[大戦が終わり9年が経った。マーリヤ・ノエルは違法に妖精を取引するオークションに警備担当として忍び込み、そこで幼なじみ、ヴェロニカ・ソーンと再会する。だが彼女は「昔のヴェロニカはもういない」と言ってマーリヤを拒絶。オークションで暴れ回るヴェロニカとマリヤの上司で妖精兵でもあるフリーが交戦する。そんな中、マーリヤも妖精兵としての力に目覚める。戦いの跡、マーリヤはフリーから、違法妖精取締機関「ドロテア」への加入を打診される。]

「妖精兵」の名前が踊るTVCMを見たくらいで、ほとんど予備知識なしで視聴したのですが・・・第一感は昨年7月期に放送された『天狼』の主人公性別逆パターン・・・みたいな印象でした。
キャラ作画はP.A.Worksらしい精緻に描きこまれたすばらしい画面でしたが、デザインがやや好みから外れるので、感想を続けるかどうかはもう少し視聴してからになるかも。
お話も決して悪いわけではないんですけどね。

そんなわけで、簡単に。

・マーリヤ・ノエル。(CV:市ノ瀬加那)
Fairy_gone01-01
ヒロインというか、主人公。
物語の視点としての役割・・・ただし、いくつか隠されていることもありそう。
妖精の里、スーナの出身。
ここではまだ警備員として、身元を隠して潜入していたらしく。

・チマ。(CV:古賀葵)
Fairy_gone01-02
オークションに出品されていた商品の一つ。
妖精の匂いをかぎわけられる感覚があり、マーリヤが誤って逃がしてしまい、その後行動をともにすることになるみたい。

・フリー。
マーリヤの警備会社での上司。
しかしその実は妖精兵で、違法妖精取締機関「ドロテア」の一員として潜入調査をしていたもよう。
実力はヴェロニカと互角。

・ヴェロニカ・ソーン。(CV:福原綾香)
Fairy_gone01-03
マーリヤと同郷、かつ生き別れになった女性。
オークション荒しをしつつ、ある人物の命令、もしくは依頼で動いているらしい。
当面はマーリヤとは敵対、もしくは目的を異にする立場。

・妖精郷スーナ。
Fairy_gone01-04
ヴェロニカとマーリヤはここの生き残り。
村は焼かれ、今生き残っているのはこの二人だけらしい。

・妖精兵。
「妖精」と名付けられてますけど、ファンタジーやメルヘンとはまったく無縁の世界観、存在で、憑依者の中に入り、呼び出しによって現れるスタンドみたいな存在かな。
Fairy_gone01-05
ヴェロニカとフリーは最初からその妖精兵、そして作中でマーリヤも妖精兵となりました。
後少なくともまだ一人、冒頭で「ウルフ」と呼ばれていたフリーの知己もいるようです。

さて、まだ方向性がつかめませんが、骨の太い作品になっていきそうです。