2019年10月17日

毎日新聞メディア時評:「消費税減税派の声も」

もう消費税は上がったからしかたない、じゃなくて、メディアは減税派の声も伝えてほしいということを書きました。

https://mainichi.jp/articles/20191017/ddm/005/070/002000c


  
Posted by mikako0607jp at 06:03

2019年09月26日

『ポバティー・サファリ』、八重洲本大賞など

●序文を書かせていただいたダレン・マクガーヴェイ著『ポバティー・サファリ』が発売になりました。「リアル・トレインスポッティング」とも英国で呼ばれた本作は、アーヴィン・ウェルシュが「プログレッシヴな左派の知的・精神的なリハビリ・マニュアル」と評した本で、2018年のオーウェル賞を受賞しています。



「右と左」だの「上と下」だの大きなポリティカル・ワードで抹消されてきた「ひとりひとりの人間」はどこに行ったんだ(猛烈な反省をこめて書いています)、貧困者は政争の道具ではない、左派は貧困者にも尊厳があるというのなら貧困者から自分の人生に対する責任を取り上げるな、「責任」の概念を保守派に独占させておかしな色をつけさせるな、という貧困家庭出身の著者の叫びに、師匠アニーの言葉を思い出しました。

底辺託児所を設立した彼女の理念は、「この子たちは他の子どもより早く自立しなければならないのだから、その基盤をつくるのが私たちの仕事です」だったのです。
いや、そうだったのです。それを長らく忘れていたということにこの本を読んで気づき、ショックを受けました。

というわけで、わたしも本書でちょっとリハビリさせてもらいました。
袋小路に入った左派の未来を力強く照らしている本かもしれません。

●八重洲ブックセンターの八重洲本大賞に『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』がノミネートされたそうです。他のノミネート作を見ると例によって「場違い感」が半端ないですが(みすずのギャンブラー・イチハラのタコ本の姿も。今回はライバルですな。笑)、ノミネートされただけで光栄です。どうもありがとうございました。  
Posted by mikako0607jp at 07:46