GM PRESS

これでいい これがいい これでいいのか? それがI'ts My Life...

March 2006

四月のレクリエーション。

会社に、
“無料で潮干狩りができますよ”
っていうお知らせが来ていました。
大学の時のようなノリで、おもしろそうだから先輩たちと参加することにしました。

一応、カメラ室の皆さんで行きませんか?
って、ボードに貼って募ってみましたが、オトナってヤダヤダ(笑)

会社のヤなオトナたちは、
「カイ掘ってどーすんだよ?食べ方は酒蒸しとか味噌汁とかしかないじゃん!?」

(いーじゃん別に。)

「掘ってどうやって持って帰るの?」
(そんなの子どもじゃないんだから考えられるよ…。)

「潮干狩りのカイって北朝鮮産のカイを、おじさんがばらまいてるんだよ?そんなのをなんでまた掘り返さないといけないんだよ?」

(もぉいーじゃんか、自分たちは行かないんだから。
行くのは私たちなんだから!)

「カイって砂抜きしないといけないんだよ?知ってる?」

すればいーじゃん。砂抜きしようよ!?
ってか食べるの私たちだし。

「朝早く起きないとカイ無くなっちゃうよ!?」

行くよ、朝早く起きて行くよ。

最終的に、

「行ってどうするの!?」

カイ掘りますよ!


ってかさぁ……、オトナな皆さん…、違うんですよ。
結果じゃないの!過程も大事なの!

みんなでワイワイしながら車で行って、現地に着いて道具を借りて春の海、春の干潟を歩いてカイを掘る。
そしてジャブジャブ海に入って自分たちで採ったカイを食べるのが楽しいんじゃん。

そんなねぇ、アサリが食べたいだけならスーパー行って買って帰るよ。

どっちかってとアサリを食べるのは私にとっちゃ二の次ですから。
いつもとはまた違った春が楽しめるのに。
エネルギーないなぁ、オトナって。
下流社会人て呼ぶよ!?

「潮干狩りみんなで行ってきなよ」って提案してきたCマンですら、

「ほんとに行くの!?」

って、えぇーっ!?行っちゃダメなん?

「行くなってことですか?」

デジタルとテレビ。

あと5年したら、デジタル仕様にしないと今のテレビでは放送が見れなくなってしまいます。

アナログ→デジタルへ切り替え期間の今、どのテレビでも放送が見られるのは、
アナログの電波もデジタルの電波も両方出しているからで、
5年後にはアナログの電波をストップするので、今のテレビをデジタル対応にするとかしないと放送が見れなくなってしまうのです。

テレビも換えないといけませんが、取材カメラも取材テープもデジタル放送用(高画質で撮れる)に変えつつあります。

基本的には“撮る”“取材する”ことに関しては変わらないのですが、取材で私が感じたデジタル化。ハイビジョン化。

バッテリーライトを一生懸命当ててたら、カメラマンに言われました。

「あぁ…4:3(今までのテレビ用)なら見切れないんだけど16:9(ハイビジョンワイド画面)なら見切れるなぁ」

なんか微妙な位置に立ってるんだなぁ私、ってか横長サイズだとこの位置でライト当ててたらダメなんか…!思いました。

あ、でもこの前16:9ワイドじゃないのにライト持って当てとる私の手がテレビの角に“街灯かなぁ”って具合に見きれとりました。
「見切れてんじゃねーかよ!」
ってニュースを見ながらカメラマンに言われたけど、「その前に気づいてよ!」って思いました。

心配性心配症

心配性のCマン。

初めていく取材ポイントで、段取りや撮影ポジション取りなどなどが不安だからと、もともとの予定社発時間の30分前に繰り上げて出発。

「集合場所は…ハイ…ハイ…B…B…ハイ」
車の中で空港に電話して集合場所を確認。
心配なので(?)すごく早口で。

「オレ電話でBの何番って言ってた?もーなんで聞いてないのォ」
心配し過ぎて(?)、電話の内容をあんまり覚えてナイ……。

エーッ!!「B…B…」
しか言ってなかったし。(“B”に集合じゃないの?)

金探をくぐり、ゲートへ。
やまとなでしこに出てきそうなお姉さんに聞くと、もっと近付いて撮影が可能とのこと。
行き方も教えてもらい、ヤッターうちが一番のりだー。

1から10ある話のうちの7、8くらい聞けばまぁ話の全体って分かるんじゃないかと思うんだけど、このCマンは、心配だから12くらいまで聞くん。分かっていることも一応聞くん。
それでいて、十分聞いたにも関わらず、しかも空港の人から「いいですよ」って言われたにも関わらず、

「ほんとにここで撮ってもいいの??空港厳しいんだよ…?」
えー!?じゃけー。

「ほんとにここであってるの?他の局来てないよ?変更とかなってないよね?」

そりゃ誰も来ないっすよ、早く会社を出たんだから。まだあと取材まで1時間30分もあるんだから。


取材したテープをカメラから出したかどうかっていうのを局に帰るまでに2、3回は聞くけー。

忘れちゃいけない入館証を、目の前で、彼の目の前でかばんに突っ込みよるのに、

「入館証持った!?」
とか言うけー。
びっくりするけー。
“持った”っていうか“持ってる”から!見て!!

インタビューの相手にピンマイクをつけた直後に「ピンマイクつけた!?」って聞かれたっていう先輩の話、アレほんとなんだなぁって思いました。

自分の行動が他人の行動に影響を与えるということをまるで分かってないんだ……。

嫌われ者。

取材までの待ち時間になんとなく、『あれ何だろう?』と気になるものがあったので、カメラマンに聞いてみました。

「あの近未来な感じのものはなんですか?」
すると、

「スピーカー以外に何に見えんだよ。マイナスイオンでも出んのかよ」

そんな言い方せんでもいいじゃんか。……マイナスイオン…おもしろいな。

…とか思っていると、

「ってか話しかけんなよー。オレお前のことがキライなんだよー。話しかけんなよー」
って言われました。

うわっ面と向って初めてキライって言われた!
なんとなくカチンときて、得意の逆ギレで、

「ってか“私も”ですけどね!」

って言ってみました。付け加えて、

「わかりました。じゃあ、これからそっとしときますね。しゃべりかけないようにします」

「うん。そぅして」

「……」

「…」

「…あの、それでぇー」

話しかけたらどうなるかなーと思って2秒後くらいに、話しかけてみました。
そしたら、軽やかに

「ん、なになにー?」

返事したよ…!

「……(話聞く気マンマンじゃん)」

「もー話しかけんなよー」

「……(もぉ話さんのじゃけー)」

「……」

「…」

カチリ。
インタビューをする人が来たのでライトをONにしました。

広島出身なんですか?

今日昼過ぎまでの応援班で国会班ふたたび……。

朝。他の局のカメラマンさんが、

「のォ、○○(←先輩の名前)。この服で国会はいけまーが?どぉなんや」

と、今日はスーツではなかった私について話し始めました。

私「えぇー…っとぉ…」

「先輩の指導がなっとらんのじゃないんか?のぉ〇〇?スーツじゃないといけまーが?どうなんや〇〇?今日は応援で来たんか?」

とかなんとか、まぁ朝のあいさつを先輩としているのを聞いていたのですが、なんか懐かしい感じがするんだよなぁ…と思っていたのです。

私「はい、応援です。っていうか…なんか懐かしい感じがします。口調というかなんというか」

「お前出身どこやぁ!?」

私「広島です」

「広島のどこやぁ?どこ中や?」

どこ中って(笑)
まんまと広島出身だということが分かり、24番の赤バスで通る、とか己斐バイパスがどうのとか超ローカルな話を国会ですることになったのでした。

「吉島ゆぅたらラブホテルばっかり立っとるとこじゃろうが?川沿いのとこじゃろ?」

その人は、他の人と喋る時もこんな感じで、呼び掛ける時も、
「のぉのぉ(ネェネェ)」だし、
「ワシがすぐ行くけーまっとけーよ」とか言っとたし、電話を切る時も、
「そいじゃーの」で、すごいじゃろじゃろ言っとりました。

広島人て、結局どこ行っても広島人なんだなぁと思いつつ、広島で聞くと普通の会話なんだろうけど、東京の人が“ワシァのォ”とか聞くと、なんか怖いかもしれんなーって思ったりして。

私「広島弁て抜けないですよね。私もついつい出……」

「オレ抜ケテルヨ。オレ標準語ダモン。」

イヤイヤイヤイヤ……
うちの先輩に話の内容がイマイチ伝わってなかったですから。

あともぅ二人くらい広島人がいるらしい。
出身が同じってだけで妙な親近感と連帯感がわいてきます。

ふるさとの言葉に気付いた自分にびっくりじゃったけー。

ほらね。

e1e7eb82.JPG絶対冬はもう終わって、春が来とるでしょ。
冬の間は閉まっているけど、開いてるということはもぅ冬の終わりってことで、冬の終わりってことはつまりは春の始まりってことで、春の始まりってことは、ドアは開けっ放しってことで。

うっさいですか?

ひとりごと of 春

a7a27508.JPG家から駅へ向かう途中、線路沿いを歩きながら毎年おっかしいなーって思いよったんよねー。
スギナが生えとるんじゃけーツクシも生えとるはずなのに、ツクシが生えとるのを見たことがないっていうのがねー……。
東京のツクシはいきなりスギナが生えるんかなって思いよったけど
やっぱり今日見たらツクシが生えとった!ヤッター。ツクシが生えとった!

春 has come!
春が来たなぁ。春が来たなぁ。

春っていいなぁ。春っていいなぁ。あったかいし。
春ってにおいがあるよね。春臭。

私の五感でこれを察知できた瞬間に、こりゃ完璧に春が来たなって思う。

絶対春来たよ。絶対春だと思う。

ついでに言うと、画像が気に食わん。

今、『東京タワー』を借りて読んでます。
文庫本になるまで待たずに読めてうれしい。

楽しい。噂通りすごくおもしろい!


『本を読んでると気付いたらすぐ2、3時間経ってない?』

って言われて考えたけど、うーん…経たない……。

集中力がもたないというのもあるのだろうけど、
“読めば読み進めるだけその楽しいことにも終わりが来る”と思うとどんどん読み進めるのがもったいなく感じてすぐ読むのをやめてしまうんです。
まぁ本に限らずですが。

そういう気持ちでハンパに楽しむ(没頭できない)ことこそ、逆にもったいないことかもしれんけどね。

「オネーチャンもぅ読んだん!?本読むのバリ早いねっ!すごいね!」

昔、アホな弟は言っていたけど、じっくり一字一字追って読む弟の方が実は楽しめる時間が長いんじゃないか、と考えると“すごいね”と無邪気に言う弟にカチンときたりしていました。

それはそうと、東京タワーは借り物なので早く返さんといけんね。

いっちょまえに適齢期

「予算委員会が終わったら彼と別れて……だって結婚する気がないんだもん」

ってことは3月下旬にはきっと参院本会議で成立するはずだから…。
へー。
国のスケジュールが出てくるとこなんて、さすが国会担当の記者だなぁ。

いや、そこじゃなくて!

「来年30なのよ。未来のない人に時間を費やしてるヒマはないの!私には時間がないのヨ!」

へー。

結婚をあまりリアルに感じられないワタシには妙にリアルに感じられた言葉でもありつつ。

「結婚はタイミングと勢いだよ」
「世間体とか文化とかを全く切り離して結婚を考えたら、全然結婚なんてしてないと思うな」
「結婚せざるを得ない状況だったから結婚した」
とは、既婚者たちの言葉。

ある時、独身の先輩二人に(二人は同期)、「結婚しないんですか?」って質問してみたら、

「しねーよ!」
「できないんだよ!」

だって。
キャラが出てるなぁと思いつつ。

「なんで俺が他人と一緒に住んで、他人に気をつかわないといけないんだ!万が一結婚しても夫婦別姓だ!玄関入ったら別々の部屋だ!」
キャラ…出てるなぁ。
ケッコン観て人それぞれだ。

×バツと××バツバツの人に挟まれて話を聞いた時にはまたケッコンに夢を持てず……ってなったりして。

ワタシもケッコンを身近に考えるようなそーゆー年頃になったのかしら?
いっちょまえに年だけは。

ケッコンに夢を持とうが持つまいが、その時が来たらケッコンするんだろぅと思うのは、“今”だからなのかなぁ。

明日の予定

先週の今頃は、国会にいてホームシックでカメラ室に帰りたかったけど、今は国会班に戻りたいな。

土曜日の夜、ブロードキャスターを見てから寝たら、“お父さんのためのワイドショー講座”に出てきた民主党の渡部恒三が夢にも出てきて、
そのせいで夢の中の国会映放クラブ内がバタバタと忙しくなり、怒られて……
っていう妙にリアルな展開が繰り広げられ、私は肩で息をし、涙を流しながら目を覚ましたっていうのに、それでも国会班に戻りたいって思うんだから、ニンゲンってフクザツ……。
(私ってMなのかしら?ふぅ。)


先輩がこの話を聞いていて、
「国会に戻りたいって思ったのは明日の予定を見て思ったんだろ」と。


ん、まぁね。

だって明日、6時半社発で、そうなると3時起きなんじゃもん。

困った、朝が早く来る。
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