1993.7.28、神奈川県横須賀市久里浜の歩道で、 すし屋店員松本保彦さん(当時25)が
血まみれになって倒れているのを同僚が見つけて警察に通報した。
松本さんは病院に運ばれたが、出血多量で死亡が確認された。
 松本さんは28日午後11時ごろ、 現場近くにある勤め先のすし屋の前で、
同僚たち四人と立ち話をしていたところ、 自転車で通りかかった男が
「じゃまだ」などと言いがかりをつけてきた。
松本さんはなだめようと男を連れ出したが、戻ってこないため、
十分ほどして同僚たちが探したところ、約二百メートル離れて松本さんが倒れていた。
 松本さんは胸に刃物のようなもので刺された跡があった。