2025年11月06日
「英国のマムダニ」と呼ばれる政治家登場
●ニューヨークのマムダニ市長当選で、英国のメディアも大騒ぎです。で、実は「英国のマムダニ」とも呼ばれている緑の党の新党首(9月に選ばれたばかり)について、今週発売のAERAの巻頭エッセイに書いていました。誌面には載せてもらっているらしいのですが、なぜかネットのほうにアップされていなかったみたい(前回と同じ「保守党じり貧」記事がタイトルだけ変えてまた出ていた)なので、連絡して誌面と同じ記事をアップしてもらいました。
息子の大学も、昨年は右に行ってる子がけっこういるという話でしたが、いまは「緑の党一色になってきた」そうで、なんかもう、変わるスピードが速すぎてどうなっとるんだという気がせんでもないのですが、こんな世の中にしたのはSNSだ。いいにつけ、悪いにつけ。
ちなみに、ヤニス・ヴァルファキスは彼について「a breath of fresh air」と言いながらも、やっぱり自分はコービン新党を支持したいようなことを言ってます。が、オーウェン・ジョーンズは緑の党推しでガーディアンに称賛記事を書いたり、ポランスキー党首と対談したりしている。もはやこれは世代の問題かもという気もしています。
わたし個人としては、コービン新党はあの「醜い内部対立」はどうなっとるんだというか、頬かむりして何もなかったような顔をしてもダメージが大き過ぎたのではと思う。そもそも無効とされたサイトで入党登録しちゃった人たちのお金の行方はどうなってるんだという問題も含め、ぐちゃぐちゃしている政党より、みんなまとまってる緑の党のほうが信頼できるという気持ちはわかる。コービンは、10年前も「人をまとめるのが下手だから、党首になるのは……」と言われてましたが、やっぱりそこは変わってないんだなあ、と彼を支持してきた人ほど痛感していると思う。
●『私労働小説 負債の重力にあらがって』に推薦コメントを寄せてくださった哲学者の谷川嘉浩さんが、なんとステップ・バイ・ステップでその推薦コメント執筆作業について解説する(!)記事をnoteに書いておられました。ボツにした推薦コメントとその理由なども詳しく書かれていて、感謝の気持ちでいっぱいになると同時に、こういうことを記事にしちゃうアイディアに感服しました。推薦コメントの執筆法、興味ある人はぜひ読んでください。
(ちなみに、記事中であの本の「あとがき」は書評家泣かせと書いてくださってますが、誰も書評を書いてくれないかもしれないから、自分で書いちゃおうというアイディアだったと、わたしもここで明かしておきます。笑)
息子の大学も、昨年は右に行ってる子がけっこういるという話でしたが、いまは「緑の党一色になってきた」そうで、なんかもう、変わるスピードが速すぎてどうなっとるんだという気がせんでもないのですが、こんな世の中にしたのはSNSだ。いいにつけ、悪いにつけ。
ちなみに、ヤニス・ヴァルファキスは彼について「a breath of fresh air」と言いながらも、やっぱり自分はコービン新党を支持したいようなことを言ってます。が、オーウェン・ジョーンズは緑の党推しでガーディアンに称賛記事を書いたり、ポランスキー党首と対談したりしている。もはやこれは世代の問題かもという気もしています。
わたし個人としては、コービン新党はあの「醜い内部対立」はどうなっとるんだというか、頬かむりして何もなかったような顔をしてもダメージが大き過ぎたのではと思う。そもそも無効とされたサイトで入党登録しちゃった人たちのお金の行方はどうなってるんだという問題も含め、ぐちゃぐちゃしている政党より、みんなまとまってる緑の党のほうが信頼できるという気持ちはわかる。コービンは、10年前も「人をまとめるのが下手だから、党首になるのは……」と言われてましたが、やっぱりそこは変わってないんだなあ、と彼を支持してきた人ほど痛感していると思う。
●『私労働小説 負債の重力にあらがって』に推薦コメントを寄せてくださった哲学者の谷川嘉浩さんが、なんとステップ・バイ・ステップでその推薦コメント執筆作業について解説する(!)記事をnoteに書いておられました。ボツにした推薦コメントとその理由なども詳しく書かれていて、感謝の気持ちでいっぱいになると同時に、こういうことを記事にしちゃうアイディアに感服しました。推薦コメントの執筆法、興味ある人はぜひ読んでください。
(ちなみに、記事中であの本の「あとがき」は書評家泣かせと書いてくださってますが、誰も書評を書いてくれないかもしれないから、自分で書いちゃおうというアイディアだったと、わたしもここで明かしておきます。笑)
Posted by mikako0607jp at 23:28
│
2025年10月29日
無印良品の「人と物」シリーズで米原万里さんについてお話しさせていただきました。
米原万里さん、、、についてわたしが語るなんて恐れ多いにもほどがあるという企画でしたが、こんな機会を逃したら二度とないぞと思い、のこのこお受けさせていただきました。
ちなみに、記事の一番下のほうに小さな文字で出てくる、無印良品の商品との思い出を語る欄で話しているのは、ほかならぬ岩波の猛獣編集者のことです。
ちなみに、記事の一番下のほうに小さな文字で出てくる、無印良品の商品との思い出を語る欄で話しているのは、ほかならぬ岩波の猛獣編集者のことです。
”「そういえば、ライターになったときに初めて使った名刺入れが無印良品のものでした」というブレイディさん。「担当編集者がわたしの名刺を作ってくださり、銀色の無印良品の名刺入れに入れて『これで取材に臨みなさい』と渡してくれました」”
Posted by mikako0607jp at 22:29
│