2007年03月28日

長編メロドラマ更新。BGMは、これで

http://www.youtube.com/watch?v=MILNn9j6m6I

お願いします。

帰省前に全部あげる。つもりです。

*先日エントリーしたINUのPVの作者さんは、Kaeちゃんのお知り合い(いま、お尻愛って変換がでちゃったんですけど、別にそっち系の方ではないですよね。だってエロ作品群は”おのこ”感に満ちてますし。これで女性だったら大うけしますけど)だったようです。いやー、しかし、世の中狭いっすねー。関西の人のかほりがするな、とは思ってましたけれども。しかし、ほんとにKaeちゃんとは以前もこういうことがありましたね。とかここで書いてるより返事書けって感じですが、書きます、明日。

*今日は子連れでロンドン行ってきましたけど、春を通り越して夏でしたね。長編メロドラマをアップしながら思うんですが、むかしは夏と言われる月でも寒かったよなー。8月でも革のライダースとか、ウールのコートとか着てた覚えがあるもん。半袖なんて一年で二週間ぐらいしか着れないから買わなかったし。まあ夏がくるのはいいことです。去年は腹ボテで何をやっても暑苦しかったので、今年はエンジョイしたいと思います。

  

Posted by mikako0607jp at 08:12

2007年03月27日

プラダを着たテニスン警部。アルモドバルわが愛。その他

Volver

最近、乳児連れ映画鑑賞会やDVDでけっこう映画をみとるんですが、印象に残ったもののみまとめておきたいと思います。

 

     「プラダを着た悪魔:The Devil Wears Prada

プラダを着たテニスン警部。でしたね、こりゃ(わからない人は3月8日のエントリー参照)。メリル・ストリープは、「Prime Suspect(邦題:第一容疑者)」をハリウッドで映画化して、テニスン警部を演じたかったんですものね。いつしか映画化の話は立ち消えになりましたが。なるほどテニスン警部を女の多い業界で仕事させて思いきり喜劇化したらこうなるな、と思いました。で、テニスン警部オリジナルのヘレン・ミレンが別の役でストリープを負かしてアカデミー賞獲ったってのも因縁。見ようによってはそういうドラマもあったんですね、今年のオスカーの主演女優賞戦には。

 

「ボルベール 帰郷:Volver

ペネロペのような女優でさえ肉感的に撮ってしまう肉感的なゲイ、ペドロ・アルモドバル。

こういう大らかな女の愛し方ができるのは、男じゃない。女でもない。その間の人たちだ。

アルモドバルへの愛を熱く深く更新いたしました。

色がまたいいね。グレーの入ったスペインの原色。おお。アルモドバル・ワールドそのものを表すような言葉ではないか。

 

「恋愛睡眠のすすめ:Science of Sleep

エモーション=コンセプト が、「エターナル・サンシャイン」だったとすれば、これは

エモーション<コンセプト。よって、牧のうどんで肉うどんが食べたかったのになぜか素うどんが出てきて、やかんを持ったおばちゃんが近付いてきてどんどんスープを注ぎ足してくれるんだけど、そげんザバザバ注いでくれたっちゃスープだけじゃあたしにはやっぱ淡白過ぎるばい。みたいな、そういう映画でした(例えが大変ローカルですが。7年ぶりの帰国なのですでに気持ちが飛んでいます)。

 

「クィーン:The Queen

何回もしつこく書いてますが、これは「The Deal」というCH4のドラマ(「The Queen」も最初はGranada ProductionsITVの製作会社―がドラマとして作るつもりだったらしい)の続編にあたる作品。「The Deal」はブレア首相とブラウン蔵相の労働党党首(すなわち首相)の座をめぐる争いと二人の“密約”を描いた話でした。で、「The Queen」はダイアナの死を利用して女王以上の権力を勝ち取り、歴史に残る人気者首相にのし上がるブレアの話。ときたら、スティーヴン・フリアーズ監督は、「The War」か何かのタイトルで、イラク戦争参加で国民に嫌われ落ちぶれるブレア首相の話まで撮って、ブレア政権三部作にするべき。っていうか、きっとそうするんじゃないかな。それを予感させる台詞を最後のシーンでヘレン・ミレン演じるエリザベス女王が発していますね。

  
Posted by mikako0607jp at 09:12

2007年03月25日

長編雑文更新。

今回はダブリンにおけるわたしのバスキングの経験なども盛り込まれております。

http://www.geocities.jp/mikako0607jp/0002.html

*UK、その他の日本国外にお住まいの方で、拙著購入の件にご興味をお示しになってくださった方々へ。

まだ肝心のブツが届いとらんとです。もうちょっと待っとっちゃりんしゃい。

  
Posted by mikako0607jp at 08:43

2007年03月21日

Fatboy Slimの「Praise You」のビデオなんかより

よほどすごいものを見てしまいました。狙いは明らかにその辺だったのでしょうが、超越してしまっています。最近PCを買い換えたという噂のわが妹などは、絶対に観るように。後半、人数が増えるあたりからは圧巻。天才の仕事です。

INU/気い狂いて(PV)

http://www.youtube.com/watch?v=E5zfLIF6RFo

*こっちは出だしに無理があるものの、単調な曲と動きがぴたりと合ってくるあたりから軽いトランス状態に陥ることができます。うちの坊主はこっちがお気に入りのようで、だーだー言いながら机上のものを破壊しつつノッています。

INU/メシ喰うな!(PV)

http://www.youtube.com/watch?v=LSkwZmfA7Kw

このかた、他の作品はエロ系が多いようですが、もっとこの路線で行っていただきたい。ファンになりました。

*長編メロドラマ雑文を更新しています。いよいよ最終章です。日本に帰る前には全部アップしようと思ってるんですけどね。と書くことによって自分を律しているんですけどね。

http://www.geocities.jp/mikako0607jp/0002.html

  
Posted by mikako0607jp at 00:48

2007年03月08日

ヘレン・ミレンは「Prime Suspect(邦題:第一容疑者)」

バッサバサ。

どうも最近のアカデミー賞は実在する人物に“そっくり”の演技をした俳優にしか賞を与えないのかといった感があり、そんなにモノマネがいいんだったらコロッケや栗田貫一を出しときゃオスカーはとれるということになるんだが、“実在しない人物を自分の想像力で生きた人間のようにクリエイトする”というところにこそ俳優というプロフェッションの芸術性があるはずで、それだからこそ「ガラスの仮面」の姫川亜弓と北島マヤなんかも同じ役柄を全く違う解釈で演じ、亜弓さんが毎回「マヤ、あの子やはり天才だわ・・・」とうちのめされるのである。“そっくり演技”だけなら緻密に研究する亜弓さんのほうが絶対うまいはずだもの。

 

んで、今年の主演女優賞のヘレン・ミレンも、「クィーン」でのエリザベス女王の“そっくり演技”で受賞している(おなじ“そっくり演技”なら、ブレア首相を演じたマイケル・シーンのほうが一枚上手なんだが)。彼女は海外では舞台の世界の人のように思われているようだが、実際に一般の英国人に「ヘレン・ミレンといえば・・・」と訊いてみたら10人中9人は「Prime Suspect」と答えるだろう(当然ながら、これからは「クィーン」も増えるだろうが)&(「カリギュラ」や「コックと泥棒・・・」と答える好きモノも一部にはいるかもしれないが)。

 

Prime Suspect」は1991年から昨年のファイナル・スペシャルまで続いたITVの名作ドラマ。ミレンはジェーン・テニスンという女警部を演じており、昨年「クィーン」公開時にITVのチャット・ショー「Parkinson」に出た折、「舞台が活動の中心だった私に“映像で演じる”ということを真の意味で学ばせてくれたのは“Prime Suspect”だった」と言っている。このドラマのミレンは、なんというかこう“ミゼラブル・クール”みたいな女で、男の世界で男たちの部下を持ち、歳を取っても働き続ける女を凄味をきかせながらリアリスティックに演じている。ドラマ自体も脚本が大変よく出来た犯罪ものなのだが、本ドラマが“英国のTV史上に残る名作ドラマ”と呼ばれる理由は、やはりヘレン・ミレンが北島マヤばりの想像力と芸術性でクリエイトしたテニスンのキャラによるものだ。

 

先日、「あるスキャンダルの覚え書き」でジュディ・デンチがブリジット・ジョーンズの老齢サイコ・ヴァージョンをやっていたと書いたが、このドラマのミレンは、ブリジット・ジョーンズとジュディ・デンチのちょうど間ぐらいに位置しており、ブリジット・ジョーンズぐらいの年齢なら、まだ正月に「今年は煙草をやめる」だの「酒量を減らす」だの決意して「やっぱり駄目だった。ああーん」ときゃらきゃら日記につけとけば済むんだろうが、テニスンの年齢になるともう長年のチェーン・スモーキングで肌はボロボロ、あえてダイエットなんかしなくてもストレスで痩せていて見るからに早死にしそうな不健康さだし、長年の孤独の友としてつきあった酒のおかげでアルコール依存症となりAAに行かされるし、と、きゃらきゃらどころではないヘヴィさが漂ってくる。

 

思えば、テニスンは「キャリアも男も子供も、みーんな欲しいの、あたしい」みたいな女たちが出現する前の時代の“旧キャリア・ウーマン”を体現しているのだ。この旧式の女たちは、「でも、みーんな手に入れるのは大変だから男の助けが必要だしいー。だから男なんて適当におだてて騙して使っちゃえばいいのよー、職場でも家庭でもー」といったことのできない人種であり、常に本音で男とぶつかり、本気で戦おうとして見えない壁にぶちあたる。若い頃から「××さーん、これお願いしますうー。いつもすみませえーん、きゃらら」などということが死んでも言えない性分だったが故に、結局何でもかんでも自分ひとりで背負い込み、仕事が忙しくて家庭も失った孤独な女。そういうテニスンの姿に、英国の40代、50代の働く女性たちは心から共感できるらしい。

 

わたしが最初にこのドラマを観た時に驚いたのは、またなんつーバサバサした女性像を中心に据えたドラマなのかということであった。たぶんこれ、日本のドラマだったら、強烈なキャラだけど実は女性的な情愛のある人で、みたいな要素をどっかに入れるよな。もうちょっと顔を柔らかくするメークにしてみるとか。そうでなきゃ日本では(特に男性の視聴者に)ドラマの女主人公として好かれないもん。と思った。

 

しかしながらテニスンは職場の男性たちにも視聴者にも一切媚を売らない。だからドラマの中の人というより、本当にそこにいて、男社会で「うるさいばばあ」と言われながら働き、苦しみ、時代に逆行するかの如くスパスパ煙草を吸いながら今日も目の下に真っ黒なクマをつくって仕事をしている、生きたキャラに見えるのである。ミレンが創造したこの実在しない人物は、実在するエリザベス女王のモノマネなんかよりよほどリアリスティックで存在感がある。

ヘレン・ミレンの“生涯のはまり役”はテニスンである。それはアカデミー賞受賞前からそうだったし、受賞後でも何ら変わることはない。とわたしは思う。

  
Posted by mikako0607jp at 09:48

2007年03月06日

みなさん、週末はいかがでしたか?

わたしは数年ぶりというぐらいの良い週末を過ごさせていただきました。いろいろ書きたいことはあれど、また出来合いのもののみをアップして寝させていただきます。

長編雑文更新しました。第四章は今回で終わり。次からは最終章です。

http://www.geocities.jp/mikako0607jp/0002.html

*ところで、拙著の著者直接販売の件に知人の書店の在庫数よりも多い数のお問い合わせ・お申し込みをいただきました。日本国内の方々を想定していたのですが、UK内や他の国々の方からもメールをいただき、なるほど海外在住の方々のほうが入手困難であったのだなあということを思い知りました。

メールくださった方々には個別にお返事させていただいておりますが、まだ来てない方々には、二、三日中には必ず書きます。お待ちくださいませ。

本件に関するお問い合わせ、お申し込みは、ここで締めきりにさせてください。よろしく。

 

  
Posted by mikako0607jp at 10:50