆さんも激シブ!!!未だに女女してます。メリーさんもずーっとハイヒールだったし。「戦後は男達は戦争に負けた事で気落ちしていたのだけど女達は本当に強かった。体を張っていきいきと生きていた。まぶしかった」という元愚連隊の爺さんと「アタシャ体を売った事をなにも悪いと思っちゃいないよ。あの頃はああするしかなかったんだ」と格好よく話す元芸者の婆さんの台詞がとても心に残った。(この婆さんはメリーさんと喧嘩した事もある猛者である。)必死で活気があってちょっとエロくて目まぐるしくていかがわしい...私はやはり昭和という時代が素敵に見えて仕方ないよ。いっそ昭和にワープしちゃいたいよ。

なんかねみんなバッカンバッカン煙草吸っててそれもィイ。血眼で禁煙するのって美しくないなぁ〜とかおもた。今って正直喫煙者を目の敵にしすぎではないだろうか?煙草を吸う人の姿って好きなのだ。百害あって一利無しでは無いんだけどな煙草って...確かに病気は恐いけどね。臭いけどね。私は肌老化を気にしてやめたけどね。デヘヘ。


サイトもよいです
http://www.yokohamamary.com/yokohamamary.com/
イラストは宇野 亜喜良(ヤバス)

コメントは剣さん!!!カッコィイ

クレイジーケンバンドで作曲を担当をしている横山と申します。20年以上に渡って本牧埠頭、山下埠頭など、こっちの港湾関係の仕事に従事しながら音楽活動を行って参りました。硬い話は抜きにして、こっから本音でズバズバ行くぜ。よろしく。ってなわけで、今日は今日しかないのが港の事情とその周辺だ。だから三日も住めばハマッコじゃん。
但し「来るもの拒まず去るもの追わず」のハマッコ気質を額面通りに受け止めるだけじゃ本質がこぼれ落ちるってもんだ。互いの出自や過去や嘘やこれからを深く詮索しないのは薄情からではなくハマッコのデリカシーからだ。口ではなんとでも言えるが身体と心は正直だ。信じられるのはヌードだけ。身体は心と一体だ。
あとは全部おまけ。けむり。あぶく。おしっこ。うんち。それでいいじゃねえか。文句あるかい?
常識で考えたら常識じゃないのがこっちの常識かも知れないけどそれがどうしたってんだい。常識がそんなにエラいのか?無礼で悪いか? 無愛想で悪いか?気取ってんじゃねえぞ!
ハマのメリーが最後に見せた抜群の笑顔できっと合点が行くよ。温かい気持ちになれるよ。人間深いぜ。捨てたもんじゃないぜ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・横山剣(クレイジーバンド)


私の家の近くにもメリーさんみたいに白塗りで真っ白なすごいドレスのおばあさんがいて、よく商店街で見かけるのだが彼女の人生はどんなでどうなってそうなっているのか知りたいけど話しかけられる訳も無く...人生とは...とか八百屋の前でぼんやりと考えたりしていまします。


その日の着物。黒の綿絽に帯はカヨイコマチさん
後ろ姿
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