全国の皆様も、ピティナ予選が落ち着いた頃ですね。
私も審査員として、兵庫県西宮、滋賀県大津、
千葉県市川に伺い、熱演を聞かせていただきました。
コンクールでは何ヶ月も同じ曲と向き合い
もっと上手になりたい、と何度も練習を重ねます。
遊びたい日も、お友達と出かけたい時も
ピアノに向かいます。
本番では、大人でも足が震えるような静かな舞台で
一人きりで演奏します。
発表の時間、胸が潰されるような緊張感…
号泣するほどの嬉しさ、そして悔しさ。
私はその涙こそが本気で挑戦した証だと思います。
そこまでしなくても良いのでは、と思う方も
いらっしゃるでしょう。
でも子供時代に何か1つのことに本気で打ち込み、
成功の喜びや失敗の悔しさを心の底から味わう経験は
人生の中でそう何度もあるものではありません。
スポーツでも同じような経験はできるかもしれません。
でもピアノは少し違います。
舞台に立つのは自分1人。誰も代わってくれません。
緊張も努力も結果も全て自分自身で受け止めます。
その経験は子供の心を大きく育てます。
私は、コンクールは
賞をもらうためだけのものではないと思います。
トロフィーはいつか色あせるかもしれませんが、
この経験は一生色あせることがありません。
だからこそ、この頑張りこそが宝物だよ、
あなたが誇らしいと、讃えてあげましょう。












