2005年08月19日
「展覧会の絵」その4 “ムソルグスキーとロシア”
演奏会等で何度も聴いていた曲ですが、作品を詳しく知って意外だったのが、絵の背景のことです。全曲を通して非常にロシア的な響きがするので、絵にはロシアの風景や民話が描かれているのかと思っていましたが、それだけではなく、全10曲のうちの半分は、フランスやイタリア、ポーランドなど、外国の人々や風景が題材となっていました。
ムソルグスキーは、芸術は目的でなく、人々とコミュニケーションを取るための手段であり、芸術を、彼の愛するロシアの農民や民衆の生活に出来るだけ近づけるという理想を抱いていたようですが、この作品全体には、ムソルグスキー独自の言葉によるロシア的な表現が息づいています。
そして、その表現が、絵の背景を超えたところにある女性たちのおしゃべりや、古城への憧れ、死者の眠る墓などといった普遍的なテーマを、より鮮明に私達に伝えていることに、今、とても魅力を感じています。
そして、その表現が、絵の背景を超えたところにある女性たちのおしゃべりや、古城への憧れ、死者の眠る墓などといった普遍的なテーマを、より鮮明に私達に伝えていることに、今、とても魅力を感じています。
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この記事へのコメント
1. Posted by
Cafe_Gimlet
2005年08月20日 20:41
>全10曲のうちの半分は、フランスやイタリア、ポーランドなど、外国の人々や風景が題材となっていました
初めて知りました。この作品はEL&P(エマーソン・レイク&パーマー)というプログレッシブ・ロック・バンドの演奏でよく聴いていたのですが新たな聴き方ができそうです。
初めて知りました。この作品はEL&P(エマーソン・レイク&パーマー)というプログレッシブ・ロック・バンドの演奏でよく聴いていたのですが新たな聴き方ができそうです。
2. Posted by
MIHO
2005年08月21日 00:41
Cafe_Gimletさん、こんにちは。
EL&Pのことは恥ずかしながら知らなかったのですが、「展覧会の絵 その3」にもコメントをいただいたこともあり、興味が沸きました。是非一度聴いてみますね!
EL&Pのことは恥ずかしながら知らなかったのですが、「展覧会の絵 その3」にもコメントをいただいたこともあり、興味が沸きました。是非一度聴いてみますね!
3. Posted by しんのじ
2005年08月21日 01:23
MIHOさん、ちょっとお久しぶりです。Cafe_Gimletさん、初めまして。
EL&Pに詳しくはないのですが、中高生の頃、とっても熱狂していた友人の影響で、少し聴きました。彼らはけっこうたくさん、クラシック曲の有名なフレーズをモチーフに曲を作っているんですよね。僕がすぐに思い出すのは「くるみ割り人形」です(^^)。
僕の世代は、彼らの曲からクラシックに興味を持って、聴くジャンルを拡げていったプログレ大好き少年が少なくなかったようです。それだけクラシックが親しみやすい要素を内包しているのでしょう(^^)。
それにしても、展覧会の絵の、壮大な音楽のつくりの起源が、相当に複雑で深いものであるというのは大変興味深いです。イメージの広がりを音に込めるのは、大変だろうけど、きっとワクワクする仕事だろうと思いますが、いかがですか?
EL&Pに詳しくはないのですが、中高生の頃、とっても熱狂していた友人の影響で、少し聴きました。彼らはけっこうたくさん、クラシック曲の有名なフレーズをモチーフに曲を作っているんですよね。僕がすぐに思い出すのは「くるみ割り人形」です(^^)。
僕の世代は、彼らの曲からクラシックに興味を持って、聴くジャンルを拡げていったプログレ大好き少年が少なくなかったようです。それだけクラシックが親しみやすい要素を内包しているのでしょう(^^)。
それにしても、展覧会の絵の、壮大な音楽のつくりの起源が、相当に複雑で深いものであるというのは大変興味深いです。イメージの広がりを音に込めるのは、大変だろうけど、きっとワクワクする仕事だろうと思いますが、いかがですか?
4. Posted by
MIHO
2005年08月21日 01:42
しんのじさん、こんにちは。
EL&Pに関するご説明をありがとうございました。展覧会の絵がロックではどのように表現されているのか、とても興味があります。
この曲は、聴き慣れてよく知っていたつもりでしたが、曲の背景を調べるうちに、へぇ〜と思うことが沢山あって本当に面白いです!また、実際に弾いてみると、いろいろ思うことがあって、まだまだ書きたいことはあるのですが、このシリーズは、次で一応ひと区切りにしますね。
EL&Pに関するご説明をありがとうございました。展覧会の絵がロックではどのように表現されているのか、とても興味があります。
この曲は、聴き慣れてよく知っていたつもりでしたが、曲の背景を調べるうちに、へぇ〜と思うことが沢山あって本当に面白いです!また、実際に弾いてみると、いろいろ思うことがあって、まだまだ書きたいことはあるのですが、このシリーズは、次で一応ひと区切りにしますね。

