[日本から外交特使・堀河公とその使節団が、条約改正を求めて王国へ来訪。だが彼らを狙う藤堂十兵衛なる暗殺者も入国しているという噂が立っていた。使節団を出迎えるプリンセスを守るため、メイドとして同行するアンジェ達。ところがそこにはもう一人、ちせという少女が堀河公を追ってきていた。彼女は十兵衛と雌雄を決するために来たという。]

ちせの加入編。
アンジェと同行することになったちせが、途中ケガをして泣きわめく少年に、東洋のまじないだ、と言って「痛いの痛いのとんでけー」と伝える。
それは父からの伝授であるとも。
そしてラスト、自らの胸の痛みに対してそれを念ずるも、痛みが治まらない、と涙する姿。
「まじない」を介して伝えられる、ちせと父との関係、そして情。良いプロットでした。

今までで一番面白かったのですが、夏コミ期間中につき時間がなく、涙を呑んで簡潔版で。

・プリンセスとメイド軍団。
PrincessPrincipal05-01
PrincessPrincipal05-02
暗殺者十兵衛の話は伝わっており、危険性が高いため、通常の外交使節ではなくメイド軍団による護衛つき。
日本からの使節・・・後半、幕府からの密偵云々って言葉が出て来ましたので、時代設定としては19世紀末ではなく、世紀中頃〜後半の頭ですかね。

・ちせ。
PrincessPrincipal05-03
PrincessPrincipal05-04
PrincessPrincipal05-05
その子ども体型を利用して、とにかく身軽、というのが存分に。

今回アクション場面もかなりの見応えで、まずは最初の、ちせvsアンジェ+ドロシー。
PrincessPrincipal05-06
PrincessPrincipal05-07
PrincessPrincipal05-08
まずは列車の屋根に何者かが飛び乗った気配を察してアンジェが。
PrincessPrincipal05-09
PrincessPrincipal05-10
PrincessPrincipal05-11
続いてドロシーがやってきてハサミ撃ちを目論むも、ちせの超人的な身軽さにかわされてしまいます。
そして追撃するアンジェの飛翔。
PrincessPrincipal05-12
PrincessPrincipal05-13
PrincessPrincipal05-14
いや、よく動きます。加えてロケーションをうまく使ったアングルの移動。
ここで軽く小競り合いを見せていたことにより、後半の決戦場が列車の外と内、という対比にも効いておりました。
堀河公によりなんとか誤解が解けて、休戦。
PrincessPrincipal05-15
PrincessPrincipal05-16
堀河公も走ってる列車の屋根側に身を乗り出すなんて、けっこうアクティヴですな。

・東洋のまじない。
PrincessPrincipal05-17
ここが墓石の場面の伏線になっていたとは。
同時に、機械のような殺人者、武芸者ではなく、ちせの少女らしい優しさでもありましたし、心憎い構成でした。

・ちせとアンジェのバディ。
PrincessPrincipal05-18
PrincessPrincipal05-19
PrincessPrincipal05-20
美術も良かったですねー。

・十兵衛一味の襲撃。
PrincessPrincipal05-21
ドロシーが負傷。
列車の機関車部分を切り離し、客車だけにして並走する列車につなぎとめる、という荒っぽい攻撃。

・戦力は多い方が良い。
PrincessPrincipal05-22
十兵衛と戦いたい、私も連れて行ってくれ!
冒頭の堀河公一行の挨拶でも膝をつく場面があって、プリンセス側が驚いてましたけど、これも最後の「西洋式挨拶」と繋がってきてました。

そしてここからの連携がもう良すぎ。
PrincessPrincipal05-23
PrincessPrincipal05-24
PrincessPrincipal05-25
PrincessPrincipal05-26
ちせの軽快な殺人剣アクションと、中空を舞うアンジェの太腿が素晴らしすぎて、ただもうポカーンて見ているだけでありました。

・十兵衛の侵入。
堀河公、プリンセスの元に肉薄し、側近が次々と斬られていき、ついにベアトも!?
PrincessPrincipal05-27
首チョンパかに見えましたけど、あの発声装置の機械がひっかかった、てことですね。

列車を止めに向かうアンジェとプリンセス、そしてちせと十兵衛の死闘、決着。
PrincessPrincipal05-28
PrincessPrincipal05-29
PrincessPrincipal05-30
十兵衛が父を殺した仇だとちせは言ってましたけど、いまわの際にちせを慈しむように頭をなでる十兵衛。
父を殺した、というのは比喩で、十兵衛こそが実の父であった、それゆえに敵方からもれた「裏切り」の言葉・・・このあたり、物語としては少し尺が足らなかった感はありましたけど、十分に伝わってきました。

・墓石の前で。
PrincessPrincipal05-31
PrincessPrincipal05-32
PrincessPrincipal05-33
皆が去っていったあと、東洋のまじない。
でも胸の痛みがまったく消えなくて。

二度に渡る剣戟アクションを見せながら、同時にこのリリシズム。
たいへん感銘つかまつりました。

そして、仲間入り。
PrincessPrincipal05-34
PrincessPrincipal05-35
PrincessPrincipal05-36
西洋式の挨拶で、しめ。

次回はドロシーの過去らしい。