2014年01月28日

『すべすべの秘法』レヴュー

http://www.ele-king.net/review/film/003586/

拙著収録『初戀』に続き、今泉浩一監督の新作をレヴューさせていただきました。
  

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2014年01月22日

Benefits Street

英国在住の方々しかご存知ない話題だが、
チャンネル4の「Benefits Street」の第3エピソードにわたしは泣いた。
わたしが底辺託児所シリーズで書きたかった世界が映像としてここにある。

http://www.channel4.com/programmes/benefits-street

年頭から英国で大きな話題になっている(賛否両論の)番組だが、
http://en.wikipedia.org/wiki/Benefits_Street

餓死者を出す福祉後進国もやりきれないけれど、
無職者を国蓄として金だけ与えて飼って来た社会。もやりきれない。

ヒューマニティー。の意味を考えさせられる番組だ。
英国在住の方々はぜひ見ていただきたい。

  
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2014年01月16日

餓死する人を出さない社会

エレキングの連載を書いた後で、日本のニュースサイトを見てたら
「なぜ日本では餓死者が出るのか」
ということが話題になっていて、こりゃもはや祖国のほうがUKよりよっぽどアナキーじゃんと思った。

底辺託児所で働いていた頃は、生活保護や失業保険で生きている人たちの子供を預かる施設で働いていたわけだから、当然多くの人々に、
「日本では、無職者への福祉はどうなっているのか」
と質問された。
で、わたしがいつも答えていたのは、
「日本では働かない人は死ぬしかない。そういう社会です」だった。
が、メタファーだった筈のその言葉が、リアリティーになる日が来ようとは思ってなかった。

映像を配給する仕事の人や関係者。がもし読んでおられたら、ケン・ローチの『The Spirit of '45』を日本公開していただきたい。
作品の出来・不出来は別にして、これはいま日本人が見るべき映像だ。というか、目からウロコだと思う。

もう一度、リンクを貼る。
http://www.ele-king.net/columns/regulars/anarchism_in_the_uk/003559/


日本人は国際的評価を異様なほど気にする民族だが、英国人から見れば、日本国民が「社蓄」とかであることよりも、平気で餓死者を出す社会であることのほうが、「ひゃー、何それ(Fucking hell!)」な世界びっくりニュースだ。

ケン・ローチは、レフト・ユニティーという政党を設立した理由について、
「ヒューマニティーの揺れ戻しが必要な時代だからだ。これほどキャピタリズムに傾いている社会には、ゴリゴリの極左政党が必要だ」
と語っているが、日本のほうがよっぽどそれを必要としているように思う。








  
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2014年01月14日

キャピタリズムと鐘の音


ケン・ローチの新左翼政党について書きました。

http://www.ele-king.net/columns/regulars/anarchism_in_the_uk/003559/  
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2014年01月02日

『ライフ・オブ・ブライアン』はキリストへの驚くべきトリビュートだ

と、リチャード・バリッジという英国の神学者が言っているそうだ。

http://www.telegraph.co.uk/news/religion/10543149/Monty-Pythons-Life-of-Brian-extraordinary-tribute-to-Jesus-says-theologian-decorated-by-Pope-Francis.html


この人は英国国教会の聖職者であり、キングス・カレッジ・ロンドンで神学を教えておらえる学部長でもある。さらには、最近、ローマ教皇から最高の神学者に贈られる賞も貰ったばかりだそうで、カソリック以外の神学者がこの賞を受賞したのは初めてのことらしい。

『ライフ・オブ・ブライアン』と言えば、モンティ・パイソン最大の問題作とも呼ばれ、公開当時は「聖書を冒涜した」と英国国教会もカソリックも怒り狂い、公開禁止になった地域もあったが、あれから35年になろうとしている今、新たな神学界のリーダーとも言える御仁はこのようなことを言っている。

「あの映画はキリストの生涯や彼がした仕事、そしてその教えに対する驚くべきトリビュートだと思う。彼らは、実際には、それを冒涜することや、ジョークにすることは出来なかった。彼らがやった事は、英国の何処にでもいるような人々を選び、彼らの背景をあの時代の設定に置き換えることによって、頭の固い人々や、何でも盲目的に信じる人々に関する素晴らしい風刺劇を作った。そして人々は派閥に分割されて行く・・・・・。それはキリストの教えが他者を迫害するために使われてきたということへの素晴らしい風刺である。了見の狭い人々や、原理主義や、他者への迫害に対する風刺でありながら、同時に、たった一人それらを超えたところにいたのがキリストであるということを描いている。卓越した作品だと思うが、あの頃(公開当時)の教会はそれに気づかなかった」

・・・・だから、わたしも8年前に言ってたでしょう。(ちょっと言い方は違ったけれども)
http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/50306740.html


『時計じかけのオレンジ』をマイ・オール・タイム・フェイヴァリットと最近うっかり書いてしまいましたが、あれは嘘です。『ライフ・オブ・ブライアン』です。
また元旦に見てしまいました。

ちなみに、今年の映画界にはこういう話もあるようで。
http://news.walkerplus.com/article/43546/

  
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