昨夜のBSフジ・プライムニュースは、ワシントン駐在客員特派員産経新聞・古森義久氏と、中国軍事に詳しい、小原凡司氏が、生々しい日中、米中軍事衝突のシミュレーションを語った。

 

中でも、中国共産党軍部が描く尖閣諸島乗っ取り作戦は背筋が凍りそうならシナリオだ。

平和ボケの日本国民にとっては衝撃的な内容ではなかったか。

 

日本は、日米安保条約に守られているから安心だなどと、ほざく輩には一考の価値がある筋書きではなかったか。戦争大嫌いの日本人にとっては、到底受け入れられないシミュレーションなのだが、要は、自分の国を本気で守ろうとしない日本国、国民を、アメリカだって本気で守ってはくれないという当たり前のこと。

 

もはや海軍の軍事的バランスでは、日本の自衛隊は中国海軍には勝てないそうな。

沖縄の海域を挟んで自衛隊と中国海軍がさしのにらみ合い、長距離ミサイルを放たれれば自衛隊の艦隊は白旗を上げざるを得ないそうな。

 

ガッカリ、アメリカが助けてくれると思いきや、巧妙な中国共産党は、アメリカが日本に手助けできないようなシナリオを作り上げ、アメリカ艦隊は黙って見守るほかないという。

 

国内の安倍政権批判では、狂犬のように吠え暴れ振る舞う、左派野党や偏向メディアは、こと、中国問題になると、借りて来た猫のようにおとなしくなるのは何だろう。勝てないと白旗を上げているからか。彼らは、とにかくあらゆる中国問題は、タブーとして語らず報じない。

 

彼らには、元々中国共産党による日本海域包囲網など関心はないのかもしれない。野党の議員たちは自分の保身だけ、政権批判で税金のただ食いをすれば満足する。左派偏向メディアだって、政権批判を煽って視聴率が稼げれば飯のタネになる。誰も日本国家、国民の行く末など考えちゃいない。

 

自分の国を守ろうとしない、血を流すのは嫌、日米安保条約はアメリカ軍が守るものと決め込んでいる。こんな卑怯者国家をアメリカが同盟国であっても守るはずはないだろうに。

 

偏向メディアは、日本と中国の軍事バランスの是非、日米安保条約は機能するのか、もう一度、リベラルぶった専門家を集め討議でもしてみたら如何か。イヤ、そんな恐ろしいシナリオ、想像するだけでも放映出来ないか。

 

20年後には、尖閣の島々は中国の五星紅旗が威風堂々と強風に負けずなびいているのだろう。