平井美帆 MIHO HIRAI BLOG

思ったこと、感じたこと、ぼやいてます。

写真=高部心成
『故郷松花江 黒龍江省 哈爾浜』
(2003年刊)より















権力は腐敗する

一日の終わり。疲れきった頭と体で渋谷の雑踏を歩いていると、透きとおった歌声が……..。すっと耳に入った。急いでいたのでいったんは通り過ぎたのだが、ちょっと逆もどり。聞いていないようでいて、どこかで癒されてる誰かが必ずいる。なんてステキなことだろう。よし、がんばろうと思えたのだった。

間一訓(あいだかずのり)さんというシンガーでした。

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知り合いはこの時期、訪中する人が多い……。あぁ、どっか行きたい。誰も私を知らない、言葉も通じないような場所をうろつきたい。中国の地方なんかだと、何してんだと拘束されてしまいそうだけど。(疲れていると、どうでもよいようなぼやきが増えます…。)

どこにも行かなくても、紫外線対策だけはばっちり。
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AKB48選抜総選挙で結婚宣言をしたNMB48の須藤凜々花――、というニュースが流れてきた。

前々から思っていたことなのだが、結婚するとき、「結婚します!」ってしつこいくらいに告知してきた友人が少なくなかった。20代ならなおさら? さらには頼んでもないのに、結婚式の写真、夫婦の写真、子どもが生まれたら家族写真の年賀状や何やらがくる。(きた、と過去形だけど)なにかの折に触れて、新婚のときはやたらと「告知」、express、表現してくる。

それはそれでいい。相手がそうしたいのだから。
でも、だったら……
「離婚」のときも、「離婚します!」って同じように告知してほしい(心境になる)。

あれだけプライベート全開で、頼んでもないのに告知しまくっていたのだから、別れたときも知らせるべし、となる。

写真付き年賀状の類も、子どもがかわいいときだけ送りつけておいて、ある時期からピタッととまる。……あれはなんなんだろう。一方的に送られた側は「一時だけ見てください」要員だったのだろうか。

子どもがグレてしまった時期も続けて送るとか、20歳になるまで意地でも送るとか、何かポリシーを見せてもらわないと、「なんだ、もしかしてまわりにアピールしたいだけだったの?」となる。つまり、家族のことは上辺だけは見せる、上辺だけは自慢する。だけど、「表」に見せれない状態になったら、隠しておくってことだろう。子どもがいい学校や会社に入ったら積極的に言いふらすけど、フリーターになったら何も言わない親のパターン。

さらにいうならば、たいして親しくもない昔の友人・知人に、
おめでたいときだけを一方的に知らせてきたならば、最後まで責任をもって、揉めごとから不倫、別居、離婚にいたるまで全て告知すればいいのに。(なーんて)

まったく人様のプライベートなんて知りたくもない。だが、最初だけ「見て、見て!」という人には、「見てもいいけど、じゃあ、ぜーんぶ、最後(裏側)まで見せてくださいね」となる。

だから、結婚します!ってやりたい人は、離婚のときも、「離婚します!」と告知してほしい。

今日、先月24日から通いはじめた辰巳法律研究所(高田馬場の東京本校)でこんなことがあった。週2回の原考至先生の基礎講座、ハイスピードスキーム(予備試験専願)。

授業は午後2~5時10分までで、2回の5分休憩をはさみ、1コマめ、2コマめ、3コマめと、約1時間の授業が3回ある。1コマめが終わった後、午後3時すぎに女子トイレにいったら、2つある個室が両方しまっていた。ほどなくして、入り口側の個室から、同じクラスの女性(Aさん)が出てきたので、次に私がそこに入った。

この間、隣の個室はずっとしまったまま。

(5分しか休みがないので)急いで用を足し、トイレからでて、手を洗っていると…。
奥の方のトイレから出てきた人が、私の隣で手を洗いはじめた。

40歳前後の黒っぽいスーツ姿の男性である。
!?続きを読む

久しぶりに食べたナツメの旨さに感動して、さっそく、通販で購入。上野アメ横の専門店。

そのまま食べてもおいしいけど、ちまき(粽)の中に入っていたほうが断然おいしいなぁ……。でも作り方もわからないし、作る時間もない😢 ハイビスカスティーも買った。これらで、プレ夏バテ予防に努めよう。
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下の記事の(下)
詩織さんに現行法の壁 泣き寝入りの温床「合意って何」

チカン常習犯もそうだけど、大抵の加害者はターゲットの見極め、シチュエーション設定、逃げ道・逃げ口上など、研究しつくした上でことにおよんでいるから(性犯罪のプロ)。被害者の泣き寝入り、立証の壁、社会の偏見を巧みに利用して、再犯をくり返している。卑劣の極み。

準強姦罪は暴行あるいは脅迫を用いないレイプともいえるから、‟賢い”犯罪者御用達の手段。ある意味、知能犯である。

以下、詩織さんのインタビューから
「事件性を疑う状況が判明し捜査に着手も、逮捕状を取得するまでにはいろいろなハードルを越える必要があった。進捗(しんちょく)状況を聞くにつけ、確信したのは準強姦罪の構成要件も含めた現行法の問題点。『鏡のようにそのまま反映されているんだってことが凄く分かった』」

そうなのですよ…。刑法は構成要件へのあてはめが厳格。それは冤罪を防ぐために必要なのだろうけれども、準強姦にいたっては、犯罪の温床になっている。

「酒も入った山口氏との会食後、ホテルまでタクシーで移動。本人の記憶はないが「運転手の証言によると、私は車内で“駅で降ろしてください”と何度も言っていた。(到着後は)自分で降りられず、1、2分かけて降ろされたとのことです」。検察審査会で審査に当たるのは一般国民。『警察や検察は“これでは合意(の壁)は取れない”と。合意って何だろう。一般の方の意見をうかがいたい』」

自分としては、ドリンクに混ぜるデートドラック?の販売・流通経路をもっと洗ったらいいのにと思う。混ぜる側が恣意的に薬剤を混ぜるのだから、一歩間違えたら、意識を失った側は生命の危険さえある。(自宅に帰るまでだって、事故や事件に巻き込まれる可能性が高い。)これも立証の壁があるのだろうけど、傷害罪にならないのかな。傷害罪+凖強姦罪の併合罪、という最高裁判例がバーッンと出たら、悪質極まりない性犯罪が減るのではないか……などなど、法律の初学者だけど、想像を膨らませてしまう。でも、男の多い法曹界では変えていくのは難しいように思う。性犯罪の泣き寝入り問題に対して、一生懸命になる弁護士が増えないといい判例も増えない。(そろそろ、女性弁護士の比率は2割に届いたのだろうか。でも、首都圏はまだしも、地方にいくと1割にも満たないことがある。)

刑法178条
一項 人の心神喪失もしくは抗拒不能に乗じ、または心神を喪失させ、もしくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は第176条(強制わいせつ)の例による。
二項 女子の心神喪失もしくは抗拒不能に乗じ、または心神を喪失させ、もしくは抗拒不能にさせて、姦淫した者は前条の例による。


いやーふつうに条文だけ読むと、ドラッグを混ぜてなかったとしてもジャーナリストの山口敬之はアウトとしか思えないんだけど。つうか、グダグダの女性をおっさんがホテルに連れこむか? 争う側の魔法の杖が「合意があった」なんだけども、ムリ筋としか思えない。だから、諸々の壁を乗り越えて、ようやく逮捕状までこぎつけたずなのに。

レイプ被害&隠ぺいを顔出しで世に訴えた詩織さん……。
レイプ自体も苦しいことなのに、どれほどの苦しみに直面しながら、どれほどの覚悟と勇気をもって、今回の行動に出たのだろうか。

それでも、「悔しさ」がまさっていたのがよくわかる。

単純に、おかしくない?って話。

相手は地位も名誉もある年上の男性。国家の中枢と仲良しこよし。

(上)詩織さん「黙ってたら事件消される」実名・顔出しで妹に迷惑も

表にでることによって、今後軽々しくセカンドレイプ発言されるリスクもある。

それでも、行動を止められなかったのは、自分の人権を侵害された悔しさ、犯罪者が裁かれない理不尽さ、社会の偏見への挑戦……などだと察する。

強姦、準強姦は刑法のなかで、性的自由のところに並べられる。自由及び私生活の平穏に対する罪、として位置している。

まじめにおかしい。
最初に基本書を読んだときは驚いたし、「ふざけるな」という思いしかなかった。
(条文や判例を学んでいると、「はあ?」となることも珍しくない。)

生命・身体に対する罪、でしょう。
魂の殺人というがまさにそのとおりだ。

***
終戦後、旧満州からの引き揚げ前に、ソ連兵からのレイプ被害にあった女性たちを取材した。ソ連兵の蛮行もさることながら、同胞であるはずの日本人男性からの暴行の手助け、セカンドレイプ発言もひどかった。(*2016年9月20日発売『女性自身』、「満州開拓団 いま明かされる悲劇」)

「減るもんじゃないから、いいじゃないか」

…このセカンドレイプ発言。現代でも、同じこと口にする男はいる。ニヤニヤとして。
私自身、言われたことがあるから、憶測でもなんでもない。
この言いまわしって、女性への人権意識が低く、性犯罪だけは「犯罪」として認識しようとしない男性らの定型文句なのだろうか? 

現在、90歳に近いおばあさんはいまでも怒っていた。私もいまでも言われたときのこと、相手のこと、相手の表情、ぜんぶ覚えている。忘れたくても忘れられるような類の発言ではない。

***
なぜ、被害者が二重三重にも苦しめられなければならないのか。
卑劣に巧妙にだましてレイプした側が、表ですずしい顔をしているのか。捜査すら中断されたのか。絶対に納得できないと思う。

港区の高輪署は当初、捜査に消極的だったという。どうして、レイプ被害を一生懸命に訴えているのに事実確認すら迅速に行わないのか。彼女は詳細かつ具体的に経緯を説明しただろうし、言動も真に迫るものだっただろう。ストーカー殺人事件もそうだが、ジェンダーイシューが絡むと、警察官らの対応はほんとうに問題が多い。

初犯とは到底思えない手口。
逮捕されなかったからといって、全国紙はほぼだんまり。ひとりの公務員が出会い系バーに「通っていたこと」を、社会面ででかでかと読売新聞は報じたが、いったい、どんな報道の選択基準だよ。

若い女性ひとりにこれだけの負担を負わせる国って……おかしい。

障がいを持つ女性のレイプ被害も取材したことがあるが、やはり、加害者側は男性中心の組織にがちがちに守られていた。(*2014年5月26日『AERA』 障がいを持つ女性たちの埋もれた声を伝える 「3分の1超に性的被害」。WEB版はここ。)

レイプは被害を訴えること自体、非常に困難だし、立証するのだって難しい。そこに目をつけて、計画的に犯罪に及ぶ悪い奴らが世の中にはいるのだ。社会では「常識人」の仮面をつけながらね。

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