2016年12月29日

ああやっぱり、キンクスが好き。

    ついに見てきました。キンクスのミュージカル。

http://sunnyafternoonthemusical.com/

「俺たちはマスウェル・ヒルの労働者階級の社会主義者だ!」というセリフで、
観客の白いじいさん、ばあさんが一緒に叫んでる。
レイ・デイヴィスの有名な言葉なんだなと。

なんか今年いろいろあったことを考えると、せつないやらアイロニックやら
それでもやっぱり感動してしまうやらで、最後は歌い踊りながら慟哭。
英国の労働者階級。
わたしはもう宿命的に彼らが好きなんだと思った。
彼らのことを、彼らが死なないうちに書き残したい。

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で、話はころっと変わるんですが、
どうもこれまで耳にしているところでは、
来年の日本は、いろんな人がすごい本を出すので、
書き手が書店を復活させる年になるといいと思う。

ブライトンのHMVが閉店セールをやってるんだけど、
CDやDVDより、レコード(ヴァイナルとは言いたくない)の売り上げがすごい。
と店員が言っていたのと、同じようなものだ。
で、それはキンクスにも繋がっている。
キンクスのメンバーたちを演じていた若い俳優たちは
なにかもう目つきが違っていたから。



ちなみにこの曲は私が生まれて初めて聞いた英国のロック・ソング。
博多はビートルズより、ストーンズより、キンクスやったよね。
この辺、誰かちゃんと探求したほうがいいんやないの。


  

Posted by mikako0607jp at 11:29TrackBack(0)

2016年12月24日

書店でお会いしましょう。年末編

1.図書新聞 12月24日発売新春特大号

  「世界への視座」でUK担当。
  「EU離脱 その決着がつかないバトル・オブ・ブリテン」

2.ユリイカ 1月号 「アメリカ文化を読む」特集号

  エッセイ寄稿。
  「ブレグジット、トランプ、そして平行世界を生きること」

3.週刊エコノミスト 12月26日発売号

  「リベラルの罪 レッテル貼りのポピュリズム」

4.ele-king vol.19 

     連載 アナキズム・イン・ザ・UK 外伝 第10回 「ポリコレ棒とモリッシー」

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1は、いったい英国のEU離脱、あれからどうなってんの?いや、それがさー・・・、みたいな文章

2は、アメリカ文化特集号なのに、ぜんぜん米国のこと書いてない(笑)。けっこうガッツリ書いたロンドンのCM撮影現場の体験ばなし。うちの息子登場。

3は、いまや「Pワード」とも呼ばれているポピュリズムというレッテルについて。

4は、モリッシー本執筆のつらさへの愚痴(笑)。&ポリティカル・コレクトネスの比喩はなぜスティック状のものになりがちなのか。

以上、書店でお会い出来たら幸いです。
  
Posted by mikako0607jp at 04:14TrackBack(0)

2016年12月13日

このクソ忙しい12月、

締め切りも年末進行もクリスマスカード送りもゲラの校正もモリッシー本書きも(←切羽詰まってる順に並記)あるというのに

黙々とツタンカーメンのマスクをつくっているわたし(←息子の宿題)は、無事にクリスマスが迎えられるのでせうか。


ときに、「岩波
書店の社内会議で『ロンドン・コーリング』をかけて『ヨーロッパ・コーリング』出版を実現させた編集者」こと渡部朝香さんが、いよいよ今週、高橋世織さんとEDIT TOKYOでご登壇。

あっと驚くゲスト(!)が客席に座っていらっしゃると聞いていますので、金曜夜は銀座に行きましょう。

http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ge7syj9qcz.html


そして、yomoyomoさんがまたもや律儀に書評を書いてくださってました。
ありがとう、yomoyomoさん。ツタンカーメンができたらメールします。

http://www.yamdas.org/booklog/thisisjapan.html

追記:上記のEDIT TOKYOでのイベントですが、いまレジュメを読ませていただきましたが、すごいです。

これ、編集業や書く仕事をされている方とか、あるいは志されている方とか、ぜったいに面白いと思うし、考えるヒントになると思う。おみやげもある(!)みたいだし、マジでぜひ行ってみてください。後悔しないと思います。

  
Posted by mikako0607jp at 21:51TrackBack(0)

2016年12月04日

ブレグジットで相変わらず国中がわあわあ言ってるときに

これを聞きながらギネスを飲んでるといろんな意味でリアルに泣けてきた
(タイトな革のパンツで自分の睾丸を潰しながら世界平和を訴えている(BYジョン・ライドン))U2のボノみたいな人畜無害(ゆえにマーケティング上手な)説教系文化リベラルとモリッシーが違う理由はこの歌詞の中にある。

https://www.youtube.com/watch?v=KKoS5X4SMrY&list=PLlppHbIZOSvO8jAmQMi07ANP3BDKpWEDB&index=2


モリッシー本はわたしにとって深夜の(つまり半分は趣味の)仕事なんですが、
この曲が入ったアルバムの章が一番長くなると思う。

音楽について書くライターとしては
この章以上のものはもう書けないだろうと思う。

だからもう音楽について書くのはこれで終わりかな。という気がしている。

なんにしろ、驚くほど少数の例外を除き、現在の英国のポップミュージックはまったく英国の地べたをレぺゼンしていない。
そんな音楽にはわたしは何の興味も感じない。



  
Posted by mikako0607jp at 11:22TrackBack(0)