必殺湯治人

『藤岡温泉 龍神の湯』支配人ブログ

2010年04月

宇都宮シルバーホームの虐待事件より考える

宇都宮シルバーホームという老人保健施設にて20代~30代の職員が認知症の利用者に対し、裸で四つん這いになっている写真を撮影したり、顔に落書きをしたりしていたそうだ。
ここで批判するまでもなく、いろいろなところで叩かれるでしょう。。。。

ただ介護の世界ではこのような行きすぎた行為まではいかないまでも、類似した行為は日常的に行われているのでは??と感じます。

ある実習した施設では、月一の誕生会の行事で利用者を仮装させ色々な格好をさせていました。喜んでやる方もいれば、物言わぬ利用者もいます。しかしこういうことって普通の人がやるのかな?ハロウインパーティーとかで自主的にするならともかく???

またまたある施設では利用者の散髪を職員が行っていました。当時日本でワールドカップが開催されている頃でベッカムが来日し、その髪型がブームでした。そこでその施設の職員は『ベッカムヘアー』と称し、女性の利用者をその髪型にしてしまっていました。またある職員は男性利用者と女性利用者を間違え女性を坊主にしてしまいました。

裸までいかなくても利用者の写メ取っている職員だってたくさんいるし、どこまでいいのかというボーダーラインは介護の世界には存在しないですね。

自分は介護は『サービス業』と考えます。サービス業なんだからお客様に満足してもらおうというサービスをしようとすればこんなこと起きないですよね?ホテルに行って、受付の人から写メを勝手に撮られますか?かわいいとかいって頭をなでられますか?タメ口で話しかけられますか?

福祉の世界の常識は世間の非常識と言われても仕方ないですね。介護職の地位が向上するのはいつのことやら。。。。。。

排泄ケアの本質

お久しぶりの更新!!!月に一回の楽しみのシルバー産業新聞を読みました。福祉の仕事をしていないので情報はシルバー産業新聞か、緑風園の掲示板くらいでしか情報収集できないんですよね。。。。

んでシルバー産業新聞で気になる記事がありました。
ある特別養護老人ホームの排泄ケアの取り組みの特集。この施設は70人の利用者のうち60人が何らかの形でオムツが必要でこの排泄ケアに労力がかかっており、根本的に見直そうって話。んで結局は本人の排泄量に応じたパットの使用だとか、毎回適切な陰部洗浄をしたとか、排泄介助にかける人員を見直したとかで、労力も減り利用者の皮膚状態も改善されましたということでした。まあ記事のなかにはユニチャームのオムツや洗浄液の話がでてきてたんで宣伝なのか?と思ってしまったんですけど。まあ詳しく読みたい方は新聞を読んでください。

ただこれって読んでると一見すごいことをしているかのように思えてしまうんですけど、排泄ケアの本質って本人にあったオムツを使用することではなくて、いかにオムツを使用せずに排泄するということが大事じゃないんですかね。身体の状況によってはオムツが必要な方は当然にいます。そのような方のケアに関しては否定する余地はありません。ただオムツありきの考え方で取り組みがなされているように記事を読むと思えるんですよね。これだけ排泄の記録がしっかりなされているのであれば、個々の排泄時間も把握できて、トイレでの排泄も可能では??と思いますが。。
オムツの利用が減れば、職員の負担も減るし、コストも減るし、いいんだけどなぁ。まあオムツ業者は儲からないけど。

清潔にすることはもちろんですが、自立支援への取り組みも考えないとね。これってやっぱり宣伝も兼ねてるんですかね???と思いました。
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