準々決勝「学法石川対日大東北」の行方

予想される先発ピッチャー陣

【学石】 高橋、二上、立石、阿部

【日大】 吉田、馬場(左)、村田(左)、星

見方 本命  対抗  

予想されるスコア

「 学法石川 5-1 日大東北 」&「 日大東北 6-5 学法石川 」

好スタートを切った学石の次の相手は、かつてのライバル日大東北と決まった。力関係からして学石優位の予想になるが、高校野球は何が起きるか変わらない。僅かではあるが、日大が勝つチャンスも残されているのではないか。

日大東北は、予想通り相馬東の好投手笠松くんを打ちあぐんで2得点のみと攻撃力に課題がある。ただし、攻撃力に課題があるにせよ、エースナンバーを背負う吉田くんは、相馬東打線を9回被安打2に抑える好投を見せた。これはなかなかの投球術で侮れない。日大投手陣はこれで二本松工戦と合わせて2試合14イニングを無失点に抑える守りの底堅さをみせつけている。宗像監督流にいえば守りを基本とした昭和式野球を継承していることに。接戦に持ち込み逃げ切る展開で勝負か。

さて、この2試合の結果が、次の学石戦でどのように反映されるのか。日大投手陣にとっては、試合日まで中3日間あり、緊張感や疲れもとれ体調的には万全な状態で試合に臨めそうだ。

となると、日大東北野手陣の2試合を通じてノーエラーの守備力の堅さも、学石側にとって少々厄介になるかもしれない。ピッチャー陣の吉田、村田くんの二人は、2試合14イニングを被安打3、四死球3の安定ぶりで、日大ナインにとって大きな後押しになるかもしれない。

逆に、学石にとっては思ったよりも難しい試合になるかもしれない。両チームの力関係からすれば、学石は昨秋の県大会で日大に勝っており、試合は学石優位に持ち込まれると思うが、高校野球はデーターだけでは推し量れないまさかの展開がままある。大会は違うが、昨夏の大会の聖光対日大の一戦を思い起こしてほしい。聖光が圧勝する予想が多かったが、日大東北投手陣の抵抗と踏ん張りで終わってみれば、聖光が虎の子を1点を守り切るのが精一杯で危ない綱渡り的な勝利だった。今回の、学石対日大戦も、場合によってはあのような想定外の試合になるかもしれないのでは。

学石のピッチャーは当然ながらエースの高橋くんだろう。相馬東戦との得点経緯からして、日大東北の打線は予想通りさほど威力はなさそうだ。相馬東の笠松くんを上回るピッチングが期待できる高橋くんであれば、日大打線もそう簡単に得点は奪えないだろう。

学石が先制点を取れれば、一方的な学石ペースの展開も予想されるが  

若いチームの学石としては、早い回に先制点を挙げて、自分たちのペースに持ち込みたいだろう。問題は、継投で目先を変えて来ると予想される日大東北ピッチャー陣をどのように打ち崩せるか。学石と日大の試合は、秋の県大会以降これまで練習試合を含め学石が3連勝と分のよい結果が出ている。

よって、学石ナインにはそれ程苦手意識はないかもしれないが、油断をすると、メンタルな部分で日大ナインの闘争心に火が付く思わぬ展開もあり得る。

学石打線は右バッターが多く、日大は左の技巧派・村田くんは使いづらいか、かといって右横手の星くんは秋の大会で4失点と苦手意識が抜けきれないだろうから、エース吉田くんの登板確率が上がって来そうだ。チャンスメーカーの權守くんを得点圏に於いて、唯一の左バッター上野くん、あるいは倉田くんが勝負強さを発揮できるか。下位打線にも好打者の黒川くんらが並んでおり、一度火が付いたら学石のペースにハマることも十分考えられるのだが。

ややチーム力が停滞し続けている日大ナインには1点差勝負の逃げ切りが濃厚、といっても、学石打線が日大投手陣に完璧に抑え込まれるイメージは湧いてこない。あり得ないだろうが、学石が守備力の綻びで大量失点を喫し、それに乗じた日大が僅差の勝利する妙案も浮かんで来ない。日大ナインに、かつてのライバル心が戻ってくるのか ! 注目の大一番でもある。

昨晩は、久しぶり年甲斐もなく興奮してしまった。

もう諦めかけていた、春季高校野球の試合がライブ配信で観られることになったからだ。

KFB福島放送は夕方のテレビ放送とインターネットのホームページで、春季高校野球県大会の準決勝2試合、三位決定戦、決勝戦をインターネットのホームページからライブ配信すると発表した。

これは、パソコンとスマフォなどの端末があればネットにアクセスし、全国各地から福島県の高校野球が自宅に居ながらにして観戦できるという優れものである。

このライブ配信は一昨年ごろから各地で本格派し始め、昨夏の大会でもKFB福島放送は三回戦あたりからメーン球場からライブ配信を行っていた。

ただ、夏の本番大会とは違って、春の県大会は夏の大会の前哨戦という位置づけから、これまで地方のテレビ局では力を入れてこなかったが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から、東北各県の高野連でも無観客で行われる(宮城県はベスト16以降を有観客で行う)ことがほぼ決まっていた。

だが、高校野球ファンの熱い思いを汲む岩手県高野連は、岩手朝日放送に協力を要請し、ライブ配信することが実現した。これに呼応するように青森朝日放送もライブ配信を決定。他の山形県と宮城県の高野連は、元々、一球速報.comという、これまた居ながらにしてネットからアクセスしデーター通信(画像なし)で試合の一球一打が確認できる優れもので、ファン対応には前向きであった。※県大会延期中の秋田県もその方向で動いている。

ただ一県、福島県のみが蚊帳の外ファン無視の状況に置かれていたが、今回の福島放送の英断で、本県高校野球ファンもクライマックスの2日間を満足に過ごせる環境が整ったということになる。

改めて、KFB福島放送の社長以下スタッフの皆様には感謝を申し上げたい。

テレビ局側としては、テレビ放送とは違って、ライブ配信を行ってもコマーシャル料は入らないのだろうから、人件費や機材の導入で出費が重なるはず。毎年夏の福島大会を放映し、高校野球ファンの心をつなげ続けている福島放送局の太っ腹と心意気に敬意を表したい。有難うございます。

朗報 !

73回春季東北地区高等学校野球福島県大会ライブ配信

KFB福島放送では、春の高校野球県大会準決勝、決勝戦、第3位決定戦の試合について

インターネットによる ライブ配信を行います。 (天候やコロナ感染の状況で内容が変更になる場合があります。)

 

73回春季東北地区高等学校野球福島県大会ライブ配信

2021522() (あいづ球場)

準決勝(1)10:00~ 準決勝(2)12:30

2021523() (あいづ球場)

3位決定戦 9:30~ 決勝戦 12:00

※詳細が決まり次第、KFBホームページでお知らせします。

注目の一番、磐城対福島商は磐城に軍配が上がった。

スコアは2対1と接戦で、どちらが勝ってもおかしくない結果にみえる。

磐城の勝因は大黒柱の佐藤綾くんの存在だろう。今季の県内トップレベルの右腕ピッチャーだと思う。試合内容の詳しいデーターは明日の新聞を待つより他ないが、これで磐城は2年連続本格派ピッチャーの育成に成功ということか。

昭和時代の磐城のエースと言えば、技巧派ピッチャーが代名詞のようにあったが、逆に福島商は三浦、古溝と言った本格派のイメージが強かった。これも時代の流れか  

磐城の次の相手が喜多方桐桜となると、磐城のベスト4進出はぐっと近づいた感じがする。

もう一つの注目校、真打ち聖光学院も登場し、郡山高に9-0と7回コールド勝ち。

この試合は順当な結果と言える。聖光の先発2年生佐山くんは、郡山高打線を5回までパーフェクトに抑える完ぺきな内容、7回からの継投は1イニングを、多分、公式戦初登板であろう中くんが投げ無失点に抑えたようだ。聖光打線は、相手ピッチャーの制球難と失策に乗じ、打つべきところで、栗城、坂本くんらのタイムリー打が生まれ、難しい試合と云われる県大会初戦を突破。

これで、聖光学院の準々決勝の相手は、光南高校に決まり、この試合も好試合が予想される。

準々決勝のカード 5月20日

学法石川-日大東北

東日大昌平-会津工業

磐城高校-喜多方桐桜

光南高校-聖光学院

 

学法石川、日大東北、東日大昌平が順当に勝ち上がった。と言いたいが、昌平は成蹊に先制点を奪われ、以降も小刻みに失点を重ねやや苦戦した印象。日大は前日の大量得点が嘘のような小得点で何とか逃げ切った。

両校とも、春のトーナメント戦の難しさを、次の試合にどう生かすか注目だ。

一方の学石は、磐城桜が丘を相手に盤石な試合運び、先ずは余裕ある初戦突破と言って良い。磐城桜が丘はなんとなく知名度は薄いが、今チームはいわき支部で試合慣れしていて侮れない対戦相手ではなかったか。不用意なプレーで無駄な失点が無ければと案じたが無難なスタートと見て良い。先発の高橋くんが好投し、1イニングを立石くんの継投で無失点に抑える7回コールド勝ちの快勝。

学石は、この試合でも新1年生のレフト根本剛希くんを先発起用し、ルーキーが見事にタイムリー打を放ち首脳陣の期待に応えた。思うに、学石と聖光の違いを一口で言ったら、学石は実力のある選手なら1年生選手でも積極的に起用されるが、聖光学院はそうはいかない。

例え、実力があっても1年生が春の県大会から出場することは、田村監督時代は別としても、現斎藤監督が就任後はあり得ないのではなかったか。

聖光の首脳陣は、何かのインタビューで、「心技体」が備わっていない選手、多くの同僚部員から認められない選手は使わない方針と語っていた記憶がある。3年生主体のチーム作りを掲げる斎藤野球が、活きの良い学石1年生を目の当たりにして、どのように感じているのか。たとえ実力があっても、1年生メンバーは春、夏の大会から外す野球スタンスは、今後とも聖光野球の哲学とし生き続けるのだろうか。

 

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