[棋界に数人しかいない中学生棋士としてデヴューし、16歳で最年少タイトルホルダー、竜王となった九頭竜八一だったが、タイトル奪取後の3ヶ月、ひどいスランプに悩まされていた。そんな折り、自室のマンションに帰ると、一人の女子小学生が「お帰りなさい、お師匠さま」と言い待機していた。なんでも竜王戦最終局の会場となった旅館の娘で、八一の弟子にしてもらうために押しかけてきたのだった。]

原作、雑誌連載のコミカライズを読んでますが、めちゃくちゃきれいにアニメ化してくれて吃驚仰天感謝感激であります。
もっとも、前竜王の顔や将棋雑誌の表紙が渡辺明棋王(初代永世竜王)だったり、姉弟弟子設定が林葉−先崎設定みたいだったり、いろんな小ネタの方が気になって、綺麗な画面に集中しにくかった、というのもありましたが。
でも、ネタをしっかりと消化してくれているとも言えますので、たぶん現状で望みうる最適なアニメ化だった、と思います。

・雛鶴あい。(CV:日高里菜)
マンションに帰ると、幼女が!
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竜王戦最終局の舞台だった旅館の娘らしい。
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雛鶴あい、9歳、小三。

・弟子にしてください!
将棋を始めるのは早ければ早いほどいいですからね。
このあたりはヴァイオリン等擦弦楽器と同じかな。
(某森九段みたいな例外中の例外は無視するとして)
そこで対局試験、なぜか平手で。
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小学三年生が相懸りをするな。(笑)
普通は矢倉か美濃からでしょ・・・こういう考え方ももう古いのかな。
ワタクシは居飛車党でしたが、どちらかというと受け将棋でしたので、この相懸りとか角がわりとかがすこぶる苦手でした。
先手の場合はまだしも、後手になるとほとんど勝った記憶がありません。(涙)
もっとも、どちらも避けようと思えば避けられますけどね。

小学生のくせに、大きく振りかぶるあいちゃん。
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棋歴はまだ三ヶ月。(^_^)

・伊藤看寿の将棋図巧、第百番、寿。
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東洋文庫の「詰むや詰まざるや」じゃないですか!
テレビアニメでこんな絵を見る時代がやってこようとは。
もっともワタクシは、この直前にある九十九番「煙詰」の方が好きですけどね。

ちなみに、現在ですとミクロコスモスという千手を越える異様な詰め将棋が発表されていますが、この611手というのは発表から約二百年、最長の手数でした。
しかもこれ、伝承では看寿13歳の時の作品だったとか。
他に長編詰め将棋としては、若くして亡くなられた奥薗幸雄さんが戦後すぐに発表された「新扇詰」という873手の名作があります。

・女の戦い。
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幼女のシャワー!・・・と喜んでいたら、別の女の声が聞こえてシャッフル化するあいちゃん。
ここでアイキャッチ、前半終了。
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将棋がテーマですけど、やっぱりあいちゃんですね、本作の肝は。

・空銀子。(CV:金元寿子)
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八一の年下の姉弟子にして、女流タイトル2つを持つ中学生女流棋士、通称・浪花の白雪姫。
女流棋士ですが、奨励会にも在籍していて、この時点で二段。

・女のバトル。
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あいちゃんは北陸、和倉温泉の出身らしい。
そして将棋世界の表紙を飾る、銀子さん。

「女王」というタイトル名を聞いて、「あなた、SMの人ですね!?」
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小三で「えすえむ」という単語を知ってるのですか。
挑発もしっかりやっています。

・師匠宅で。
ヤローは基本的に回顧しない方針なのですが、この師匠もけっこうイカれてます。
そのうちおいおい出てくるでしょうけど、ここではまだただの中年のおっさん。
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その清滝師匠に弟子入りした頃の、八一と銀子。
そして、その右手の決意の強さが表われる、あいちゃん。
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清滝師匠からは、八一への内弟子入門が許可されました。

・清滝桂香。(CV:茅野愛衣)
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八一の師匠・清滝九段の愛娘、おっぱい枠。
こちらも清滝門下ですが入門時期の関係で、銀子、八一より年上ですが妹弟子。
この人がある意味作品の裏ヒロインかな。
女流棋士になれるかどうか、という時期の身を切るような悲愴な戦い、今から楽しみです。

で、あいと銀子の火花はまだまだ激しく散っている、というところまで。
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・関西将棋会館。
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できて30年近くなるはずですが、ほんとに綺麗な建物になってよかった、と今でも行くたびに思います。
その前、阿倍野区北畠にあった関西本部の建物を憶えている身としては。(笑)

・研修会試験と、マントを羽織った対局者。
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のちに研究会仲間となる女子小学生3人もチラッと映ってました。

・御上段の間の掛け軸。
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八一が関東の棋士・歩夢と対局していたときの部屋。
木村十四世、大山十五世、中原十六世、そして谷川十七世名人の掛け軸でございますな。
こんなところまで再現してくれるとは。
さすが西遊棋(関西若手プロ棋士の集まり)監修だけのことはあります。

この他、細かなネタが随所にありましたけど、やはり主眼はあいちゃんと銀子、桂香さんといったきれいどころかと思われますので、言及は自重しておきます。
ともかく、第一話の感想としては「すごく良かった!」
このグレードでいけるとこまでいってほしいです。