s旅する草履メイン

お久しぶりです
というか今年最初のブログですあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします

1月が怒濤の速さで過ぎ去って行き、残ったのは激しい老いでした。そんな伊勢丹でのあれこれも書こうと思っていたのに延び延びになってしまい...

突然ではありますが
本日8日夜9時よりwebshop商品追加します
現在SOLD OUT表記になっているものを投入しますのでよろしければご覧下さいね!

そして久しぶりに履き物も登場します
その名も『旅する草履』
21歳でフリーのイラストレーターになった時の自分の目標が『年に1度は海外旅行に行くくらい稼ぐ』だったので毎年資金を調達し色んな国に行きました。そのうち仕事でも何カ国か行かせていただいたり...(曙関のお母さんに会いに行くなど。なんだこの仕事)(その写真がこちらです)
sあけぼのん
私、人食いみたいなメイクやな...


旅はいつも私に新鮮な驚きと興奮と美味しい食べ物を与えてくれました。香港でぼったくられ、タイで水上に連れ去られかけ、ベトナムで腹を下し、パリでは腰痛で寝たきりになり、オランダでも腹を下し、ロスではホテルの前で銃声...
なにこれ...
旅はいつもズンドコと共にありました

着物を着るようになっていつか海外で着物を着てみたい!と思うものの目立つのがなんだかこっぱずかしくていつも洋服で行ってしまいます。そんな私が『もしもあの国に着物で旅に行くなら』という妄想で草履を誂えました。

アホな事を書き連ねていますが今回のお草履かなり手が込んでまして。何人もの素晴らしい職人さんの手仕事で作られています。デジタルプリントで着物の裾野はグッと広がったけれど私の根底にはいつも職人魂があります。それは父も母も職人だったからかもしれない。丁寧な手仕事を見るといてもたってもいられなくなります。そんな荒めの鼻息で完成したお草履です。

まず台の形ですが私は女らしい舟型小判が大好きなのでもちろんいつもこれ。そこに本天の鼻緒をすげてもらうのがいつもの感じなんですが今回はグレードアップ!

台の巻きの部分に「輪奈(わな)ビロード」を」ぐるりと施しました。
しかも元からボーダーに織ってある輪奈ビロードを!このボーダーのビロードを鼻緒職人さんから見せていただいた時は震えましたよ。なんという遊び心!「これこれこれで草履作りたい」と前のめりでオーダー。そこからあれこれ職人さんと配色を考えました。

輪奈ビロードと言うのは現在織り手がほとんどいなくなってしまった技術でして普段鼻緒でよく目にする本天は「切りビロード」と言います。私のつたない説明では恐らく全然伝わらないのでテキスタイルツリー編集部さんのブログをリンクさせていただきますね。今回の輪奈ビロードとこちらの会社は関係ありません!あくまでもビロードの知識としてリンクさせていただきますね
『輪奈ビロード』知ってすか?
こちらのブログはさすがプロ!布のことが満載で楽しいです。じっくり読み込みたい。

そんな輪奈ビロードを贅沢に使い、台の天(足の裏が触れる部分)は滑りにくく摩擦に強いスエードに。グンと歩きやすく。防汚れ加工、撥水加工も加えました。

本天の鼻緒は太めでしっかり足を支えてくれるので何時間でも履いていられます。足袋を入れると表情が変わるように先ツボも色を変えてみました。踵には滑りにくい本革を。

贅をつくしましたよ!!!ええ!!!


長くなるので1回区切りますね


次は履き物の全貌を!

s上から嵜ツボ