おもちゃ天国(改)

子どものために、ではなく、子どもと遊ぶ自分のために、購入したおもちゃを紹介していくブログです。

カテゴリ:玉の道 > クーゲルバーン

というわけで

スカリーノと組立てクーゲルバーンは
似たようなおもちゃであると思うのですが

主観的に比較すると・・・

クーゲルバーンはわりと単純構造。
難しく考えず気軽にできる。
そんなに長い時間転がってない。場所はけっこうとる。
オプションパーツを増やすと楽しい。

スカリーノは角度の自由度があり、
上に高く積み上げることができる。

クーゲルバーンはビー玉がレールから飛び出していき、勢いがある。
それを利用した、ジャンプしたり回転したりといったオプションパーツがある。

スカリーノはビー玉がレールの穴から垂直に落ちるので
そういった勢いはない。継ぎ目での脱線も少ない。

どちらも積み木なので、ずれやすく、
ずれるとビー玉がひっかかったり崩れたりする。

我が家ではどっちかというとスカリーノの方が人気です。

ところで
どっちも4cm基尺なのですが

IMG_8802
右がスカリーノ
左がクーゲルバーン

IMG_8803
面取りがいい感じなほうがスカリーノです。
すぐ判別できますが、支柱は混ざっても特に不都合はないです。

さて、では互換性というか
レールを同時に使うことはできるのか?というと、

「できるけど特に意味はない」

ですかね・・・

私は統一感が好きなので、あと、いっぱい買っちゃったので、
同一のものでやりたいです。
これも好みですね。

IMG_8820
これはクーゲルバーンとスカリーノを
完全に混ぜて作ったコースです。
振り分け装置で二手に分かれているというだけで
特に工夫はないです。

結論から言うと
対応するビー玉の大きさが違うので微妙。

IMG_8812
左は比較用のごく一般的なビー玉です。
クーゲルバーン付属のビー玉は真ん中。
大きさはどっちも17mmと思われます。

そして一番右、スカリーノ付属のビー玉は15mmと言われています。

クーゲルバーン用ビー玉を流すとスカリーノの穴は通れないで詰まります。
スカリーノ用の小さめの玉を流すと
ただでさえ引っ掛かりやすいクーゲルバーンのカーブを
なかなか曲がり切れない(溜まる)のです。

ちなみに噂によると(どこかのおもちゃ屋さんのHPに書いてた)
最近のスカリーノは穴が大きくなって普通のも通るようになった、とか(?)

うちのスカリーノは通る穴と通らない穴が確かにあります。
誤差かと思ったけどバージョンによるものか?
セットを混ぜちゃったので確認できないです。

ピタゴラスイッチ遊びとかだと、いろんなものを混ぜるので
(ドミノとか木製レールとか本とか消しゴムとかなんでも)
やろうと思えばどうにでもなるとは思います。


さて、組立てクーゲルバーンの使い勝手は?
というと・・・

IMG_8800
こんな感じで遊べます。



私の勝手な主観による感想
(絶対的だったり相対的だったりします)

レールにけっこうな傾斜がついているので
わりとスピードがあります。
高さが1段ずつ低くなっていく感じです。

広い場所が必要です。

あと、パーツがシンプルなので、
それほど複雑なコースにはならないと思います。
あまり高く積むと崩れるおそれがあります。
1コースでレール3~4本くらいでけっこうな大きさになります。
がんばるともっとレールを入れられますが、支柱となる積み木が多く必要になります。
基尺4cmなので、別の積み木でも支柱になります。

わりと低年齢から使えると思います。
が、崩れることを想定する必要があります。

基本パーツでは単調なコースになるため、
拡張パーツ(しかけ)で面白くするのかな、と思います。

パーツは積み木のように重なってるだけのため、
ビー玉の衝撃によりパーツがずれることがあります。
なので、ビー玉の曲がるコーナーにあて木をしたり、
上に重しの積み木を乗せたりして
調節するという工夫が必要です。

カーブ積み木の穴の中でしばしばビー玉が止まります。
いくつか連続で流すと、止まった玉に次の玉が当たって流れていきます。

基本的に90度で組むような構造になっていて、
斜めに組むとか、すでに組んだレールの上に支柱を積み重ねるといったことには
向いてないです。
※ちょっとくらいなら工夫次第で斜めでもいけます。

IMG_8801
コーナーに穴あき積み木を使わなくても
ビー玉の跳ね返りとかを計算すると成立します。

過去、うちの子がけっこう独特なコースを作った画像もあったのですが、
その規模により、家の中がいろいろ写っているので公開できないです。

いずれ公開可能なように撮影したコースをご紹介したいと思います。


前回記事の続きで、長くなったのでいったん区切りました。

我が家にはないですが、拡張パーツはいろいろあります。
抜粋ですが、例えば以下のもの。
私が「お金が余ったら買ってもいいんだが・・・」と思ってるやつです。

ビー玉がくるくるっと回るやつ。 


いい音が鳴るらしいやつ。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Haba/ハバ社 組立てクーゲルバーン部品 チャイムトンネル
価格:5724円(税込、送料別) (2018/8/13時点)



水車が回るらしいやつ。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

HABA/ハバ社 組立てクーゲルバーン部品 水車セット
価格:6048円(税込、送料別) (2018/8/13時点)



シロホンの階段と、ターンするパーツと、
基本セットにも入ってるベルの門のセット。

カラフルな階段みたいなやつ。




というわけで、私がネットで見てていいな~と思いつつ買ってはいない
クーゲルバーンのセットについて、でした。

次回、我が家のクーゲルバーンの使用例。
 

うちにあるのは
・基本セット

・ジャンプ台セット
・穴あき積み木セット
・分配レーンセット
・ロングスロープセット
です。 

このうち、基本セットと分配レーンセットは
中古品のため、箱がありません。

クーゲルバーンは拡張セットの種類が豊富なのですが
私が思うのは
「1個のしかけ」が多いと思います。
セットというか、パーツなのです。
「水車」とか「メロディ階段」とか「竜巻ぐるぐる装置」とかですね。
その1個のしかけに数千円かかるんですよね。
ちょと高いなと思いますね。
なので私は
「コースが長く伸びる」に重点を置いて拡張パーツセットを選びました。

IMG_8781

IMG_8782

これが穴あき積み木セットです。(下の画像はセット全てではないです)
曲がるときに重要なパーツだと思うので買い足したのですが
基本セットではそんなにレールが多くないので
けっこう余ってます。
まぁ、足りないということがなく好きなだけ使えるのでいいかなと。

IMG_8783
奥の2個は穴がカーブになっており
手前の2個は穴がストレートです。
ストレート穴、今のところあまり使わないのですが、なんかいい働きするのでしょうか。

IMG_8784

ジャンプ台セットです。
IMG_8785
それほどジャンプしないですが勢いはいいです。

IMG_8788
例えばこの穴をくぐる程度のジャンプ力です。

IMG_8779

ロングスロープセットです。長いです。

IMG_8780

上3本がロングスロープの内容で、下の1本は比較用の、基本セットのスロープです。
装置が大きく迫力が出ます。

IMG_8794


分配レーンです。もともとレールもついてたらしいですが基本セットに混ざりました。
ビー玉を右、左、と交互に振り分けます。
なかなか楽しいしかけです。
ビー玉を連続で流すとつまるので、少し間隔を空けて流すことになります。

IMG_8799

あと、基本セットは
スロープ、ベル、穴あきパーツ、支柱の42パーツセット、らしいです。

IMG_8790

4×4×4の立方体には穴なしと穴ありがあります。
支柱として、立方体2個分の直方体、立方体4個分の直方体があり
立方体4個分のには穴あきと穴なしがあります。
高さを出すための積み木(円柱、アーチ)もあります。

IMG_8792
スロープは長めと短めと、かたかたするスロープです。
おそらく長短それぞれ2本ずつ入ってると思われます。

※基本セットは中古で譲っていただいたので正確にはわかりません。
パッケージ写真からの判断です。

IMG_8793
あと、本来はベルが鳴る門も入っていますが
ベルが(中古で)欠品だったので、鈴をつけています。
赤い2本の棒の部分は、ひもを巻き付けてベルの高さを調節するためのものです。

というわけで、我が家にあるクーゲルバーンの紹介でした。

購入から時間が経っているため、
分配レーンは現在入手は難しいみたいですね。
ジャンプ台は商品リンクは貼れなかったのですが、まだ購入可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穴あき積木セット
価格:4320円(税込、送料別) (2018/8/13時点)



 

HABA社の組立てクーゲルバーンについて書いていきたいと思いますが



その前に、その他の類似玩具について思うところを書きます。

組立てクーゲルバーンは日本では「玉の道」と呼ばれるジャンルに分けられることが多いです。
我が家には「玉の道」として有名な別会社の「キュボロ」があります。
→過去記事 キュボロ

キュボロは立方体で構成されています。
立方体をつなげて配置することによりビー玉の道ができるのです。
それはスタイリッシュでありパズル的な要素があります。

組立てクーゲルバーンはレールが主体です。
レールとそれを支える積み木、下段にビー玉を通達させるための穴あき積み木等で構成されます。
基本的にパーツ同士直角になるように配置されますが、
自由度はキュボロよりは高いと思います。

他の「玉の道」では
スカリーノというのもあります。


これは後日、紹介します。

我が家にはないのですが
世の中にはクアドリラ(ボーネルンド)というのもあります。

こちらは曲線を主体としており
積み木的な要素の強い上記三種とは異なる趣があります。
私はボーネルンドのお店で店員さんに説明してもらったことがあります。
楽しそうです。
組み立てが大変な気がします。

他にもいろいろありますね。


 Trix Track
これはネットで動画を見る分には大変好きです。
しかけはステキですが、噂では組み立ての自由度が低いらしいです。
※レビューに書いてましたが、真偽の程は定かではないです。
最初に見た時より種類がどんどん増えてきている気がします。

こんなにおもちゃが増える前に出会っていたら買っていたかもしれない・・・
(でもなんかゴツい気がする)


というわけで、クーゲルバーンに話を戻します。

ドイツのハバ社の製品で「組立てクーゲルバーン」というのがあります。
我が家ではこのおもちゃをクーゲルバーンと呼んでいるのですが、

単にクーゲルバーンというと
クーゲル=玉(Kugel)
バーン=道(bahn)
ということで、そのまんま、「玉の道」です。
固定された段違いのスロープをボールがかたかた落ちていくやつもクーゲルバーンです。

「組立てクーゲルバーン」は積み木のようになっていて
自分で組みかえられる玉の道、ということで
ハバ社の製品の日本名になっていますが、一般名詞的な名称みたいです。

1938年創業のドイツ・ハバ社は、
主に木を素材とした高品質のベビー玩具、玩具、ゲーム、家具で、
高い知名度を誇るメーカーです。
安全性へのこだわりが高く、入念な素材選びから丁寧な加工まで一貫している、ということです。

次回、我が家のクーゲルバーンをご紹介します。
 

このページのトップヘ