2006年06月30日

M専フットボール

さて、フッティーも中休みということで、いろんな意味でゆっくりさせていただいてたんですがまた再開っつうことで、ジャーマニイVSアルジェンティーナ戦は、イングランドの人々にとっては宿敵2チームが勝手に殺し合ってどっちかが必ず死んでくれるみたいな、そういうおいしい一戦として歓迎されています。大和の国におきましては、”日本代表に足りなかったものは何なのか”みたいなW杯後追い記事もそろそろ出尽くし、飽きられ、チップスの包み紙(になるこたあないのか、日本では。英国でもさすがにもう見ないけど、不衛生だから。アイルランドではまだ新聞で包んであったりするよ)になり果てたことかとお察しいたしますが、わたしのもとへも幾つか関連メイルが寄せられておりますのでご紹介させていただきます。

ジャパーンは所謂”縄文坊ちゃん”の国で、ANCIENTの昔から殺しあって生存競争をする必要のない恵まれた国だったらしいですから、フットボールのようなスポーツは向かないんです。僕んちの人(注:Y.Sさまの奥方はフレンチ)は、「ピースフルでフラットな日本の国歌には勝つ意志がない」と言っています。・・・・・Y.Sさま

サポーターたちが観戦後のゴミをきちんとまとめて持って帰る国だからね。フットボールには勝てないと思うよ。HAHAHAHAHA ・・・・・昔の同僚James(注:こいつ、ビジネスの場では一応親日家)

攻めのサッカーって、Sっ気のある国には向いてます。でも日本人って、気質的にMですから、いたぶられて我慢して守るサッカーをすればいいのに、と思いました。・・・・・K子ちゃん

日本人がM気味っていえば、ちょっと前にチャンネル4が40代のS専コールボーイ(コールおやじだったけどね、もう)のドキュメンタリーを放送してたんだけど、この人の自宅に東洋人男性のクライアントがやってきて地下室でフィストファックされるときの(映像はさすがに見せてくれなかったんだけど)声を聞かせてくれて、東洋人男性が「ああ、あああ、ああっ、ぎゃあああっ」とか苦しむその声がなんとなく日本人のうめき声じゃないかと思ってしまう発音だったんですよ。その後、当該クライアントがコールボーイに攻められてつい漏らしてしまった(というか全面的に噴射してしまった)SHITの残骸を見せてくれましたが、さすがに排泄物の形状では国籍を判断することはできませんでした。

M専フットボール説には大きく頷く部分はありますが、でもそれじゃ0-0で終わることはできても、永遠に勝てませんよね。やっぱ点も入れないと。たまには攻められるだけじゃなくてお前も入れてみろ、ひいひい言わせながら非情にぐりぐり。みたいな。ってこういうことを書いちゃったりすると、またわたしのことを桃色チャットルームのサクラか何かと勘違いしているらしい血走ったメイルを送付して来られる方々がおられるやもしれず、わたしには無料でその筋のサーヴィスをプロヴァイドせねばならぬいわれも、またすすんでプロヴァイドしたいという奉仕精神も全くございませんので、この辺でお開きに。

  

Posted by mikako0607jp at 20:49

2006年06月26日

インダストリアス・ジャパーンとノット・ソー・プリティ・イングランド

テリイはオーウェン負傷前からサジェストしていた*日本VSブラジル戦は、ブラジル人の友人宅で、ブラジル出身の若い衆に囲まれ、みんなでちらし寿司を食しながら観ておりました。

サムライ・ブルーたちが「やあやあ我こそは」なんつってちんたらやってる間に、サンバ・ボーイズたちが”大地の鼓動”って感じでくりくり腰を回しながらがんがん点を入れてましたね。貴様が何処の何様かなんてどうでもいいんだから黙って無情に確実にぶすっと殺せ。それがフットボールというものだよ。

ヒッサツシゴトニン・パープルとかもいいかもしれないですね、次回の日の丸スローガンは。えっ?なぜパープルかって?いや、インダストリアスなだけじゃ色気がないんでね、ちょっといいかなと思って。

*「ノット・プリティ(な試合)ではあったが、勝ちは勝ち」というベッカム主将の発言が新聞の見出しにも使われている昨日のイングランド戦ですが、今朝のワイドショー関係はベッカムのマッチ中のピューク・シーンを繰り返し流しており、朝っぱらから人が吐く映像はあんまり観たくないんですが、少なくとも4回は目にしました。ほんとにノット・ソー・プリティ。しかし、ほんとに具合が悪かったんですね、彼は。それでも点を入れるから、なんだかんだ言ってもSomethingがあるんだと思いますよ、あの男にも。

ところで、オーウェン負傷によるイングランドのフォーメイションの変化。これ、実はわたしの偏愛するフットボール・パンディットであり、元イングランド代表監督であり、次期イングランド代表監督からもヘルプを要請されているんだけども役人気質のFAと喧嘩別れした人なので無理なんじゃないかと言われているEL TELことテリイ・ヴェネブルズが、先々週のニュース・オブ・ザ・ワールド紙でサジェストしていたフォーメイション(写真)と全く同じ。つまり、彼はオーウェンが負傷する前から、4-5-1で行けと言ってたわけで、この記事が発表になった日、ラジオのDJなんかも「スヴェン(エリクソン監督)よ、頼むからニュース・オブ・ザ・ワールドのテリイの記事を読んでくれ」とずいぶん言ってたの。オーウェンには悪いけど、負傷による変更がかえっていい結果を生んだかも。

ところでBBCとITVのW杯フットボール中継。わたしは今年もITVのほうが好きです。テリイがITVに出てるってのが大きいけど。BBCは、むかし鹿島でプレイしてたレオナルドを今年は新パンディットの一人に迎えていて、日本戦の折にはリネカーとレオナルドの日本フットボール談義が聞けるかと思ってましたが、全然そういうことはなくて、話はロナウドの復活の話題に集中。そんなもんよね。誰も気にしちゃいないって。

*十年もこっちでフッティーを観ていると、もう日本の”サッカー”のことはわからないし、日頃テレビでプレイを観たり、紙の媒体でゴシップ記事を読ませていただいたりしているプレイヤーたちもみんなイングランドの人たちなんで、もう日本戦を観ていても強い感慨はなくなりました。「日本とイングランドのどっちを応援してるんですか?」みたいなメイルをいただきましたが、わたしはイングランド戦のほうが観戦に力は入ります。だって、自分の生活に実際に影響を及ぼすのはこっちだもん。負けた場合には、連合いがまた鬱に陥って家の中が暗くなるので困ったな、とか、勝ち進んだ場合にはまた観戦にどやどや人が集まるので飯を多目につくんなきゃとか、ビール買い足しておかなきゃとか。観念とか主義とかそういうクソ難しいわりにふわふわした問題じゃなくて、もっと日常的かつ切実な部分で。

  
Posted by mikako0607jp at 20:59

2006年06月20日

WAGsのW杯

ママはアタシ。WAGs。それはWives And Girlfriendsの略称。最近新聞の見出しにおどっていることの多い言葉ですが、これ、いったい誰のワイフやガールフレンドを指しているのかといえば、フットボーラー(サッカー選手)のこと。

英国には「Footballers Wives」なる人気ドラマシリーズもあり、21世紀のこの世の中でセックス・ドラッグ・アンド・ロックンロールを体現しているのはロックンローラーでもグルーピーでもなく、フットボーラーとそのWAGsなんだよ、ということを見事なほどデフォルメしてみせ、大ヒットシリーズとなりました。

ってなわけで、W杯開幕と共にジャーマニイ入りし、買物にパーティーに明け暮れているらしいWAGs関連記事が毎日のようにタブロイドの紙面を賑わせているわけですが、ザ・サン紙が”一番ホットはWAGは誰?”みたいな投票をやっており、1位はアシュリイ・コールのGF(この人は素人さんじゃないですからね)だったよう。下のURLのCLICK HERE FOR SLIDESHOWのところをクリックしてみてください。イングランドの主力選手たちのWAGsの写真が出てきます。

http://www.thesun.co.uk/article/0,,3-2006270516,00.html

なんとなく、スヴェン(エリクソン監督)のパートナー、ナンシー(写真)をママ、ヴィクトリア・ベッカムをチーママとした中洲のクラブの女の子たちみたいにも見えますね。

ルーニイの彼女のコリーンはタレントでもモデルでも何でもないんですが、ルーニイの恋人だというだけで一年間の所得が100万ポンド(二億円程度ですか。取材や企業プロモの手伝いの謝礼が中心だそうで)に達しているというお嬢さん。そりゃあ100万ポンドも稼がしてくれるんだったら、浮気されたぐらいじゃ別れられないだろうな。

ベッカム嫁は、今回はサングラス60個、ジーンズ30本(心労で痩せたときのことを考えて3サイズ持って行ってるらしい)と共にジャーマニイ入りしているらしく、コリーンはフェイク・タン専門のエステの姉ちゃんまで現地に連れて行ってるらしい。まったくConspicuous Consumptionとは彼女たちのためにあるような言葉ですな。そういう意味ではとっても80年代的だといえますね、WAGsってのは。

  
Posted by mikako0607jp at 19:53

2006年06月19日

SOMETHINGって、何なんだろうね。

Nancy Del'Oweno*昨日もフッティーを見ておりました。コリアンVSフレンチが面白かったですね。しかし、何なのでしょうね、コリアは。何か憑いてるんじゃないでしょうかね。でもまあ前回のW杯からですから、単なる超常現象がそんなに都合よく何度も起きるわけがないし、何かがあるんでしょう、彼らには。フットボール強国の調子を軒並み狂わせてしまう何かが。

語彙の貧しさを興奮で誤魔化すことの多さで有名なBBCのフットボール・パンディット、イアン・ライトに言わせれば、コリアは"They kept going, kept going, kept going, kept going..........(イアン・ライトですから興奮しながらこれを十回ぐらい繰り返すわけですが)....., I can't believe it, they've got something"だそうですが、ジャパーンにはそのSomethingが無いのは確か。何人選手を海外に出そうが監督変えようが、そのSomethingが無い限りは勝てないだろうな。

*そのジャパーンのジーコ監督は、Guardian紙の伝えるところによれば「日本代表の調子が出ないのは、日本のテレビ局のせい」だと仰っておられるらしいですな。「日本でのテレビ中継のためにFIFAが日本戦の時間帯を二試合とも午後三時キックオフに設定したのがけしからん。一番暑い時間帯に二試合もさせられて、選手の体力は限界に達している。人々はフットボールよりビジネスを重視しているようだ。とジーコは激怒している」という内容の記事が出ておりました。

http://football.guardian.co.uk/worldcup2006/matchreport/0,,1800644,00.html

こちらの日本戦中継では、ナカタくんが「Industrious」(よく働く、熱心な、勤勉な・・・リーダーズ英和辞典より)とさかんに誉められておりましたよ。IndustriousからSomethingへ。の転身がこれからのジャパーンの課題じゃないかと思いますが。それにしても、そのSomethingって何なのでしょう。

フットボールはWARまたはSEXと比較して語られることの多いスポーツですが、鍵はその辺にありそうな気がします。

*翻ってイングランドはというと、明日のスウェーデン戦では、どうもイエローくらってる上に腰がまだ完全ではないらしいジェラードを休ませ、代わりにオーウェン・ハーグリーヴスがスタートするんじゃないかという噂が広まるにつれ、マスコミのハーグリーヴス叩きが激化中。Guardian紙フットボール頁のおなじみ「おちょくりギャラリー」にも、写真のようなハーグリーヴス合成写真(これはスヴェン(エリクソン監督)のパートナー、ナンシーをハーグリーヴス化してみたもの。でも、彼のほうがナンシーよりはるかに女顔だよな)が続々と寄せられた模様。

http://football.guardian.co.uk/gallery/0,,1797226,00.html

そもそもハーグリーヴスはイングランド・サポーター間では評判が芳しくない人で、前述のイアン・ライトなど「誰ひとりとして評価してないのに、スヴェン(エリクソン監督)だけは評価しているらしい不思議な選手」とテレビの生中継で発言したりしていたずらに国民の”ハーグリーヴスへの不信感”を煽っており、彼が代表の試合に出てくるときまってうちの連合いおよびその友人、隣家の息子なども「ああああ。こいつが出てくると嫌な予感がするんだよなああ」「ここでハーグリーヴスを出すのは自殺行為だろう」「貴様はジャーマニイに帰れ」と一斉に叫び出します。

スヴェン(エリクソン監督)という人は、自分の外見が地味なだけに、どうも顔がきれいな選手に弱い。という噂があり、ベッカムに頭があがらないのもそのせいだと言われていますが、ハーグリーヴスへの偏愛もその辺に理由があるのかも。

  
Posted by mikako0607jp at 21:18

2006年06月16日

まだ二試合しか終わってないというのに

シャツがかわいいぞ。*朝っぱらかSKY NEWSで、”これまでのイングランド代表の軌跡”みたいなビデオを流していて、例によって「Three Lions」のIt's coming home, it's coming home, it's coming, football's coming homeの大合唱をBGMにパラグアイ戦とトリニダード・トバゴ戦の名シーンを編集したものを見せていた。ふっと脇を見てみれば連合いが真っ赤な目をしているのでどうしたのかなあと思ってると、ビデオが流れ終わった時にはニュース番組のキャスターの男性まで目を真っ赤にして女性キャスターからティッシュの箱を受け取っており、「イングランドが勝ち進んでいる。世の中にこれ以上重要なことなんてないですね。ニュース・キャスターの身でこういう事を言うのもなんですが」と涙ながらにつぶやいている。「もしかして、君も泣いてる?」と率直に連合いに尋ねてみれば、「生きていて、何かポジティブなことがあるってことはいい事だよ」と目頭を押さえてるし。

まったくもう、みんな揃ってアホなのかしら、この国の男たちは。

*昨日は辛勝。だっただけに各地での観戦の盛り上がりも凄かったよう(写真の聖ジョージのシャツかわいいよな。ナショナリズム云々の問題はこの際おいといて、袖なしヴァージョンがあったら一枚欲しいかも)。

ジェラードが一点入れたことでようやくイングランドのW杯が始まった気がするんですけどね、わたしは。ルーニイの復帰よりも。

*しかし、バカにはしながらも「Three Lions」という歌は、十年もこっちの男と一緒にイングランド代表の試合を見ているとついほろっと来るのもわかる歌詞ではあるんだよな。イングランド・サポーターのフットボール・アンセムとしては常に不動のNo.1なのもよくわかる気がします。

同曲の歌詞はこちら。

  
Posted by mikako0607jp at 20:59

2006年06月15日

ジャーマニイで押収されてるフーリガンの凶器

なんかネオナチがらみの方々もいるみたいで。*っちゅうことなんだけれども(写真。クリックで拡大可)、ブラックやシルバーやレッドのギザギザしたものは、これ、もしかして手裏剣?日本代表もどうせネオジャパネスクでいくというなら、サムライ・ブルーなんて官僚的スローガンを掲げてないで、ニンジャ・ブラックとか、イガモノ・シルバーとか、そういうイメージで行って欲しいですね、ぜひ次回は。

*ブラジルの試合はブラジル人の友人宅で観ました。W杯のブラジル戦は必ず彼女んとこで観ることにしています。いつもブラジル出身の若い衆が集って熱い観戦風景が展開されており、4年前の決勝の際などはミニ・サンバ隊まで結成されてました。初戦の試合運びには、知らない人が見たら負けたと思うんじゃないかというぐらいみんな批判的で。「ロナウド、フットボールやめてスモウやれ」「へらへら笑うな、ロナウジーニョ」等の罵声がとんでおりました。

やっぱりフットボール強国ってのは、厳しいですね、自国代表チームに。これはイングランドもそうなんですが。日本のニュースをネットでチェックしてると”俊輔、雪辱のゴール”なんて見出しも出てたようですが、これが英国のマスコミだったら”肝心なときに1マイル前に出過ぎだろ、川口”とかそういう見出しになると思います。

*「日本代表はSweetでFragileって感じでキュートなんだけど、男の子は時にはBrutalに入れてくれないとセクシーじゃないわね」なんて台詞を、わたしのブラジル人の友人のようなエロい外見の女がビキニのトップにホットパンツ一丁といった装いでつぶやいたりすると、いったい何の話をしているのかわからなくなってしまうのですが、確かにフットボールというのはそういうスポーツなんですよね。

そこ行くとやはりキュートにちまちま動きながらも、Brutalに入れるときには入れるのがコリア。あの真っ赤な盛り上がり、日本では「愛国心丸出しで気持ち悪い」とかいう人もいるようですが、前回のW杯のときから、英国では「共感できる」「かわいらしい」と評価されており、逆に他国のユニフォームを着て泣いたりしている日本人のほうが無気味っていうか、よくわからなかったようです。コリアの熱い盛り上がりが嫌いな日本の人々は、W杯時のイングランドなんてもっともっと嫌いになると思いますよ。

*そのイングランドの二戦目がもうすぐ始まるんですが、ルーニイが出るとか出ないとかで相変わらず朝から大騒ぎしてます。まだ出す必要ないと思いますけどね。血の気の多い子なので、早くから出すとまたすぐ負傷して、肝心なときに使い物にならないといったことになりそう。

  
Posted by mikako0607jp at 21:25

2006年06月13日

ナイーヴなサムライ・ブルー

*仕事の取引先なんかでも「僕はW杯は見てないよ」なんて言う英国人がいると、クールで格好いいなあ。わたしもこのように生きてゆきたいものであるよなあ。とつくづく思ってしまうのですが、なんだかもう昼間はティーンエイジャーのガキども、夜はダンプの運ちゃん関連、が何処からともなくどやどや集ってきてはインディアンやピッツァを食いながらどんちゃん騒ぎでW杯観戦。になってしまっている何処までもCOMMONな我が家です。

*というわけで昨日はサムライ・ブルーの試合を見せていただきましたが、むかしから日本戦中継になるとこちらのTVコメンテーターが必ず使うのが「よくやってる。でも、やっぱりナイーヴ」の台詞。何年たっても同じことばかり言われています。ナイーヴっつうと日本だとピュア、とか、繊細、とか、ポジティヴなイメージの言葉として使われがちだけども、英国でナイーヴっつうとそりゃ、世間知らずのガキ、甘ちゃん、つまり、ぼさっとしたアホ。みたいな悪いコノテーションのほうが先に立つのであってけっして誉め言葉ではありません。(ブリティッシュ・ボーイを口説き落としたいなんていう大和の国のお嬢さんたちも、「あなたってナイーヴで素敵」なんて言ったところでこちらの青年たちからは、シャイな瞳をきらきらさせて彼は私のほうを見た。そして重なるふたりのシルエット。みたいなロマンティークな反応や展開は期待できないのであり、それどころか「ふざけんなよ、このアマあ」と怒鳴りつけられることも貧民街などでは十分にあり得ます)

だからサムライ・スピリットのサムライ・ブルーなんてナルシスティックなエリート様のようなことをぬかしとっても駄目だ、もっと野太くいやらしい民百姓のスピリットで行け、とわたしは以前より申しあげておったのですよ。「体力とか技術の差じゃないよな、もう」と連合いおよびその友人・同僚らも漏らしていた通り。

*フットボールと気質の問題。といえば、イングランドの選手とスヴェン(エリクソン監督)の戦略の気質的ミスマッチがまたもや取り沙汰されています。一点取ったら引いて守る、みたいなイタリー的戦術が身にしみついている(からこそ裏で糸を引いてるのはやっぱりイタリア人パートナーのナンシーじゃないかみたいな話にもなるわけですが)スヴェンのやり方は、”美味しい物を食ってきれいな姉ちゃんと懇ろになってエンジョイするために人生はあるんだぜ、ゆっくり行こうぜ、マンマミーア”なイタリア人には合うだろうが、好戦的なアングロサクソンには合わない。行けるときにはガンガン行って攻めまくりたいのがイングランドの選手たちの気質だ。というわけなんですが、あんだけ暑さに弱いとなると、そりゃ点を取れるうちに取れるだけ取って、後半バテバテになって多少取り返されても勝てるようにしとく。ってのが得策。って気はしますね、確かに。

*というわけで、生活および仕事の一部までW杯がらみになってる関係で、しばらくはフッティーの話題一色になっちゃうと思います。何処までもCOMMONな人間なので、わたしは。

  
Posted by mikako0607jp at 21:30

2006年06月11日

W杯が冬に開催されない限り

ゲイにオオウケのキャプテン写真*イングランドは優勝できないのか。といった感のあるセカンド・ハーフのだらだらの体たらくで、「イングランドの選手はやっぱり暑いのは駄目」みたいな発言が前回の日韓W杯同様にとびまわっている初戦明けのイングランドですが、勝ったとはいえ「あんなネガティヴな勝ち方でどうする」みたいな不安がイングランドを襲っていますよ。そんなにこちらの方々は手離しで喜んでないです。過去に裏切られ過ぎてますから。

*写真は昨日のミラー紙の一面。なんでもブライトンのケンプタウン(ゲイ・コミュニティーの中心地)では、朝っぱらからきゃあきゃあ言って走ってきてミラー紙を買ってゆく男性が多かったとニュースエージェント勤務の友人が申しておりました。ちょっとまなざしが憂いを含んだりしてて、確かにゲイ層狙いが見え見えの写真ですね。

*W杯のはじまりと共に英国でも気温がぐんぐん上昇し、今週末のブライトンはリゾート感覚が頂点に達しておりますが、かたーい仕事をやってますよ、今日は部屋で。一部ではセレブの下ネタばかり書いているくるくるぱーだと思われているらしく、まあそのPerceptionは非常に的確にわたしの特質を言い当てているとも言えるわけですが、本業ではおっさんくさいかたい話ばっかり扱っているので、一貫してくるくるぱー性を発揮できないが辛いところなのよ。かたい話やってると腰までStiffになっちゃうし。ところで、ジェラードの腰は大丈夫みたいで、良かったですね。ふたご座は今みんな腰をやられる星まわりなのかと思っちゃいましたもん。

*「United 93」のレビューあげました。素晴らしかったです。

http://www.geocities.jp/mikako0607jp/0.html

*あと、メイルの話なんですが。あまりに迷惑メイルの類が多く届くもんで、「初めまして」だの「お久しぶりです」だのいうニュートラルな件名のものや何だかよくわからないものはずっと前から開かずに全部捨ててます。サイトをご覧になってメイルくださってる方(でも「サイトを見た者です」みたいなのも不可。これも迷惑メイルの件名としては一般的なので)は、その旨わかるような、わたしだけがピンとくるような件名でいただければ幸甚です。

  
Posted by mikako0607jp at 20:34

2006年06月07日

見渡す限り聖ジョージの旗だらけ

うちの近所もびらびらすごいよ。*クリスマスの屋外デコレーションにしろ、W杯やユーロ時期の聖ジョージ・フラッグのびらびらにしろ、やたらめったら気合を入れてしまうのはワーキングクラスの人々であり、ミドルクラス以上の方々が住んでいるお品のよろしい地域では写真のような状況はまず見られない。

これは貧困エリアほど”貧乏人の子沢山”なので、子供たちを喜ばすために親が頑張るからである。という説もあるけど、それよりもまず、あれなのよ。やっぱワーキングクラスなエリアほど博多弁で言うところの”のぼせもん”が多いということであり、それにほら、スノビイな方々は、いくらW杯を楽しみにしていたとしても、バッド・テイストな装飾を住宅の外側にごちゃごちゃつけて自分のお住まいやストリートの品格を落とすような真似はできないしね。もともと地に落ちてる品格だったら、屋根の上にハリボテのサンタクロースをおっ立てようが、住宅の窓という窓全てを聖ジョージの旗で塞ごうが、それ以上落ちる心配がないのでご近所からも苦情の出ようがないし。ある意味、気楽なのよワーキングクラスって。というわけで現在、うちの近辺の家々もえらいことになってます。すっかり聖ジョージの街。と化していて、びらびらびらびら至るところで布きれが翻っており、祭りだ祭りだ豊年祭うりーいいいい(Byさぶさぶ)。って感じ。

*有名人のそっくりさんを使用したピーピング形式の風刺コメディ映像クリエイターAlison Jackson女史については、これまでも「Double Take」「Not The Royal Wedding」「Tony Blair, Rock Star」等の作品を紹介した際に当日記でも書いてきましたが、彼女の新作「Sven: The Coach, The Cash & His Lovers」が今週木曜日の夜10時からチャンネル4で放送されます。

題名からも想像できる通り、W杯直前の今回は、エリクソン監督およびW杯イングランド代表チームをおちょくった内容らしい。月曜日にMore4で先行放送されたようなんですが、わたしはそのことをすっかり忘れてしまい、のんきに「X Factor」のセレブ版なんか観てしまってました。More4で放送を観た隣家の息子のガールフレンドによれば、「Alison Jacksonは最近勢いが落ちているように感じた」そうですが、一見の価値はあると思います。特に、彼女の以前の作品を観たことのない方々には強くお勧め。

More4のサイトで「Sven: The Coach, The Cash&His Lovers」のビデオクリップ視聴可。

http://www.channel4.com/more4/microsites/S/sven/

*仕事が暇になると同時に腰痛も緩和されたんで、「United 93」観てきました。これ、良かったよ、いろんな意味で。またゆっくりレビューしますけど。本年度第二4半期のNo.1かな(第一4半期は「The Proposition」だったから)。

  
Posted by mikako0607jp at 20:30

2006年06月03日

久々に晴れてて、でも腫れてるの。

かわいいよね、やっぱり。*Sandi Thom嬢(写真)の"I Wish I Was A Punk Rocker(With Flowers In My Hair)"いよいよチャート1位になりそうな勢いらしい

かわいいよね、やっぱり。同曲のビデオはこちら

*昨夜はLater With Jools Hollandで、黒い蝶タイびしっときめたモリッシーを堪能。

こう、中年の鬱とかミッドライフ・クライシスとかうよく言うけれども、若い時からずっと鬱でクライシス続きの人の場合、中年になると逆に楽になるんじゃないのかなということを最近のモリ蔵を見ていると顕著に感じます。で、自分もわりとそうなんじゃないかと。わたしも若い時より今のほうが全然精神的に楽なので、若さを恋しがるやつの気が知れん。あんな大変なもの、もう二度と嫌じゃ。

*腰痛の件につき、漢方薬でいけ、泳ぐといいらしい、ひたすら歩け、背筋で腰痛を緩和しろ、等々、アドバイスをお寄せいただき、皆様のぬくもりをひしひしと感じさせていただき候。ありがとうございました。

*ほんでもってそのような暖かいメイルでもって教えていただいたのですが、日本は訃報ラッシュなんだとか。今村昌平氏の訃報は英国でもGuardianのフィルム頁が大きく取り上げてました。

今村昌平監督といえば、むかし連合いおよび連合いの友人カップル数組とおパリに遊びに行ったとき、ポンピドゥーセンターで日本映画の上映会か何かやってて、「楢山節考」のポスターが貼ってあった。ほんで「あれはどういう話なのか」と訊かれたので説明していると、わたしの説明のしかたが悪かったのかなぜか爆笑されてしまい、なんかその、いくら貧窮しているとはいえ、老人を山に捨てに行く。ってのがいきなりシュールでおかしいらしい。

んで、その数年後、その時一緒におパリに行ったカップルの家へお祝い事で招かれて行ったら、連合いの友人が自分の母親に「そんなわがまま言うと、山に捨てに行くぞ」などと言っており、その母親も母親でまたウケてげらげら笑っていて、ああ、この家庭ではこのネタがもうファミリー・ジョークとして定着してしまっているんだな。と実感した。英国人のユーモアのセンスって、黒いよ、庶民レベルでも。やっぱり。

  
Posted by mikako0607jp at 20:26