必殺湯治人

『藤岡温泉 龍神の湯』支配人ブログ

2009年11月

介護支援専門員という仕事 ~最終章~

日で居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)という仕事に区切りをつけます。今いる居宅介護支援事業所はたまたまハローワークで見つけた所でロクに研究もしないまま決めました。当事業所は訪問看護ステーションと併設されており、医療関係のことはいつでも質問できたので、本当に助かりました。またそれにより自分の力もついたように思えます。この場を借りて職場の方々にお礼を申し上げます。

この仕事を振り返って一番に思ったことは、「やっぱり儲からない」の一言につきると思います。福祉の業界においてお金儲けしようと考えると悪いことをしないと稼げません。福祉の業界において給料が安いのは事業主のせいではなく、「介護保険」という制度が悪いと思います。

介護の専門学校に行き、介護福祉士を取得しその後大学に編入。大学の在学中に資格を活かし在宅の非常勤ヘルパーとして働き、そこでとてもいいケアマネさんに出会ったことが資格を取得しようと思ったきっかけ。
僕がその頃やってた時は今のように標準件数35件ということはなく、一人で50件とか60件とかもっている人がざらにいました。「これなら一人で独立してもやっていけるんじゃないか?」と若い希望を持ちながら必死で実務経験が5年を過ぎるのを待ちました。

そして念願の試験を受けて合格。だけども・・・介護保険の改正につぐ改正。「え?標準件数?え?減算?」希望は絶望に変り、でもせっかくとった資格、昔からの夢だったしケアマネの仕事に就くことに。前述の通り、職場がとても良かったのでケアマネをやってこれたのかと。

悪いことしなくても・・・一生懸命に働けば、人並み以上に稼げる。そんな制度になることを祈り、いったん介護の世界を離れます。(完全に離れるわけではないですが・・・)

また何年かしたらまた戻りたいと考えていますが、もっといい制度になっていることを現在の政権に期待します。

ひさしぶりに今日のつぶやきのまとめ

日帰り温泉施設オープンまでの軌跡⑥~バリアフリー浴槽~

ニューアルオープンに伴ない改装工事中。ひとつの目玉がバリアフリー浴槽。まあデイサービスに行けば安心して風呂に入れるこの時代ですが、セールスポイントは介助者も温泉に入れるということ。介助が必要な方ひとりにつき介助者が一人つきます。預けている間、介助者も別の温泉でゆっくり入浴できるというシステムです。

料金は、基本の入泉料に加えて介助料2000円ほどと考えています。訪問介護で30分2300円くらいだから格安か?これを着替えから洗身、見守りまで50分ほどでまわるようにしたいと。

どれだけのニーズがあるのか正直わかりませんが、温泉に行きたい老夫婦世帯や結局温泉に行っても嫁が面倒見なきゃいけないケースなど様々あると思います。

いろんな障壁もあると思いますが・・・なんとかクリアーしていきたいです。

特養・生活相談員時代の大失敗

の日は介護職員が少なく、入浴介助を手伝ってヘロヘロになり就業30分程前にやっと事務所に戻れた。とにかく体力をつかったので汗もかいており服装も乱れ、首にタオルを巻いた状態で受付に座っていた。その時に一人の男性の方が窓口にみえる。やや険しい表情で話し始める。

「昨日来たのですが、担当の方が不在と言われましたので生活相談員の方はいらっしゃいますか?」

自分:「生活相談員をしております、〇〇と申します。どういったご用件でしょうか?」

「以前から入所の申し込みをしているんですが、いつになったら入れるのですか?昨日来たら生活相談員に相談してくださいと言われたので。」

自分:「現在の順位をお調べしますので少々お待ちください。お申し込み頂いた時から何か状況が変ったことはありますか?」

※自分の働いていた市町村では特養の申し込み書の様式が統一されており、その情報が点数化されて入所の順位が決まる仕組みであった。なので先着順ではなく、点数が高い人が早く入所できる。また申し込み時点から要介護度の変更などがあった場合は変更届けを出して頂き、点数が変るようになっている。

「何度か変更届けは出しているんだけど。今は無いです。」

自分:「そうなんですか。現在の順位だとすぐの入所は難しいですね。他の施設から入所できるといった話は無いですか?」

「無いです。もう寝たきりで本当に大変で・・・なんとか入れないですか?」

自分:「申し込まれてる人全員が大変なんですよね。順位があがってこない限り、優先的に入所というのは難しいです。」

男性の方の顔つきが変り・・・

「じゃあどうしたら入れるんだ!!大体なんだその格好は首にタオルなんか巻いて!」

自分:「すいません。」タオルを外し服装を整える。

「しかもさっきからこんなとこに立たせっぱなしで。他の施設はこんな待遇しないぞ。」

その後、通りかかった施設長がその場をおさめてくれる。

・・・というようなお話し。後に聞いた話ではその男性は申し込みの時や、現状確認の電話をした時にも同様に声を荒げる人だったとのこと。周りからは「クレーマーだからしょうがないよ」と励まされたが、そんなことは関係なく自分の対応が最悪だったことは否めない。

疲れていたから・・・なんてことは通じず、人前にでる職業に就いている以上は緊張感を持って身なりを整えておくべき。また終業間際で気持があせっていたためきちんとした対応をしなかった。

しかも一番は太字の言葉。みんなが困っているなど表現し、あたかもその状態がしょうがないかのように言ってしまった。これでは相手が怒ってしまうのも無理は無い。

点数をいじって早期に入所するなんてことはできないが、在宅介護がうまくいっていないのならケアマネともう一度話し合ってみる、すぐに利用できそうな老健や有料老人ホームを勧めてみる、など色んな選択肢があったし、何よりニーズも持った人の話しをゆっくりと聞けなかったのは専門職として恥ずべき行為。

猛省です。

日帰り温泉施設オープンまでの軌跡⑤

オルがやっと決定。バスタオルは国産パイル地でかなり高級品。フェイスタオルは温泉の名前を入れて希望者は持ち帰りできるできるようにします。その他のアメニティや備品などまだまだ決めていかなければいけないことが盛りだくさん。

20日(金)に関係者の顔合わせがありました。心強い仲間と共に温泉事業を盛り上げていこうと思います。

ちなみに今日は建築関係者の方との『安全大会?飲み会?』があります。今後もこういった付き合いが増えるのでしょうか。福祉業界ではあんまりないですね。

プロフィール

まさちゃん

  • ライブドアブログ