中高年 転職 就職 これからどう生きていこうか

中高年転職・就職実況中継ブログ。  自分自身の日々の行動を通して中高年の転職就職事情をまとめていきます。同じ立場の人に少しでもお役に立てれば良いとの思いから赤裸々に綴っていきます。どうぞ同じ立場の人コメントなどをお待ちします。勿論、その他の人も大歓迎です。

就職後

(No.308)単語帳を作れ

明日4月2日(月)から、勤務を開始する人が多いだろう。新卒君、異動により新しい職場で働く人・・・。

 

新卒君からも、異動により新しい職場に行く人からも、不安そうな相談を受けた。

特に、新卒君は初めての社会人だもの不安だよなぁ。

異動の彼には、先週金曜の夜、最寄駅の改札前で下記の話しをしたところ目が輝いた。相当に悩んでいたんだね。

 

最も良いのは、自分自身の単語帳(=DB:データベース)を作りなさいという助言ではなかろうか?

これは、昔、私がIT系の技術者だった頃、新しい業種(業界)の仕事をするときやっていたことだ。

 

相手が日本語を話していても、特殊な単語の意味が分からなければ話している内容が通じないよね?

 

前職の病院事務方になった時、入職1週間くらいに病院長から「どう?慣れた?」と聞かれ「モンゴル語を聞いているみたい。」と答えると、「え?」と。

「話されていることがさっぱり通じませんもの。」「ああ、そういうこと。頑張ってね。」

一ヵ月後、「どう?未だモンゴル語?」「いや、英語に近くなってきたんじゃないですか。」「そう、良かった。」

単語が分かれば、日本語だから概ね通じるというのは、こういうこと。

 

ここで言う単語には二種類ある。先ず、その業界独特のもの。次に、その企業さん独特のもの。

この違いは、最初はあまり気にせずとも良い。そのうち、分かるだろう。

 

DB:データベースなどと言うと難しく考えてしまうだろうが、ツールは、単にエクセル程度で良い。

単語とその意味を順番など何も考えず、どんどん入力して、後で単語のあいうえお順に並べれば、それだけで『MY単語帳』『MYデータベース』が完成するというわけだ。

入力したり、ノートなどに書くだけで若い人は覚えてしまうだろう。

要するに、経験のないところだから分からないと縮こまってしまうのではなく、何らかの工夫をすることだな。頑張って。

 

(No.307)内定辞退?

金曜も月曜も火曜も熱心に来ていた男の子が水曜の朝にアポなしで突然現れた。普段、礼儀正しい子でアポなしでなど来ない子なのだが元気もない。

 

座らせて『どうした?』と聞くと、『実は、日曜に面接を受けに行った企業の社長さんから火曜の夜に電話があって内定だ。と言われたけれど、自信がないので辞退しようと思っている。』と言う。

 

社長さんの写真が、企業のホームページに載っていて、昔はやんちゃだったのだろうなと思える。そんな社長さんと会って怖くなったのじゃなかろうか?

他の理由で辞退するというのなら兎も角、仕事に自信がないから辞退したいとは何ごとだ。

 

社長さんからは、入社してからこの業界のことを学べば良い。君はこの仕事にピッタリだ。というようなことも言われたと言う。

実は、この企業さんの地元ではない遠方から受けに行っている。地元在住の二名を抑えて、この彼が内定を得ているのだ。

 

待遇面も最高級ではないが、まあ、この業界で平均的ではないかという企業さんなのだもの。どうして、こんな年末ギリギリになっての内定、しかも、社長さんからこんな言葉を頂いているのに、何故自信がないなどと言って辞退しようとするのか?

 

親御さんに話したか?と聞くと、話したと言う。どう仰っている?と聞くと、そんな業界お前は知らないだろうし、休みも少ないじゃないか?と。

 

ああ、前回の記事に引き続き、まただねぇ。お馬鹿な親がまた出たぁ。

 

子供の未来を壊すんじゃない。仕事など最初から誰だって何も知らないんだよ。知らなけりゃ学べば良いだけだろうが。社長さんもそう仰っているじゃないか。

 

結構厳しく話した。最後は本人が決めるしかない。


 

(No.306)親の余計なお節介は

久しぶりに記事を書いてみたくなる事象があった。

最近の或る日、来春卒業予定で内定を未だ取れていない女子大生の客が来訪して、こう言う。
『親が◎◎というので、先日ご紹介いただいた、この案件は・・・。』


娘よ、成人しているのだろう?自分の意思というものは無いのか?
親は自分の娘を大事に守っているつもりで、娘の就職活動を邪魔していることに気付かないのか?
親が口出ししても良いのは、そんな業種は止めておけという程度だろう?


そのくせ、自分にはよく分からないからと言って、このこととは違うことを私に聞いてこいと言われた。教えてほしいとさ。まあ、親子とも何とも勝手なことだ。
娘もお馬鹿だよね。聞いて来いと言われたなどと言わずに自分の質問として言えば良いのに・・・。
どっちも呆れたものだ。


実は、就職が難しい人達を助けるための施策で理屈がほんの少し難しいものを、娘が家に帰って上手く説明できずに、それが原因で親は勘違いをしているのが原因。
それが証拠に再度説明をしても、娘は今回も理解できない。いや、特別難しいものではない。大方の人間は一度の説明で直ぐに理解する程度のものだ。


この娘が理解出来ない理由は簡単。人の話しを聞かない。こちらの説明を途中で遮り質問をするという最悪のパターン。


これでは、コミュニケーションを構築できないね。傾聴姿勢もない人間を採用などしないよな。傾聴姿勢は、カウンセラーなどに必要とされるだけの資質ではない。部下と上司との間にも必要な姿勢だよね。それが出来ない人間だから、面接が通らないんだ。


書類添削も求めず、模擬面接も求めず、自分で出来ると思い込んでいる。それで、面接に落ちたと言っては席に着くと同時に泣くんだものね。

あぁ、こんなに勝手な客は親子とも要らない。商売とは言え辛いよ。

(No.305)切磋琢磨

近頃、せっかく4月から勤務し始めたのに’理由があって’辞めて戻ってくる子がいる。

とは言え、戻ってくるだけマシかもしれない。戻って来ず一人で再度の就職活動を始める子も居るだろうがこれの実態は分からない。

今、私の手元にも一人居る。5月31日に辞めて翌々日の6月2日に直ぐ来てくれた。

聞けば、どっちもどっちのように思う。
大人しい子なので就職が決まった直後から心配はしていたのだが、世間慣れしていないが故にか外部からの電話を受けるのが上手くいかなかったようだ。

会社も一ヶ月は我慢したようだが僅か1ヶ月で人間の適性など判断できるのだろうか?そんな世知辛くせず、もう少し長い目で見られないのだろうか?

採用面接をして’合格’を出した同じ人間である経営者が僅か1ヶ月後に’不合格’を出す。そんな無責任経営をして良いのか?

若い求職者へ、経営者特に中小企業の経営者は’命がけ’で経営を行うのだ。求職者はそこのところを理解しないといかんよ。と模擬面接後などに言っている。

経営者は人を見抜く’力’をもっとつけなさい。
その’力’がないのなら責任をもって若い子を育てなさい。
どちらももてないのなら経営などしなさんな。

同じように若い人達は世間で生きていくための力をつけなさい。
何が自分に不足しているかを考え、必要な’力’を身につけるための訓練をし続けることだ。

お互いの切磋琢磨が人間存在を確かなものにするのだと思う。



(No.304)若者の就職活動も中高年の活動も同じだろう その2

4ヶ月書かずじまいで読者の皆さんにはご心配をおかけしたかもしれない。
私そのものは元気で仕事が続いている。

卒業までに内定が出ない就職浪人のまま社会人(学生ではないという意味)になってしまった子達が大勢居る。
とは言っても必死に探す子は何とかなっていくものだが、中にはどうにも意欲が湧かなかったり仕事に就くことを怖がって決まらない子達が居る。

もう一つは説明し難いのだが誤解を恐れず書くと、人間関係を上手く築けない子はなかなか決まらない。
中途採用の場合は技術力や経歴を買う採用もあるわけだが、新卒者は何を買われるのか?
ここをしっかり見極めれば書く自己PRや志望動機、或いは、言う(面接対策)自己PRや志望動機も自ずと結果は見えるのではなかろうか?

例えば、私の前に座って最後に立ち上がるまで不機嫌な表情をしている子が居た。
あまりの酷さに、『まさか面接を受けている時も、そんな顔をしていないよね?』と聞くとなんと驚いたことに『まさか。そんなわけないですよ。』と言う。それはつまり、不機嫌な表情をして相手に不快感を与えていることを知りながらも改善しようとしない自分に気付いているわけだ。

気付いていながら他人に無礼を与えるような、そんな人間を企業が採用するわけがない。経営者や採用担当を甘くみてはいかん。

礼儀などにうるさそうな会長さんが居る企業の面接を受けた時、『社会の厳しさを学びなさい。』とお叱りを受けたようだ。
その時以来少し変化があって礼儀正しくはなったのだが、そんなことではない。
ピントがズレていることに気付ければ良いが・・・。

(No.303)若者の就職活動も中高年の活動も同じだろう

若い人達の就職活動をサポートする職務に就いていると前回書いた。

日に平均6人程度をお客さんとしている。その中で思うこと。

1.男性も女性も座っている間に泣く者がいる。
  男性は目が赤くなる程度だが、女性ではハンカチを出して号泣する者がいる。
  泣かせるようなことは一切言っているつもりはない。
  やってもやっても結果が出ないからか、気持ちが入れ込み過ぎてちょっとしたことで涙となるのか、悔しいからなのかは分からないが全体の3%くらいの割合で泣いてしまう者がいる。

2.ここ数日たまたまかもしれないが三人連続会話が成りたたない者がきた。
  純新規で登録に来ているだけなので、本人しか分からないような簡単な質問(例えば車の免許のことなど)をしているだけなのに答えられないか長い時間を要する。男性1名、女性2名。決して緊張するような場面でも内容でもないはず。
  うーん、こんなことを言うと顰蹙(ひんしゅく)を買うかもしれないが、長い学校生活の中でお勉強だけやってきたのかねぇ。友達との楽しかるべきおしゃべりすらやっていないのか、いわんや恋愛など経験していないのだろうな。

  就職活動以前の問題だ。これでは書類は通っても面接が通らないよな。

3.なにを勘違いしているのか自宅の親に接しているとでも思っているのか、最初から最後まで喧嘩(けんか)腰の者がいた。
  女性1名。
  あまりにくどい場面だけ瞬間1度叱ったが、全体的には相手にしない姿勢を貫いた。
  ここは人生相談コーナーではないし、保育園でもない。
  喧嘩を買ういわれはない。買ってほしければ親にでも買ってもらえ。
  ここで人間としての再生を求められても困る。ここは真剣に就職活動をする者しか相手にできない場所だ。

4.相談に来る者たちの大半(ほぼ100%)が、書類・面接の自己PR(自己紹介)と志望動機が上手く表現出来ないと言う。
  まあ、ここにはこの”解”を書かないでおこう。
  簡単ではないが説明をすれば殆どが理屈は理解できる。それを実践するのは本人が行う。何から何まで手を差しのべるのはよろしくないと思うし、そうでなければ面接のような緊張する場面で応用がきかない。

このように、日々闘っているのだが適職なんだろうね全くストレスを感じず楽しく過ごさせてもらっている。

(No.261)謹賀新年

皆さん、あけましておめでとうございます。

2008年2月1日に今の医療業界へ移って、アッと言う間だったように思います。
この病院では、事務部門が8:30から16:30までという短い一日です。18:30頃には深夜と勘違いしかねないような静かな環境だけは一年近く経っても慣れません。それ以外は、まあ、こんなものでしょうが、多くの貴重な経験をさせてもらっているこの環境に感謝したいと思います。

ところで、現在の景気の悪さの中で求職活動中の方(その中でも自分の意思とは関係なく求職活動をせざるを得なくなっている人)へ少し述べてみたいと思います。
過去にも何度かこのブログの中で述べているように、
1) 求職活動は仕事と同じである。景気が悪くても貴方を必要としている企業は必ずある。探し続けること。
2) 人生は応用問題を解くが如し。これしか出来ないと思い込まず、自分の能力を信じて目の前の案件に全力をあげること。
3) それと、一番大事なことは決して諦めないこと。

前回の記事UP後は、大したことは起こっていないが幾つか目ぼしいものを挙げてみます。
1) カルテなどの開示嘱託(依頼・お願い)対応で、弁護士から開示嘱託を受け入れるようにという脅しみたいな文書が届いた件。これは当院の弁護士に相談して、何とか片付きそう。弁護士同士の話し合いの席上に同席させてもらった。これも滅多にできない経験になった。
2) それと、当院は近隣の方も病院と気づかないくらい目立たない形になっている。それを解決するために、広報に力を入れようと思っている。具体的には、看板を何とかしないといかん。

新しい年が明けて、今年はどのような年になるか。その前に5日の年初式での今年の抱負を考えねばならない。2日から考えているのだが、まとまらず苦悩中。

(No.260)何かと心労が続いている

最近、転職ブログらしからぬサイトになってしまっているのはお許しを。

前回の記事の直後に、何かと頼りにしていた院長先生が疲れたと言って退職してしまったのが最も堪えた。
その後は、何かと心労が続いている。

それでも進めていかねばならないので、相変わらず日々忙しい時間を過ごしている。以前にも書いたが、中小病院の事務長さんなどという仕事は何ともハード。
秋の理事会が10月30日に終了。直後に、またまた冬の賞与の関連手続き一切、これも今週無事終了。当院は支給日が早い、12月1日だそうで。バタバタしてしまった。

前回UPした記事の後、また少し問題のある看護師の退職トラブルで随分と時間を取られてしまった。幸い、最後はあっせんも何も無く普通に退職してくれたのだが、退職後もあっせん申請は出来るのだから郵便物を見る度にハラハラしている。

或る日の朝、突然労働基準監督署の8年ぶりとかいう臨検(定期監督)が入った。最近は『サービス残業』と『労働安全』が二大テーマになっているようで、命令としての「是正勧告」二件と改善指導としての「指導」5〜6件を受けたが、これも何とか全てクリアできている。

その後、税務署の同じく3年ぶりの定期監督が入るという情報が入ってきた。これは、理事会が終わってから入るよう日程を変えてもらった。
あまり詳しいことは書けないが幸い理事に元国税の関係者が居て何かと助かっている。
ただ、すぐ近くに管轄税務署があるものだからか、監督に入った後何度も特別国税調査官が来るのには困っている。

亡くなった患者さんの養子縁組絡みで、家庭裁判所からカルテなどの開示嘱託(依頼・お願い)対応もやった。拒否文書を家庭裁判所へ送って終わりかと思っていたら、弁護士から開示嘱託を受け入れるようにという脅しみたいな文書も届いている。これも弁護士に相談して対応しないといかんのだろう。

労働局から、育児・介護休業規程の整備指導も受けたし、この時助成金の話しをしてくれたので興味を示したところ詳しい話しを持ってきてくれた。これも進めていかないと。

外来の非常勤医師に一人問題ばかり起こす医師が居る。婦長と一緒に別室で、話し合いも行った。直後は暫く大人しかったのだが、また問題を起こしてしまったので、大学の医局長を院長と一緒に訪問。
経緯詳細は不明だが驚くような時給を支払っているものだから、給与を下げるか若くて給与の安い医師に変更してほしい旨を言いに行ったのだが、さてどのような結末を迎えることか・・。

採用関連も、今月中旬頃から(多分賞与考課が終わったからだろうが)応募が多くなってきている。当院でも、他の医療機関と同じで看護師と介護職が年がら年中不足気味。
今月になってから介護職の正規職員採用と派遣職員の受け入れ合計三名。来週は看護師の面接も入っている。

そういえば、前院長がIT化の推進を強烈に進めていた反動からかIT化の推進を止められてしまった。まあ、建物の中のパイプ系が古くなっていて概算見積もりで2〜3億必要などということもあり、優先順位を考えれば・・・と言われたら、中止だと言われても仕方ないか。
他にもいっぱい仕事はあるし、と無理に自分に言い聞かせたのだが、何か一から物作りをしたいという元技術者のこころを満たしたいと思い考え付いたのが、危機管理委員会の設立。
防火・防災・新型インフルエンザ対応を主にして、事業継続計画(BCP)の策定までやってみようと思っている。

60歳前の爺様なんだから、もう少しゆっくり落ち着いた仕事にしたいのだけれど、貧乏性なんだろうね。






(No.259)近隣との

あっせんは、解決金の振込みまで完了し一件落着。

ふー、やっと少しゆっくり出来るかと思ったら、夏の賞与処理が・・・と。
やれやれ、考課書類を考課者へ配布し短期間で考課をしてくれるよう依頼。期限どおり回収が終わり、そこから先週殆どの時間を使って計算処理を実行。とはいっても昼間は出来ない。22時まで一人残り、帰宅後も居眠りしながら深夜2時頃までやって、土曜日にほぼ完了。病院長は、格別何も言わないのにその大変さを直ぐに理解し、お疲れ様と言ってくれた。これだけで十分癒される。

途中、近隣とのゴタゴタ二件。一件は、近くの○学生が院内に潜り込んで(火気に対し)危険な場所で喫煙しているところにバッタリ会ってしまったという報告が上がってきたので、直ぐに○学校へ行き校長先生か教頭先生をお願いしたいと。教頭先生が出てきた。心当たりがあるようで、顔写真で特定したいと。
会った人に、『そうだと思うが自信はない』くらいにしておきなさいよと忠告したのに、この子でしょう?はい、この子ですと言う。あーあ、やっちゃった。

後日、親を連れて謝罪に行くとの電話あり。いや、それはご勘弁をと言ったのだが、来てしまった。本人達二名、担任二名、母親二名の計六名を相手は疲れます。本人達は、不貞腐れていますわな。こんな顔を長時間見るのは御免こうむりたい。危険な場所が医療施設にはあるのだよ、丸焦げ二丁ではしゃれにならないのだからね。程度しか言わなかった。とんでもない親が来たら困ると思っていたが、結構まともそうな親御さんだったので安心したのは事実。

もう一件は、隣の家の梅の木が大きく張り出して来ている、実が沢山生っている。実が落ちたら臭いから何とかしてほしいと。昼間訪問しても誰も出て来ないので夕方電話をする。実を落とすか枝を切らせてほしいと依頼。切ってくださいとのことで若者が切った。それだけで放置もまずかろうと、近隣のお店で品物を用意して持参。

やれやれ、事務長などと言いながら実態は雑務長かもしれないねぇ。街中の医療施設は問題発生頻度が高いようだ?

本当は、こんなことをしているヒマなどないんだけどな。
IT化を進めないといけないのに、殆ど何も出来ていない。
そんな中、病院長から『病院管理職養成講座』に参加しなさいと。全五回の有料研修。
身体が二つ欲しいと思う。


(No.258)あっせんの結果

6月11日に実施された、労働局のあっせんは上手く完了した。

和解を行うことが、あっせんの目的である。今回のような事象は、早い話しが『金』で片付けることを短時間で済ませてしまおうということである。
確かに、ゴタゴタしていた件が僅か二時間程度で完了するのだから良い方法なのだと思う。
これが、裁判まで持ち込まれてしまうと、裁判費用・長い拘束時間を必要とする。
あっせんに参加できる、特定社会保険労務士さんへの手付金・成功報酬金も大きいが止むを得ない。
あっせん申請者が求めた金額の50%強で決着したし、こちらが求めた日での退職も決まった。

和解契約書をその場で、労働局の係官が作ってくれる。印を持ち出せないので、一旦和解契約書を持ち帰り理事長他へ人事審査会にて報告をしている最中に労働局から電話があり、電話口に出たところ、申請者から退職日を変更して欲しいと言って来たとのこと。
健康保険証の発行問題(事象が発生してから二週間を過ぎると発行出来ないとか言うのだが、そんなものは折衝次第でどうにでもなるはず。)から、言ってきたらしいのだが・・・。
一旦契約を交わした後に言って来る申請者にも呆れるが、こんなことを伝えてくる労働局の係官にも呆れる。
契約書があるのに変更はならぬと独断で決め付けて電話を切った。
何も弱いものいじめをしているわけではない。これまでさんざん悩まされ続けてきたのだもの、契約を交わすまでに考えておかねばならないことをしなかった貴方が悪いのだよ。
係官も民間の契約の重要性を考えねばならんのではないかい?
直ぐに、押印してタクシーを吹っ飛ばし契約書を労働局へ届けた。一件落着。

後は、退職手続きが完了すれば、解決金を払い込んで完了する。
あっせんの翌朝、事務部門の人間に概略を伝えて、とにかく退職手続きを間違い無く大至急実行するよう全員で集中するように命令する。
有無を言わせない業務命令など滅多に出さない私だが、問題があっても知恵を絞って実行するのが、こんな時一番大事なこと。払い込みが遅れると、問題が再燃しかねない。


管理人紹介
ミー太と申します
2005年4月に会社を退職した、元大型コンピュータ(汎用機)のアプリケーションSEで、最近は人事・特別プロジェクトのリーダ・企画・技術者へのコンサルティング・個人情報保護管理者などを行っていたおじさんです。2006年1月に一旦再就職を果たすも、4月からまた再々就職活動。12月から、またまた再々就職活動を行い・・2008年2月から新たな職場(病院)で仕事(所謂、事務長)を再開しています。その後もいろいろ起こり、今は69歳を超えてなお、年金を受給しながら、とある職場で臨時雇用の職員として働いています。
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