メールフォームからもの言いたげな中国帰国者(2.5世だそう)から連絡。
なにかなと思って返信すると、残留孤児問題を書くならば、日本社会に巣くう選民思想などをもっと書け、ということらしい。

(このブログ読んでいるようでしたら、ウエブ記事のみならず、拙書も読んでください。)わざわざ著者に連絡。匿名で質問も書いてないのに電話番号が書いてるって、電話してこいってこと? いろいろと電話口で批判しようと思ったんだろうけど、あつかましくないですか?  

答えが気に入らないと最後は罵り(人身攻撃)というのは、「匿名」だからなせる技。あるテーマについてこういうイメージで書いてほしいならば、自分で書けばよい。今時、ウエブ記事なんてあふれているんだから。

もちろん、中国文化圏を背負う人からしたら、日本の加害性が足りない、と感じるかもしれない。中国側からすれば、先の大戦にかんして、日本の被害者性を押し出させること自体、違和感あるだろう。
半面、言葉のおぼつかない残留孤児1世がもっと日本社会になじみたい、もうひとつの故郷と想っていることも事実。日本に帰ってきたかった、永住の道を選んだというのも事実。(質問者みたいな考えの方ももちろんいて、もうひとつの故郷・中国にUターン組もいる。)

日本は他のアジア諸国に対する選民思想はあったし、それは今も続いている。その点を突いた文献はないって、その人言ってたけど、勉強不足。部数は出てないけど、探せばいくらでもあるよ。対アジアのみならず、国内の差別意識だって、満州開拓移民には関係してくるよ。

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メールフォームもねえ、良い思いをするのは30%くらいかな。
あとは「(取材先を教えてほしいという目的で)話を聞かせてほしい、いついつ会いたい」という研究者からの非常識な連絡であったり、「論文を書くから、話を聞かせてほしい」という学生からの連絡であったり(これは許容できるけど時間がなかった)、著者に直接注文をつけたい匿名からの不遜な連絡であったり……。研究者にいたっては私が会うこと前提でメールきたよ。自分の研究のためだろうけど、そういうやり方してきて、その人は記録に入れてるんですかね。というか、個人的な信頼関係にある取材相手について、第三者にべらべらしゃべるライターがどこにいるんですか。

話が飛んだが、そのメールくれた方については、お気持ち自体はわかります。嘘ではなく(けれど、罵られる筋合いはない)。このブログ読んだら、帰国者の集まりに顔だしてみてください。ぎゃいぎゃい、言われましても、孤児には孤児の想いもあるわけですから。残留婦人には残留婦人の想いがあるし、2世3世でも人それぞれでしょう。