新宿の平和祈念展示資料館に足を運んでみた。

予想していたよりわかりやすく、軍人、民間人の引揚げ時の書類や衣類、遺書、物品、写真などが展示されていて、とても参考になった。
子どもでも楽しめるように、展示も工夫されている。
あと、資料室コーナーの書籍類は、国会図書館や都立図書館で探さなくてはならないものが集められていて、こちらも助かった。また行きたい。

シベリア抑留者の過酷な生活、旧満州やソ連からの引揚げ…。これらに興味ある人はぜひ。(ない人も) 新宿住友ビル48階。入館は無料です。

学校ではあまり習わなかった戦争の一面が見えてきます。
戦争は戦場だけでは終わらない現実が……。

*敗戦後、外地(台湾、朝鮮、樺太、中国関東州、南洋諸島など)から、内地(日本)への引揚者は、約320万人に及ぶ。とりわけ、中国東北部の開拓移民団の逃避行は、ソ連軍の侵攻や暴徒化した現地民の襲撃に遭い、悲惨を極めた。さらに引揚げ開始の大幅な遅れによって、極寒の地での越冬が待ち受けていた。


展示パネルに書かれたこの一言が胸に残った。

「死ぬことよりも生きることのほうがつらかった」

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マンガ0817
引揚げ体験のある漫画家、森田拳次さんの漫画冊子がもらえます。

ちなみに、『あしたのジョー』のちばてつやさんなど、満州からの引揚げ体験を持つ漫画家は少なくない。



*知られざる満蒙開拓史 日中で語り継ぐ