来年1月の下旬に65歳を迎える。年金受給のことがそろそろ気になって色々調べてみた。60歳から65歳になるまでは「特別支給の老齢厚生年金」を受給しているのだが、雇用保険(つまり失業保険)を受給している間は併給できないとのことでこの年金も止まっている。雇用保険が11月の終わりで終わるので繰り上げ受給を申請しようかと思ったわけだ。微妙に無収入の期間が生じるからだ。
しかし、申請をすると将来にわたって支障が出そうな感じがする。一度申請すると取り下げもできないとのことで不安だから、近くの年金事務所へ行った。
何も調べないで行くと言葉が意味が通じなさすぎるし、専門家に確認もしないで勝手に決めつけてもダメだと思うので、先に調べてある程度理解したら最終的には専門家に話しを聞く、このようなことが大事だと思う。
厚生年金基金のシステムを作ることも経験しているので一般の方よりは年金の理解度はあると思うが、若い頃に比べると面倒そうで細かなことをじっくり考えながら調べものをする根気が続かない。
年金事務所の相談係の係長補佐とかいうかなりの専門の方に偶然担当してもらった。やはり専門家の歯切れが良いQ&Aは気持ち良い。
結果としては、繰り上げ受給の申請は止めておこうと思う。しかし、逆に遺族年金で遺族(妻)が65歳になるまでに繰り上げ受給を申請してしまうと結構大きく不利益を被るようだから言っておかねばならないことがわかっただけでも大きいかもしれない。
ついでに、65歳からの年金受給額のシミュレーションをしてもらった。支払いが偶数月の15日ということもわかった。うーん、1月生まれでは裁定請求〜手続き〜支払いとなると2月は無理で4月からの支払いになるようだ。
無収入の期間が少し発生してしまう。ここを何とかしないとだめだ。
ところで、年金機構のHPに年金相談を受ける時の持参物は年金手帳を持参するようにと書かれているが、何だか免許証も持参した方が良いような感じがしたので持参。案の定年金手帳は見ず、免許証で氏名・生年月日・住所を確認された。まあ、こんなところへ行く時の大事な点だ。でも、HPにもはっきりそう書けば良いのに・・・。
就職とは関係ないことだが、中高年の場合は年金の受給も結構大きなイベントなので書いてみた。
